【見守りサービスに関する調査】見守りサービスの利用経験者は約5%。そのうち、「担当者が定期的に訪問して安否確認」「食事宅配、新聞などの配達時に安否確認」を利用した人が各2割強
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■見守りサービスの利用経験者は約5%、現在利用している人は約3%。利用したことがあるサービスは「担当者が定期的に訪問して安否確認」「食事宅配、新聞などの配達時に安否確認」が利用経験者の各2割強
■見守りサービスの利用意向者は25%。現在利用している人の8割弱、以前利用したことがある人の4割強
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、3回目となる『見守りサービス』に関するインターネット調査を2025年5月1日~7日に実施しました。
本調査結果のうち、「見守る側」としての利用状況をお知らせいたします。「見守られる側」として聴取している設問については、調査結果詳細からご覧いただけます。 調査結果をお知らせいたします。

【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター 【調査方法】インターネット調査 【調査時期】2025年5月1日~5月7日 【回答者数】11,833名 |
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1. 見守りサービスの利用状況
離れて暮らす家族などの状態を確認・サポートする見守りサービス。
そのサービスの利用経験者は約5%です。現在利用している人は約3%、別居している65歳以上の高齢者がいる層では5%となっています。サービスの認知率は6割弱です。

※詳細データは【調査結果詳細】でご覧いただけます。
2. 利用したことがある見守りサービス
見守りサービスの利用経験者に、利用したことがあるサービスを聞いたところ(複数回答)、「担当者が定期的に訪問して安否確認し、報告」が23.4%、「食事宅配サービス、新聞などの配達時に安否確認し、報告」が21.6%、「センサーを設置、異常時に家族などへ自動通知」が17.4%です。
別居している65歳以上の高齢者がいる層では、「センサーを設置、異常時に家族などへ自動通知」「担当者が定期的に訪問して安否確認し、報告」「見守り対象者本人や家族から要請があった際に、サービス事業者が駆けつける」が上位にあがっています。

※グラフの続きなど、より詳しいデータは【調査結果詳細】でご覧いただけます。
3. 見守りサービスを利用したきっかけ・理由
見守りサービスの利用経験者が、サービスを利用したきっかけ・理由は(複数回答)、「家族・親族などが高齢になり、体の衰えや物忘れなどが気になるようになった」が40.7%、「家族・親族などが要介護、認知症などの診断・疑いがあった」「家族・親族などが一人暮らしになった、夫婦だけの生活になった」が25~26%です。
4. 見守りサービスの利用意向
見守りサービスの利用意向者は、「利用したい」「まあ利用したい」を合わせて25%です。女性では3割弱みられ、特に女性40代で高くなっています。サービスを現在利用している人では8割弱、以前利用したことがある人では4割強です。

5. 利用したい見守りサービスの重視点
見守りサービス利用意向者の重視点は(複数回答)、「料金」が72.2%、「サービスの種類やプランの充実度」「料金体系のわかりやすさ」「緊急時対応のスムーズ・迅速さ」が4割前後です。
「申し込み手続きの簡単さ」「緊急時対応のスムーズ・迅速さ」「スタッフの対応・技術力」「プライバシーへの配慮、セキュリティ対策」「見守り対象者本人の意向、本人に適したもの」は、女性で比率が高くなっています。「緊急時対応のスムーズ・迅速さ」は、女性高年代層で高い傾向です。
<< 回答者のコメント >>
☆見守りサービスを利用したい理由、利用したくない理由(全3,635件)

利用したい |
離れて暮らしている分、急には帰れないので何かあったときの対処が得られるのはありがたいと思う。(女性40歳) |
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利用したい |
一応、自分以外にのサポートがあるのは、ありがたい。(女性57歳) |
利用したい |
実際先日所在不明になり、どっきりした。原因は電話の故障で無事だったが、確実に生存を確認できる手段が必要と痛感した。(男性55歳) |
利用したくない |
見守りサービスの仕事に乗じて盗難、背乗りなどの犯罪に利用されないか心配。また、見守りサービスが正しく機能しているのか疑心暗鬼になってしまう。(女性38歳) |
利用したくない |
離れていて、何もできないのに見えてしまうと心配が募るため。(女性41歳) |
利用したくない |
自分が受ける側になった場合を想像してみて、センサーやWebカメラなど、監視されているような感じがして嫌だなと思ったから。(女性41歳) |
どちらともいえない |
今は子供たちに見守りされる側なので何とも言えないが、見守りされるのはうれしくない。(女性69歳) |
どちらともいえない |
必要に迫られないとどのように扱うべきか分からない。(男性59歳) |
どちらともいえない |
認知症の伯母達の為に使用していましたが、常にボタンを押してしまう為関係各所に迷惑でしかなかった。(女性53歳) |
<調査結果詳細>

https://myel.myvoice.jp/products/detail/32207 ※上記設問の他に、「利用したいサービス」「見守られる側として利用してもよいサービス」も聞いています。 |
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<お問合せ>
調査結果に関するお問い合わせは、以下のメールアドレスまでお願いいたします。
myel@myvoice.co.jp (MyEL担当)
<会社概要>
マイボイスコム株式会社
【代表者】 代表取締役 高井和久
【設 立】 1999年7月
【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【事 業】 インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベース、AI分析サービス
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階
【企業HP】 https://www.myvoice.co.jp/
*マイボイスコム株式会社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社です。
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