華麗なバレエの歴史を知ることで今の舞台をもっと楽しむ「教養としてのバレエ」入門書
バレエの魅力を歴史から紐解く1冊。イタリアで生まれたバレエは、フランスで発展し、ロシアで花開きました。そして20世紀初頭、ロシア人興行師ディアギレフ率いるバレエ・リュスがパリに逆輸入されるとピカソやシャネルなど文化人を巻き込む大ムーブメントとなり、欧米、やがては新大陸に名門バレエ団を生み落とすのです。バレエ史を通じて今見ている舞台やバレエ演目の源流を知る、「教養としてのバレエ」入門書。
バレエの成り立ちをから栄華盛衰のバレエ通史の入門書として唯一無二、貴重なビジュアル多数掲載。
「ロマンティック・バレエ」から「チャイコフスキー三大バレエ」への流れ、さらにバレエ史上最大のエポック・メイキングである「バレエ・リュス」について、詳細を知ることができます。
最終章は「振付家の時代」として、20世紀の巨匠、21世紀の気鋭の振付家と作品も紹介。現代の生きた舞台に繋がるバレエ史を締めくくります。
著者プロフィール:芳賀直子
舞踊史研究家。バレエ史、なかでも専門はバレエ・リュス、バレエ・スエドワ。明治大学大学院文学研究科演劇学専攻にてバレエ・リュス論文で修士号取得。1998年のセゾン美術館における『バレエ・リュス展』での仕事を皮切りに、各種媒体への執筆、講演、展覧会監修、近年では漫画や小説への学術協力やダンス・ドラマトゥルクも行う。新国立劇場バレエ研修所、Kバレエ トウキョウT. T. C.のバレエ史を担当、大正大学客員教授。
Photo SAI
刊行概要
『ビジュアル最新版 バレエ・ヒストリー』
■著者:芳賀 直子
■発売日:2023年12月16日(土)
■定価:2,750円(税込)
■発行:株式会社世界文化ブックス
■発行・発売:株式会社世界文化社
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