三つ星シェフをはじめ、国内外の食のプロが続々訪れる予約の取れない古民家オーベルジュ、岩手県遠野「とおの屋 要」のシェフ・佐々木要太郎の仕事のすべてが1冊に!
国内外から注目されている佐々木要太郎の仕事
自然栽培の米農家、国内外で絶賛されるどぶろく醸造家、凄腕の発酵料理人。一人三役をこなす佐々木要太郎の『遠野キュイジーヌ―土から考える「とおの屋 要」の米づくり、どぶろく醸造、発酵料理』を小学館より5月24日に刊行する。
佐々木要太郎の仕事は、毎朝の田んぼ仕事から始まる。絶滅寸前だった在来米「遠野一号」を復活させ、もう20年以上、農薬や肥料を使わない自然栽培で育てている。
そしてその「遠野一号」で自家製のどぶろくを醸す。自然栽培の米で醸したどぶろくは、濾してもいないのに雑味がなく、エレガントで鮮烈な味わいだ。とおの屋のどぶろくは、従来のどぶろくのイメージを覆して評判になり、国内外で絶賛された。スペインの食の都、サンセバスチャンの世界的レストラン「ムガリッツ」では、とおの屋のどぶろくのためにコースが作られている。
「とおの屋 要」の料理は独特だ。食材は、その季節に地元にあるものを使い、いわゆる高級食材は出てこない。「その場にある食材」に、独自の手法で発酵という魔法をかけ、最高の料理に仕上げるのだ。その料理とどぶろくを目当てに、一般客だけではなく、三つ星シェフをはじめ、国内外のシェフ、ソムリエ、名だたる酒蔵など食のプロがひっきりなしに訪れる。発酵料理で知られる世界No.1レストラン、デンマークの「noma」のシェフも訪れた。
『遠野キュイジーヌ』と佐々木氏が限定醸造した新酒の限定セットを予約販売中!
国内外から注目される佐々木要太郎の仕事のすべてを美しいビジュアルとともにまとめた初の著作が本書『遠野キュイジーヌ』だが、この本の発売を記念して佐々木要太郎が限定醸造したのが「とおの屋 要」の新酒、米糠を使った酒「マロ」(写真左)と「ピート」(写真中央。右側のワラのケースつき)だ。
シェリー酒のような味わいの「マロ」。「遠野一号」の藁の燻香の効いた「ピート」。どちらも米から作られたとは思えない、日本酒の概念を覆す新発想で作られた「新しい酒」だ。
この気になる「マロ」と「ピート」だが、IMADEYAと伊勢丹新宿店では、新刊の『遠野キュイジーヌ』と組み合わせた限定セットを予約販売している。購入者には、佐々木要太郎と直接触れ合えるテイスティングイベントを企画しているので、それぞれチェックしてみてほしい。なお、「マロ」と「ピート」は今回の限定セットのみの販売となる。
『遠野キュイジーヌ ―土から考える「とおの屋 要」の米づくり、どぶろく醸造、発酵料理』
著/佐々木要太郎(ささき・ようたろう)
定価:3850円(税込)B5判 192ページ
2022年5月24日発売 小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311515
《著者の紹介》佐々木要太郎(ささき・ようたろう)── 古民家オーベルジュ「とおの屋 要」オーナーシェフ。1981年岩手県遠野市生まれ。盛岡大付属高校を卒業後、四代目として、父とともに民宿「とおの」を経営。久しく絶えていた在来米「遠野一号」を2002年より復活させ、無農薬無肥料の米づくりをスタートさせる。2003年、遠野市が「どぶろく特区」を申請したのに合わせ、どぶろく造りをスタート。2011年、民宿の別棟として、1日1組限定の古民家オーベルジュ「とおの屋 要」を立ち上げ、発酵料理の提供を始める。その料理とどぶろくが評判を呼び、一般客のみならず、国内外のシェフ、ソムリエ、蔵元などが訪れ、予約の取れない宿に。スペインの世界的レストラン「ムガリッツ」では、2017年より「とおの屋」のどぶろくのためのコース料理が作られている。2021年「とおの屋 要」は、「The World's 50 Best Discovery 」では東北で唯一選出されリストイン。「The Japan Times Destination Restaurants 2021 」で世界の人々のための日本のレストラン10店舗に選ばれる。世界へ向けた道を歩んでいる。
『遠野キュイジーヌ』と佐々木氏が限定醸造した新酒の限定セットを予約販売中!
くわしくは下記のサイトをご覧ください。
<IMADEYAオンラインストア>
https://www.imaday.jp/c/producer/producer-01/producer-01-03/producer-01-03-04
<伊勢丹新宿店>
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/feature/foods/pickup/2205/2205_01.html
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