親の仕事や世の中の職業について話をする家庭の子供のほうが主体的な傾向。自身の考えを持ち、進路・職業選択においても主体的に行動。勉強への姿勢にも影響
中学生の親対象 子供の進路・職業選択における親の影響力に関する調査
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、中学生の親1,200名を対象に調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。本調査は、親の関わりが子どもの進路・職業選択や行動傾向にどのような影響があるのかを明らかにすることが目的です。
調査結果
【子供の思考・行動傾向×家庭での会話】(レポートP8、14、22)
親の仕事や世の中の職業について話をしている家庭ほど、子供の思考や判断が主体的な傾向。
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自分なりの考えや希望を持っているか
親の仕事の話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(57.9%)。しない家庭より24.0ポイント高い。
世の中の職業について話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(57.5%)。しない家庭より29.4ポイント高い。 -
最終的には、自分で決めようとしているか
親の仕事の話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(55.3%)。しない家庭より25.6ポイント高い。
世の中の職業について話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(54.8%)。しない家庭より30.7ポイント高い。
【進路/職業選択・勉強への向き合い方×家庭での会話】(レポートP25~26、P34~35、P29)
進路・職業選択において自分の考えを持っている子供の割合は、仕事について話をする家庭の方が、しない家庭より2割ほど高い。また、自分の考えを持っている子供ほど、好きな科目だけでなく嫌いな科目にも取り組む。
【世の中にある職業を子供がどの程度知っているか】(レポートP31)
仕事の話をする家庭においては、世の中の職業に対する認知度が高く、話をしない家庭の約2倍。
【将来の選択における子供への理想の関わり方と現実の関わり方】(レポートP19)
<理想>最多が「子供と相談しながら一緒に考えていく」33.8%、次点は「必要なら意見や助言はするが、進め方や判断は子供に任せる」26.3%。
<現実>最多は「子供と相談しながら一緒に考えていく」31.6%、次点は「望ましい進路に向かうよう、助言や手助けをしていく」24.8%。
理想よりも、現実では親が関与している割合が高い。
※本ニュースリリースは一部抜粋です。調査結果全文レポートはこちらをご覧ください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
調査結果の詳細(一部抜粋)
【子供の思考・行動傾向×家庭での会話】(レポートP8、14、22)
親の仕事や世の中の職業について話をしている家庭ほど、子供の思考や判断が主体的な傾向。
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自分なりの考えや希望を持っているか
親の仕事の話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(57.9%)。しない家庭より24.0ポイント高い。
世の中の職業について話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(57.5%)。しない家庭より29.4ポイント高い。 -
最終的には、自分で決めようとしているか
親の仕事の話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(55.3%)。しない家庭より25.6ポイント高い。
世の中の職業について話をする家庭ほど「あてはまる」と回答(54.8%)。しない家庭より30.7ポイント高い。
中学校1-3年生の子供がいる男女に、自身の仕事について子供にどのような話をしているかを聞いた(レポートP8)。
「よく話す」と「たまに話す」の合計値が高い順に、「業務内容」51.1%、「働く目的」49.7%、「仕事で大変なこと」44.4%、「仕事での失敗談」37.6%、「やりがい」37.5%となっている。
10項目の内容のいずれかについて「よく話す」または「たまに話す」を回答した者を「自身の仕事の話をする」、それ以外の者を「自身の仕事の話はしない」に分類し再集計した。話の内容にかかわらず、全体として「自身の仕事の話をする」は70.8%、「自身の仕事の話はしない」は29.3%となった。

自身の仕事だけでなく、世の中の「職業・仕事」について子供と話す機会があるかを聞いた(レポートP14)。
「話したことがある」の回答割合が高い順に「世の中には様々な職業・仕事があること」67.5%、「なぜ働く必要があるのか」62.8%、「職業によって、収入や休みなど条件が違うこと」57.9%となっている。
7項目の内容のいずれかについて「話したことがある」を回答した者を「世の中の『職業・仕事』の話をする」、それ以外の者を「世の中の『職業・仕事』の話はしない」に分類し再集計した。話の内容にかかわらず、全体として「世の中の『職業・仕事』の話をする」は77.2%、「世の中の『職業・仕事』の話はしない」は22.8%となった。

子供が物事(進路を含む)を考えたり決めたりする際の普段の行動や様子を聞いた(レポートP22)。
「自分なりの考えや希望を持っている」について、 「子供に自身の仕事の話をするか」「子供に世の中の職業・仕事の話をするか」をまとめて、家庭での仕事・職業の話の有無別で見ると、親自身や世の中の話にかかわらず“仕事の話をする“場合は、”話はしない”場合よりも大幅に「あてはまる・計」が高く、約6割に上る。
「最終的には、自分で決めようとしている」についても、親自身や世の中の話にかかわらず“仕事の話をする“場合は、”話はしない”場合よりも大幅に「あてはまる・計」が高くなっている。


【進路/職業選択・勉強への向き合い方×家庭での会話】(レポートP25~26、P34~35、P29)
進路・職業選択において自分の考えを持っている子供の割合は、仕事について話をする家庭の方が、しない家庭より2割ほど高い。また、自分の考えを持っている子供ほど、好きな科目だけでなく嫌いな科目にも取り組む。
子供は自身の中学校卒業後の進路選択(高校・大学等)についてどのような様子かを聞いた(レポートP25~26)。結果は、「自分の意志で進路を考え、情報収集や行動(調べる・体験する等)をしている」20.5%、「自分なりの考えはあり、周囲(親・先生・友人)の意見を参考にしながら検討している」40.2%、「自身ではあまり考えておらず、周囲(親・先生・友人)の意見や影響が強く見られる」15.2%、「今は考えていない様子である」24.2%となった。
家庭での仕事・職業の話の有無別にみると、“話をする”家庭の場合では、“話はしない”家庭に比べて「自分の意志で進路を考え、情報収集や行動(調べる・体験する等)をしている」「自分なりの考えはあり、周囲(親・先生・友人)の意見を参考にしながら検討している」の回答割合が高くなっていた。家庭で仕事の話に触れることで、進路選択についても知識や興味を持ちやすくなっているのかもしれない。

「子供に『将来なりたい職業』はあるか」(レポートP32)において、「特定の職業がある」もしくは「特定ではないが、漠然としたものならある」を選択した回答者に、子供は将来なりたい職業に就くために、どのような行動をしているかを聞いた(レポートP34~35)。
家庭での仕事・職業の話の有無別に結果をみると、“話をする”家庭の場合では、“話はしない”家庭に比べて「自分の意志で進路を考え、情報収集や行動(調べる・体験する等)をしている」「自分なりの考えはあり、周囲(親・先生・友人)の意見を参考にしながら検討している」の回答割合が高くなっていた。家庭で仕事の話に触れることで、自身の将来の職業や働き方についても知識や興味を持ちやすくなり、行動につながっているのかもしれない。

子供の「好き・得意な科目」に対する取り組み姿勢を聞いた(レポートP29)。「進路選択に対する子供自身の姿勢」との関係をみると、自身の進路に対して主体性をもって行動・検討できている子供ほど「好き・得意な科目」や「嫌い・苦手な科目」に対して「積極的に取り組む」割合が高くなっていた。


【世の中にある職業を子供がどの程度知っているか】(レポートP31)
仕事の話をする家庭においては、世の中の職業に対する認知度が高く、話をしない家庭の約2倍。
日頃の会話や行動から子供は世の中にある様々な職業をどの程度知っていると感じるかを聞いた。「分野の異なるさまざまな職業について、幅広く知っていると感じる」8.6%、「一般的によく知られている職業については、ある程度知っていると感じる」34.1%、「身近な大人や生活の中で関わる職業については、最低限知っていると感じる」25.9%、「世の中にある職業について、あまり知らないと感じる」17.1%、「判断できない/わからない」14.3%となった。
家庭での仕事・職業の話の有無別でみると、仕事の“話をする”家庭においては、世の中の職業に対する認知度が高く、仕事の‟話はしない”家庭の2倍の差となっている。

【将来の選択における子供への理想の関わり方と現実の関わり方】(レポートP19)
<理想>最多が「子供と相談しながら一緒に考えていく」33.8%、次点は「必要なら意見や助言はするが、進め方や判断は子供に任せる」26.3%。
<現実>最多は「子供と相談しながら一緒に考えていく」31.6%、次点は「望ましい進路に向かうよう、助言や手助けをしていく」24.8%。
理想よりも、現実では親が関与している割合が高い。
子供の将来の選択において、親の立場からどの程度サポートをしていきたいと考えているか「理想の姿勢」と「現実の姿勢」を聞いた。
「理想の姿勢」では、「子供と相談しながら一緒に考えていく」が最多で33.8%、次点は「必要なら意見や助言はするが、進め方や判断は子供に任せる」が26.3%となり、伴走もしくは見守りのスタンスが強い。しかし、「現実の姿勢」をみると、「子供と相談しながら一緒に考えていく」が最多なのは変わらないが、次点には「望ましい進路に向かうよう、助言や手助けをしていく」という誘導するスタンスが挙がった。また、「親が主導して、積極的に関与していく」も、「理想の姿勢」の9.8%から16.5%に伸びており、親としての理想はありつつも現実的にはある程度関与している様子がうかがえる。

調査・分析担当者のコメント
本調査では、親の仕事や世の中の職業について話をする家庭ほど、子供が進路・職業選択に対して「自分なりの考えや希望を持っている」「最終的には自分で決めようとしている」といった主体性が高く、職業知識も豊富な傾向がみられました。さらに、自分で調べたり周囲に相談したりと実際に行動に移している子供の割合も高く、家庭での対話が子供の将来への向き合い方と関係していることがうかがえます。
一方で、親は子供の意思を尊重したいと考えながらも、将来を思うからこそ現実には積極的に関与している様子もうかがえました。将来の選択肢が多様化し、変化の激しい時代だからこそ、親自身もどのように関わるべきか悩んでいるのかもしれません。進路について直接助言することだけでなく、日頃から仕事や働くこと、社会との関わりについて家庭で話す機会を持つことも、子供が将来を主体的に考える土台づくりにつながっているのではないでしょうか。
調査概要
調査対象:中学校1~3年生の子供を持つ就労している男女
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2026年5月26日~28日
有効回答:1,200
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
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