11月公開の映画原作 有川浩氏『レインツリーの国』が角川文庫より9月25日発売
「図書館戦争」シリーズ、『県庁おもてなし課』『植物図鑑』『空飛ぶ広報室』などで知られるベストセラー作家、有川浩氏。作品の映像化も相次いでおり、恋愛小説『レインツリーの国』は、映画初主演の玉森裕太氏(Kis-My-Ft2)、実写映画初出演の西内まりや氏というキャストを得て、2015年11月21日に映画が公開される。
その原作小説『レインツリーの国』が、角川文庫より2015年9月25日に発売されることとなった。
■角川文庫 作品情報ページはこちら→http://www.kadokawa.co.jp/raintree/
もともと『レインツリーの国』は、「図書館戦争」シリーズの第2弾として2006年に刊行された『図書館内乱』の作中に登場する架空の恋愛小説のタイトル。聴覚に障害を抱えるヒロインが登場する作品として、『図書館内乱』のストーリー上で大きな役割を果たす本作は、有川氏によって実際に小説化され、出版社を横断するコラボレーション企画として『図書館内乱』から1ヶ月遅れで新潮社より刊行された。(2009年文庫化)
その『レインツリーの国』が9月25日、『図書館内乱』ほか「図書館戦争」シリーズと同じ角川文庫に登場する。作品が生まれるもととなったシリーズと同じ文庫レーベルからの刊行となる。角川文庫版『レインツリーの国』は11月公開の映画の最新ビジュアルから、玉森裕太氏、西内まりや氏の写真を使ったオリジナル帯で展開される。
『レインツリーの国』
有川 浩 角川文庫
本体定価:473円(税別)
ISBNコード:978-4-04-103432-3
作品情報ページ http://www.kadokawa.co.jp/raintree/
■『レインツリーの国』あらすじ
まだ会ったことのない君に、恋をした――。
きっかけは1冊の本。かつて読んだ、忘れられない小説の感想を検索した伸行は、「レインツリーの国」というブログにたどり着く。管理人は「ひとみ」。思わず送ったメールに返事があり、ふたりの交流が始まった。心の通ったやりとりを重ねるうち、伸行はどうしてもひとみに会いたいと思うようになっていく。しかし、彼女にはどうしても会えない理由があった――。不器用で真っ直ぐなふたりの、心あたたまる珠玉の恋愛小説。
※本書(角川文庫版『レインツリーの国』)は新潮文庫版と内容は同じです
■著者プロフィール
有川浩(ありかわ・ひろ)
高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街 wish on my precious』で2004年デビュー。
2作目の『空の中』が絶賛を浴び、「図書館戦争」シリーズで大ブレイク。その後、『植物図鑑』『キケン』『県庁おもてなし課』『旅猫リポート』で、4年連続ブクログ大賞を受賞。
他著作に『シアター!』『フリーター、家を買う。』『三匹のおっさん』『阪急電車』『ラブコメ今昔』『海の底』『ストーリー・セラー』『ヒア・カムズ・ザ・サン』『空飛ぶ広報室』『明日の子供たち』『キャロリング』などがある。
■映画『レインツリーの国』2015年11月21日(土)全国ロードショー
出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、西内まりや
森 カンナ、阿部丈二、山崎樹範
片岡愛之助(特別出演)、矢島健一、麻生祐未、大杉 漣、高畑淳子
監督:三宅喜重 脚本:渡辺千穂 音楽:菅野祐悟
原作:有川 浩
主題歌:「最後もやっぱり君」Kis-My-Ft2(avex trax)
製作:「レインツリーの国」製作委員会
制作プロダクション:コクーン
配給:ショウゲート
映画公式サイト http://raintree-movie.jp/
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