親世代は散骨を希望する人が約3割、子世代は親にお墓に入ってもらいたい人が約3割
お墓・霊園探しの「ライフドット」が「親世代・子世代のお墓に対する意識」に関する実態調査を実施
株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームライフスタイル(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:間瀬文雄)は、ライフエンディングの総合サイト「ライフドット(Life.)」において「親世代・子世代のお墓に対する意識」に関する調査を実施しました。
- サマリー
■納骨先・方法に対する意識の違い 親世代は散骨を希望する人が26.4% 子世代は親にお墓に入ってもらいたい人が33.6% ■お墓を選ぶときに重視する項目 親世代・子世代ではお墓の管理に対する重要度に差がある ■お墓選びで意見を尊重したい相手 親世代は自分と伴侶の意見を尊重する人が63.5% 子世代は親の意見を尊重する人が74.2% |
【データ出展】
<親世代>
調査方法:インターネット調査
調査対象:20歳以上の子供がいる40代~60代以上の男女
調査期間:2020年3月26日~3月27日 調査エリア:全国 サンプル数:773
<子世代>
調査方法:インターネット調査
調査対象:両親がともに健在であり、長男または長女である20代~60代以上の男女
調査期間:2020年3月26日~3月27日 調査エリア:全国 サンプル数:773
今回は親世代と子世代の2つの世代で、お墓に対する意識に関してのアンケート調査を実施しました。
- 納骨先・方法に対する意識の違い
親世代に「自分が亡くなった後、自分の遺骨をどのようにしてほしいですか。」という質問をしたところ、「散骨」と回答した人が26.4%と最も多い回答となりました。2番目に多い回答が「納骨堂」の22.9%となり、「従来の墓石のお墓」は14.3%と意外にも少ない結果となりました。
子世代に「親が亡くなった時、自分の親の遺骨をどのようにしたいですか。」と質問したところ、「従来の墓石のお墓」と回答した方が最も多く33.6%、続いて、「納骨堂」と答えた方が20.7%という結果になりました。親世代で最も多かった「散骨」は、11.9%と低い結果になりました。
希望する供養方法を比較すると、子世代は「墓石のお墓」で親を供養したいと考える方が33.6%、親世代は「墓石のお墓」に入りたい方が14.3%と2.3倍の開きがあり、世代間のギャップが生まれていることがわかります。また、「納骨堂」は親世代・子世代の両方からの支持が高いことがわかりました。費用が安く、手間のかかる管理が不要なため、両世代から受け入れられている供養方法だと予想することができます。
- お墓を選ぶときに重視する項目
親世代が最も重視する項目は「費用」で17.6%の人が回答しました。その次に重視する項目として多かったのは、「アクセス」で12.7%です。一方、子世代が最も重視する項目は「アクセス」で14.0%の人が回答しました。その次に重視する項目が「費用」の13.7%です。また、親世代が3番目に重視すると回答した「管理の手間」に関しては、子世代では5番目に重視するという結果で差がありました。
親世代の人たちが、「子どもに管理の手間をかけたくない」と心配するよりも、子世代は「お墓の種類・供養タイプ」を気にしているということがわかりました。
では、実際にお墓を選ぶときには、誰の意見を尊重したいのかを調査しました。
- お墓選びで意見を尊重したい相手
親世代では、自分(32.6%)と伴侶(30.9%)という自分たちの代の意見を尊重したいと回答した人が、63.5%、子世代は、両親の意見を尊重したいと74.2%の人が回答しました。お墓を選ぶ際に重視する項目と同様に、子世代では管理の手間などを親世代ほど重視しないため、親の意見を尊重しようとする傾向が見られます。しかし、実際にお墓を管理する際にトラブルが起きる場合があるので、お墓を選ぶ際には家族で話し合いをして決める方が良いでしょう。
2020年は8月13日(木)から16日(日)が旧盆(8月盆)です。新型コロナウイルスによる生活環境の変化に伴い、帰省をしないという選択をするご家庭が例年よりも増えることが考えられます。そういうときこそビデオ通話を使って、面と向かってでは話しづらい、「お墓」について話し合ってみてはいかがでしょうか。調査結果のように、親世代が考えることと子世代が考えることに差はあります。家族が納得するお墓を選ぶには、しっかりとした話し合いが大切です。
■お墓・霊園探しの検索サイト「ライフドット」
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■会社概要
会社名 :株式会社エイチーム(Ateam Inc.)
所在地 :愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号 大名古屋ビルヂング32F
代表者 :代表取締役社長 林高生
設 立 :2000年2月29日
資本金 :836百万円(2020年4月末時点)
事業内容:人生のイベントや日常生活に密着した様々なウェブサービスを提供する「ライフスタイルサポート事業」、スマートデバイス向けゲーム・ツールアプリを提供する「エンターテインメント事業」、自転車専門通販サイトを運営する「EC事業」の3つの軸で事業を展開する総合IT企業
URL:https://www.a-tm.co.jp/
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