【大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト】「『桐箪笥』を世界に、文化継承と地域の活性化を同時に実現!」をベストアクションに選出~ゲスト審査員・井上咲楽さん 「ワクワクするプレゼンでした」~

J:COM

JCOM株式会社(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩木 陽一)は、次世代のチャレンジ支援の一環として、全国の大学生から“これから始めたい、もっと広めたい、地域課題の解決に取り組むアクション”を募集し、J:COMが実行サポートする【大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト(以下、本プロジェクト)】を実施しています。10月19日(日)にJ:COM本社で、一次選考を通過したチームによるポスターセッション形式の最終選考を行いました。

<ポスターセッションの様子>
<井上咲楽さんよりベストアクションを発表>


地域課題解決や事業創造の専門家と、ゲスト審査員として日々の暮らしの中でサステナビリティへの取り組みを実践し、SNSでの発信に積極的に取り組まれている井上咲楽さんをお招きし、J:COM社員も加わった審査の上、チーム「Pioneer of Paulownia(パイオニア オブ パウロニア)」による日本の伝統文化『桐箪笥』を世界に届け、文化継承と地域経済の活性化を同時に実現するというアイデアをベストアクションに選出。選ばれたチームには、アイデアの実現に向けてJ:COMが活動の支援を行います。

■プロジェクトの背景

J:COMは2020年に「SDGメディア・コンパクト」に加盟し、コミュニティチャンネルなどを通じて、SDGsの達成に向けた情報発信や具体的な取り組みへの参画を呼びかけています。2023年からはSDGsに関連した研究や取り組みを行っている大学生を地域情報番組内で取材し、『大学生と考えるSDGsウィーク』として特集を放送するなど地域課題への取り組みを発信。翌2024年にはさらに一歩踏み込んだ支援を行いたいという想いから、大学生がすでに取り組んでいる活動の発展や、新たな取り組みにチャレンジするきっかけをつくるため本プロジェクトを立ち上げ、今年は2回目となります。

■当日の模様

ポスターセッション形式で行われた最終選考では、専門家、J:COMの社員による質疑や審査に加え、参加した9チーム18名の大学生による相互投票も行なわれました。ゲスト審査員の井上咲楽さんも、大学生にプロジェクト内容や、地域課題解決に向けた想いについて質問いただくなど、活発に意見交換されました。

また、昨年度のベストアクション選出チームからの活動報告や、ポスターセッション後には、参加学生とJ:COM社員で地域課題解決をテーマに発想力を鍛えるワークショップ「地域課題アイデアソン」も開催。活発なアイデアが飛び交い、参加者同士の交流を深めながら学びを生む場となりました。

当日の様子はYouTubeでもダイジェストでご覧いただけます。URL:https://youtu.be/fa-NZlWe7EY


なお、ベストアクションの実行状況は2026年3月にコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル」で放送、J:COM公式YouTubeでも配信します。

<地域課題アイデアソンの様子>
<最終選考参加者の集合写真>


■ベストアクション選出チーム

<チーム名>

Pioneer of Paulownia

<アクション内容> ※提出資料より

伝統工芸品「桐箪笥」を製作する伝統工芸企業が抱える「英語対応の遅れ」による海外機会の損失を解消し、「桐箪笥」の魅力を世界に発信するものです。具体的には、英語版ホームページの制作(製品紹介、職人の技、問い合わせフォームの多言語対応)、英語ガイド付き工房見学ツアーの設計、英語メールへの対応テンプレートやAI翻訳+人的チェック体制の構築を行います。これにより、海外顧客との直接取引やインバウンド向けの工房体験収益が見込まれ、「伝統工芸×国際化」の新たなビジネスモデルを実現したいと思っています。

<チームコメント>

まさか選ばれるとは思っていませんでしたので、驚きましたが、とてもうれしく、ありがたく感じています。もともと、いろんな人の視点や意見を聞きたくてこのプログラムに応募しました。本日ポスターセッションやワークショップで新しい視点もいただいたので、これからJ:COMと一緒に実現させていきたいと思います。

■審査員講評

中央大学名誉教授 東京大学講師 田中洋さん

学生の皆さんが地域を見る視点に驚かされました。そして、本日のように真剣にプレゼンテーションをしてくださっているその姿にも感銘を受けました。発表したアイデアや取り組みが企業であるJ:COMの支援も加わり、さらにブラッシュアップして実現できることに期待しています。

多摩美術大学教授 佐藤達郎さん

本日、ポスターセッションを通して、様々な切り口で学生の皆さんが取り組まれていることを聞き、うれしく思いました。今後、本日のアイデアをさらにブラッシュアップしていくために、その地域ならではの視点も加えていただけるとよりよい取り組みになると思います。

ゲスト審査員 井上咲楽さん

学生の皆さんのたくさんの準備やリサーチが感じられるプレゼンテーションを拝見し、審査をするのが難しかったです。そして、ポスターセッションで審査員から投げかけられる厳しい質問にもきちんと答えていた姿は、非常に頼もしく感じました。私も栃木県芳賀郡益子町の地方出身ですが、学生の皆さんが地域の課題に対してどうやったら解決できるかを考えて動かれているのが、素晴らしく心強いです。この活動の実現が楽しみです。

審査員長 JCOM株式会社 サステナビリティ推進部 藤野のぞみ

このプロジェクトは地域課題に向き合う大学生が集い、共創し合う場を創りたい、そしてさらなるチャレンジを支援したいという想いから昨年私が立ち上げました。今年も皆さんのアイデアに込められた想いが素晴らしく、J:COM社員も気づきと刺激をもらいました。ポスターセッションを通して、参加者の皆さんにも新しい気づきや実現のヒントになっていればうれしいです。

なお、ベストアクションの他に、審査員特別賞は、チーム学生団体つちむすびによる、「耕すのは畑だけじゃない。地域のつながりも育てます。」が受賞、学生投票特別賞は、ベストアクションに選出のチーム「Pioneer of Paulownia」がダブル受賞しました。

J:COMはこのプロジェクトを通して未来を担う若い世代とともに、SDGsの実現に向けたさらなるアクションを共創し、地域課題の解決と地域社会の活性化に貢献してまいります。

参考情報

■J:COMチャンネルでの放送について  ※放送・配信は予告なく変更となる可能性があります。

番組名

『大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト(仮)』

概要

「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」ベストアクションに選ばれた学生の取り組みの様子を描く。

放送日

2026年3月予定

放送チャンネル

J:COMチャンネル

(地デジ11ch、*下関エリア12ch、熊本エリア10ch)

配信

YouTube

過去の特集番組

『大学生と考えるSDGs』

■「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」概要

プロジェクト名

「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」

募集テーマ

これから始めたい、もっと広めたい、地域課題の解決に取り組むアクション

実施内容

プレ選考(書類)、一次選考(オンラインプレゼン)、最終選考(ポスターセッション)を通してベストアクションに選ばれたチームにJ:COMが支援を実施します。

(総額100万円相当)

応募条件

○SDGsに関心があり、地域課題の解決にチャレンジしたい大学生・大学院生・短大生・専門学生・高等専門学校4-5年生

※応募時点で在学中であれば、年齢は不問

○応募単位:グループ(ゼミ・サークル・有志)または個人

○居住地:日本国内

○一次選考(オンラインプレゼン)に参加し、最終選考(ポスターセッション)に対面で参加できること

○2026年3月末までにJ:COMと協議の上、支援を活用したアクションの実行ができること

○取材への協力ができること

プロジェクトサイト

https://www.jcom.co.jp/corporate/sustainability/community/co-creation/

選考基準

○地域課題の設定や解決方法に独自の視点やアイデアがある

○J:COMの支援により実現可能性が高まるもしくは、活動の発展が見込まれる

○J:COMのマテリアリティと関連性がある

※マテリアリティはこちら

(プラス評価ポイント)

〇アクションおよび活動全体に継続性がある、またはその計画がある

審査員

※敬称略

専門家(マーケティング・ビジネス視点)   中央大学名誉教授 東京大学講師 田中洋

専門家(アイデア・発想視点)   多摩美術大学教授 佐藤達郎

専門家(地域課題視点)   ゆるさとLabo(株式会社小田急エージェンシー)増田光一郎、田中咲

ゲスト審査員   井上咲楽

JCOM株式会社   サステナビリティ経営推進室 他

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会社概要

JCOM株式会社

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URL
https://www.jcom.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-8-1 トラストタワーN館
電話番号
-
代表者名
岩木 陽一
上場
未上場
資本金
456億円
設立
1995年01月