【国際調理製菓専門学校】新潟県の専門学校で初！　弥彦村で小麦の収穫体験

ＮＳＧグループの学校法人 国際総合学園 国際調理製菓専門学校（以下「本学」、新潟県新潟市）は、新潟県西蒲原郡弥彦村でパティシエ学科1年（2年制課程）、調理師学科1年（1年制課程）が6月19日（木）に新潟県初の小麦の収穫体験の食育実習を行いました。

包括連携協定を弥彦村と締結した本学は、株式会社伊彌彦と業務委託契約を結び、弥彦村にある伊彌彦の田圃で皇室献上米の歴史をもつ「伊彌彦米」を「手」での「田植え」を5月16日に行っています。

今回は将来パティシエ・ブランジェを目指す製菓衛生師養成課程のパティシエ学科1年生と、1年制課程の調理師養成課程の調理師学科の学生が小麦の収穫のため弥彦を訪れ、弥彦産の小麦（強力粉）を使った麺や、パンを制作している起業家の方々のお話を聞くとともに、9月に収穫するお米との育成方法の違いについて、株式会社伊彌彦の竹野勝行氏から詳細な指導も受け、収穫体験を行いました。

・体験したパティシエ学科の1年　與口彩花さんコメント

「この度、弥彦で小麦の収穫という貴重な体験をさせていただきました。これまで、弥彦で小麦が栽培されていること自体を知らなかったので、とても驚きました。

実際に小麦の収穫をしてみると、一つひとつを手作業で行うため、とても時間がかかり、大変な作業であることを実感しました。今回の体験を通して、私たちが普段何気なく使っている小麦粉が、どのように育てられ、どのように収穫されているのかを、実際の作業を通じて身をもって知ることができました。

この体験で学んだことを大切にし、今後の実習や授業にしっかりと活かしていきたいと思います。」

と答えてくれました。

・調理師学科1年の原双葉さんコメント

「今回の体験を通じて、私は農家の仕事がどれほど大変なものかを実感しました。今回行ったのは「収穫」と「脱穀」だけでしたが、小麦粉として私たちが使用できるようになるまでには、さらに多くの工程が必要であることを改めて感じました。

真夏の暑さの中、広大な小麦畑で収穫する作業は非常に重労働でした。このような大変な作業を経て、私たちの食卓に小麦製品が届いているのだと思うと、農家の方々への感謝の気持ちが一層強まりました。

今回収穫した小麦を使って、10月に行われる販売実習に取り組めることが今からとても楽しみです。」

と話してくれました。

今後本学としては、今回育てた小麦を使用してパティシエ学科はパン作り、調理師学科は販売用の特製うどんを作るなど授業内で積極的に活用していきます。

弥彦村での本学の実習は、シェフ学科、健康調理学科、カフェ学科に関しては再度9月18日に訪れ、今回田植えした稲の収穫を行います。

今後も弥彦村と国際調理製菓専門学校の取り組みにぜひご注目ください。

■国際調理製菓専門学校について　＜公式HP＞　https://food-673.jp/

本学は国家資格「調理師免許」を取得可能な「シェフ学科（2年制）」「健康調理学科（2年制）」「カフェ学科（2年制）」「調理師学科（1年制）」、「製菓衛生師」国家資格が取得できる「パティシエ学科（2年制」、「栄養士」国家資格が取得できる「栄養士学科（2年制）」の6学科を中心に、10学科編成で学校教育を行っている「食」の総合校です。

開校から大切にしている教育内容として4つの柱があり、「実践教育」「食材教育」「国際教育」「人間性教育」を掲げ、教育活動を推進しております。特に今回の包括連携協定は食育実習の実践を中心として「食材教育」、弥彦村の第1次産業の従事者の方々、並びにレストランやカフェ運営を行っている経営者の方々との交流を中心にした「実践教育」「人間性教育」のプログラムに積極的に取り組みます。

設置学科

理師養成課程：シェフ学科、健康調理学科、カフェ学科・、調理師学科

製菓衛生師養成課程：パティシエ学科

栄養士養成課程：栄養士学科

大学併修学科：食・ライセンス大学科、食ビジネス・情報大学科（両学科ともに2026年度生開設予定）

その他：フードプロデュース専攻科、健康フードビジネス科

【NSGグループ概要】https://www.nsg.gr.jp/

NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する101法人以上で構成された企業グループです。それぞれの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域を活性化する事業の創造に民間の立場から取り組んでいます。