人気クリエイターがオリジナルストーリーで勝負する「KAZEOKE」。「映画化できるような物語が一度に3本も見られる、ぜいたくな番組です」と司会のいとうせいこう

株式会社WOWOW

 
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 WOWOWがオリジナルエンターテインメント番組のレギュラー化を賭け、視聴者投票を開催し話題になった「大人番組リーグ」。バラエティに富んだ12番組の中から4番組が勝ち残り、晴れて7月からレギュラー放送が始まった。その第2弾となる「KAZEOKE」は「風が吹けば桶屋がもうかる」ということわざのように一見つながりのない2つのシーンが出題され、その間をつなぐストーリーを映画監督や脚本家といった物語作りのプロフェッショナルが自由に発想。30枚以内の静止画で絵コンテのように表現し、観客の投票によって最もドラマチックな作品が選ばれる。「間(あいだ)ストーリーをドラマチックに描け!」を合言葉に、最前線で活躍するクリエイターたちが競い合う、創造力バトルバラエティーだ!。
 「KAZEOKE」のレギュラー放送初収録、MCのいとうせいこう、神田愛花が東京都内のスタジオセットに登場。いとうは「こんな制作費も手間もかかる番組が選ばれるとは。月1回放送ですが、正直それが限界です」といきなり本音でコメント。「3人のクリエイターがこの番組のために映画を作れるようなアイデアを出してくれるのがすごい。その裏バトルも面白いですよね。自分以外の2人はどんなものを作るか考えてくるはずですから」と自身も作家であるいとうらしい分析を。神田も「テレビにはなかなか出ない人気クリエイターが登場して、その代表作とは違うテイストを見せてくれたりする。それに投票できるなんてぜいたくですよね」とにこやかに番組の魅力を語った。
 第1回の参加クリエイターは、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建、脚本家の大森美香、ゲームクリエイターの日野晃博。3人は、ヒロインが最初に喫茶店に入り最後に「ふざけんなー!」と大声で叫ぶ間のストーリーを考案。“すれ違いコント”が得意な渡部、「ハングリー!」(12年)などでテンポの良い展開に定評がある大森、ゲーム「レイトン教授」シリーズの巧みな謎解きで人気の日野が持ち味を発揮し、三者三様のオリジナルストーリーを披露した。大森は「ドラマの台本を書くときはもっと“しばり”が多いので、今回は逆に難しかったですね」と告白。日野も「僕もお題ありきで物語を考えることが多い。最後の『ふざけんなー!』という言葉の意味も広いし、自由度がすごく高かったですよね」と同意した。そして、渡部が「僕もいつもは相方が児嶋だという制約があるんですけど(笑)、今回は何も考えず自由にやっちゃいました」とオチをつけ、観客の笑いを誘った。物語のヒロイン役は「あまちゃん」で注目度急上昇の足立梨花。彼女が演じる3パターンのストーリーと、投票で誰の作品が選ばれたかはオンエアを見てのお楽しみだ。

★ 「大人番組リーグPresents KAZEOKE」WOWOWプライムにて7/14(日)夜11時スタート。毎月第2日曜夜11時放送。(第1回は無料放送)
<関連番組>
大人番組リーグ Presents
・お先にどうぞ 毎月第1日曜夜11:00  リピート放送:7月15日(月・祝)深夜2:00[第1回無料放送]
・The Evangelist プレゼンター チャンピオンシップ:7月21日(日)スタート 毎月第3日曜夜11:00 [第1回無料放送]
・TV Bros.TV :7月28日(日)スタート 毎月第4日曜夜11:00 [第1回無料放送]

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設立
1984年12月