「レジ袋=行き場の明確な“指定ごみ袋”」に（ニュースリリース）

■プラスチックごみの総量を削減する取り組み

　大和ハウスグループのロイヤルホームセンター株式会社（本社：大阪市西区、社長：中山正明）は、一部店舗にて、レジ袋の代わりに自治体指定のごみ袋をばら売りする取り組みを展開していますが、今後はごみ袋を指定する自治体にあるすべての店舗にて同取り組みを推進します。（※）
※指定ごみ袋の対象地域ではないお客さま向けにレジ袋も販売しています

　大和ハウスグループでは、サステナブルな社会の実現のため、創業100周年となる2055年を見据えた環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」を策定し、グループ、グローバル、サプライチェーンを通じて「環境負荷ゼロ」を目指しています。2020年4月には、海洋プラスチックごみ問題に関する影響をゼロにする目標「Daiwa Plastics Smart Project」を掲げ、使い捨てプラスチックの削減活動や河川や海岸での海洋プラスチックの清掃活動などを推進しています。
　その一環として当社は、レジ袋の代わりに自治体指定のごみ袋を販売する取り組みを一部店舗にて展開していましたが、このたびごみ袋を指定する地域の店舗において、順次行政と連携し取り組みを拡大することとしました。
　SDGsと事業を統合した企業経営が求められる中、当社グループは脱プラスチックへの取り組みを加速させることで、持続可能な社会への貢献を果たしていきます。

●指定ごみ袋の販売開始背景
　2019 年5月に政府が制定した「プラスチック資源循環戦略」の一つとして、「容器包装リサイクル法」が改正されたことにより、2020年7月には小売業を営む全ての事業者を対象として、プラスチック製買物袋の有料化が開始しました。
　環境省の「令和2年11月レジ袋使用状況に関するWEB調査」によると、プラスチックごみ問題への関心が高まっており、エコバックの普及率は9割まで達しました。その結果、当社においてもレジ袋を利用するお客さまが減り、2020年度にはレジ袋の仕入れ量が約8割削減（2018年度比）できました。
　その一方で、残る約2割のお客さまは引き続きレジ袋を購入することが予想されます。そのような中、当社は千葉市からの要請を受け、2021年12月に千葉市における3店舗「千葉店・千葉北店・千葉みなと店」にてレジ袋の代わりに指定ごみ袋を販売しました。当店舗での取り組みが、これまで廃棄していたレジ袋をごみ袋に再利用できると地域住民に好評いただいたことから、他の店舗においても行政との連携を開始。現在では、愛知県長久手市や兵庫県西宮市など含む計10店舗にて販売しています。

●指定ごみ袋の販売を開始した店舗
　当社では指定ごみ袋の販売にあたり、複数枚での販売を指定する政令の変更や強度に課題があった指定ごみ袋の改善など、各行政と連携して順次販売を開始しています。これまでに10店舗で開始しており、2023年度までに18店舗に増やす計画です。

導入時期：2021年12月
店舗名：ロイヤルホームセンター千葉
住所：〒264-0021　千葉県千葉市若葉区若松町2126-1

導入時期：2021年12月
店舗名：ロイヤルホームセンター千葉北
住所：〒263-0004　千葉県千葉市稲毛区六方町75-1

導入時期：2021年12月
店舗名：ロイヤルホームセンター千葉みなと
住所：〒261-0002　千葉県千葉市美浜区新港170番1

導入時期：2022年4月
店舗名：ロイヤルホームセンター長久手
住所：〒480-1128　愛知県長久手市勝入塚715番地

導入時期：2022年4月
店舗名：ロイヤルホームセンター西宮
住所：〒662-0867　兵庫県西宮市大社町9-55

導入時期：2022年4月
店舗名：ロイヤルホームセンター西宮中央
住所：〒663-8241　兵庫県西宮市津門大塚町11番56号

導入時期：2022年10月
店舗名：ロイヤルホームセンター塚口
住所：〒661-0012　兵庫県尼崎市南塚口町4丁目5-88

導入時期：2022年10月
店舗名：ロイヤルホームセンター三田
住所：〒669-1515　兵庫県三田市大原213-1

導入時期：2022年10月
店舗名：ロイヤルホームセンター北神戸
住所：〒651-1351　兵庫県神戸市北区八多町中1030番地

導入時期：2022年10月
店舗名：ロイヤルホームセンター東灘魚崎
住所：〒658-0026　兵庫県神戸市東灘区魚崎西町2丁目3番24号