SDGs(ターゲット16.2)達成に向け、政府「子どもに対する暴力撲滅行動計画」発表~子どもたちの声も反映【プレスリリース】
【2021年8月19日 東京発】
本日、日本政府は、「子どもに対する暴力撲滅行動計画」を発表しました。同「行動計画」は、公益財団法人 日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)とヤフー株式会社が2019年に実施した「子どもパブコメ」に寄せられた子どもたちの声も踏まえて策定されたものです。
すべての子どもたちに対する暴力のない世界の実現は、2030年までの世界の共通目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」の一つに掲げられています(※)。「子どもパブコメ」は、子どもたち自身で暴力をなくすためにできると思うことやおとなに求めることなどについての意見を集め、本行動計画に反映することを目的に、2019年8月から10月にかけてインターネット上で行われました。その結果、誰もが参加しやすいインターネットの特性が活かされ、900を超える子どもたちの意見が集まりました。
※ターゲット16.2 子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する
「子どもパブコメ」に寄せられた子どもたちの声は、行動計画の作成を進める関係府省庁、市民社会、関連団体などで構成される円卓会議に届けられ、その内容を踏まえて計画が策定されました。
日本ユニセフ協会専務理事 早水研は、「難しい課題に勇気をもって声を上げてくれた多くの子どもたちに、行動計画の作成に参加したおとなのひとりとして、深く感謝を申し上げます。今後行動計画を実施に移す過程でも、ぜひ子どもたちの声を聞き、活かしていっていただきたいと思います」と述べています。
■ 子どもパブコメ概要
https://www.unicef.or.jp/endviolence/kodomo_comment/summary/
■ 子どもパブコメに寄せられた子ども達の声(一部抜粋)
おとなにしてほしいと思うこと:
・ 子どものSOSに気づいてほしい
・ 相談しやすい環境を作り子どもの声をしっかり聞いてほしい
・ 何が暴力か子どもに教えてほしい
子どもたち自身でできると思うこと:
・ 信頼できるおとなや相談する場所に相談する
・ 子どもたち同士で相談しあえる関係を築く
・ 人権について学ぶ
* * *
【子どもに対する暴力撲滅行動計画】
持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に向け、子どもに対するあらゆる暴力をなくすために策定されました。関係府省庁、有識者、市民社会、企業等で構成される「子どもに対する暴力撲滅円卓会議」で検討が進められました。日本ユニセフ協会およびヤフー株式会社はこの会議のメンバーとして、子どもパブコメ実施のほか、行動計画子ども版の作成にも協力しました。
今回の行動計画は、2018年2月、ストックホルムで開催された「ソリューションズ・サミット」において、日本が「子どもに対する暴力撲滅グローバル・パートナーシップ(GPeVAC)」*の「パスファインディング国」**となることを表明したことを受け策定されました。
*2016年にユニセフ(国連児童基金)等の支援で立ち上げられた、子どもに対するあらゆる形態の暴力撲滅を進めるための国際的な枠組み
**パスファインディング国:自国内の子どもに対する暴力撲滅に向けて取り組むことにコミットする国
【ユニセフ・日本ユニセフ協会の取り組み】
ユニセフ(国連児童基金)は、世界中で子どもたちを暴力から守ることに取り組んでいます。日本ユニセフ協会は、ユニセフのメッセージを国内に伝え、子どもたちを暴力から守るための法律・政策に関する働きかけや実施への協力、ICT業界と協力してインターネット上のリスクから子どもたちを守る取り組み等を行っています。
【Yahoo! JAPANの取り組み】
長年にわたり、日本ユニセフ協会や関連省庁、各種団体と連携し、インターネット上の子どもの安心・安全問題に取り組んでおり、「子どもパブコメ」もその活動の一環です。また、2019年8月より「Yahoo!きっず」内の検索窓から“いじめ”や“いじめ 相談”などと検索すると、検索結果画面のトップに文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」の情報を掲載しています。
■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
本日、日本政府は、「子どもに対する暴力撲滅行動計画」を発表しました。同「行動計画」は、公益財団法人 日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)とヤフー株式会社が2019年に実施した「子どもパブコメ」に寄せられた子どもたちの声も踏まえて策定されたものです。
すべての子どもたちに対する暴力のない世界の実現は、2030年までの世界の共通目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」の一つに掲げられています(※)。「子どもパブコメ」は、子どもたち自身で暴力をなくすためにできると思うことやおとなに求めることなどについての意見を集め、本行動計画に反映することを目的に、2019年8月から10月にかけてインターネット上で行われました。その結果、誰もが参加しやすいインターネットの特性が活かされ、900を超える子どもたちの意見が集まりました。
※ターゲット16.2 子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する
「子どもパブコメ」に寄せられた子どもたちの声は、行動計画の作成を進める関係府省庁、市民社会、関連団体などで構成される円卓会議に届けられ、その内容を踏まえて計画が策定されました。
- 「子どもに対する暴力撲滅行動計画」の策定について(外務省ホームページ)> https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000564.html
- 子どもたちに伝えるための、行動計画「子ども版」も作成されています > https://www.unicef.or.jp/endviolence/kodomo_comment/
日本ユニセフ協会専務理事 早水研は、「難しい課題に勇気をもって声を上げてくれた多くの子どもたちに、行動計画の作成に参加したおとなのひとりとして、深く感謝を申し上げます。今後行動計画を実施に移す過程でも、ぜひ子どもたちの声を聞き、活かしていっていただきたいと思います」と述べています。
■ 子どもパブコメ概要
- 実施期間: 2019年8月28日~10月7日
- 実施者: ヤフー株式会社、日本ユニセフ協会
- 実施方法: Yahoo!きっず特設ページ「知ってほしい、みんなの権利。聞かせてほしい、きみの声。」、日本ユニセフ協会ホームページからリンクするウェブフォームにて意見を募集
- 対象: 子ども(6~19歳)
https://www.unicef.or.jp/endviolence/kodomo_comment/summary/
■ 子どもパブコメに寄せられた子ども達の声(一部抜粋)
おとなにしてほしいと思うこと:
・ 子どものSOSに気づいてほしい
・ 相談しやすい環境を作り子どもの声をしっかり聞いてほしい
・ 何が暴力か子どもに教えてほしい
子どもたち自身でできると思うこと:
・ 信頼できるおとなや相談する場所に相談する
・ 子どもたち同士で相談しあえる関係を築く
・ 人権について学ぶ
* * *
【子どもに対する暴力撲滅行動計画】
持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に向け、子どもに対するあらゆる暴力をなくすために策定されました。関係府省庁、有識者、市民社会、企業等で構成される「子どもに対する暴力撲滅円卓会議」で検討が進められました。日本ユニセフ協会およびヤフー株式会社はこの会議のメンバーとして、子どもパブコメ実施のほか、行動計画子ども版の作成にも協力しました。
今回の行動計画は、2018年2月、ストックホルムで開催された「ソリューションズ・サミット」において、日本が「子どもに対する暴力撲滅グローバル・パートナーシップ(GPeVAC)」*の「パスファインディング国」**となることを表明したことを受け策定されました。
*2016年にユニセフ(国連児童基金)等の支援で立ち上げられた、子どもに対するあらゆる形態の暴力撲滅を進めるための国際的な枠組み
**パスファインディング国:自国内の子どもに対する暴力撲滅に向けて取り組むことにコミットする国
【ユニセフ・日本ユニセフ協会の取り組み】
ユニセフ(国連児童基金)は、世界中で子どもたちを暴力から守ることに取り組んでいます。日本ユニセフ協会は、ユニセフのメッセージを国内に伝え、子どもたちを暴力から守るための法律・政策に関する働きかけや実施への協力、ICT業界と協力してインターネット上のリスクから子どもたちを守る取り組み等を行っています。
【Yahoo! JAPANの取り組み】
長年にわたり、日本ユニセフ協会や関連省庁、各種団体と連携し、インターネット上の子どもの安心・安全問題に取り組んでおり、「子どもパブコメ」もその活動の一環です。また、2019年8月より「Yahoo!きっず」内の検索窓から“いじめ”や“いじめ 相談”などと検索すると、検索結果画面のトップに文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」の情報を掲載しています。
■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
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