【西加奈子さん、鴻巣友季子さん推薦】発売前から新聞各紙で話題!宮内悠介さんの新作『ラウリ・クースクを探して』が、いよいよ発売
デビュー作『盤上の夜』が直木賞候補となり、その後「カブールの園」「ディレイ・エフェクト」が芥川賞候補になるなど、ジャンルを越境して活躍を続ける宮内悠介さんの最新作は、ソ連時代のエストニアを舞台にした中編小説です。
「小説トリッパー2023年夏号」掲載時から大きな反響があった作品の単行本版が、いよいよ8月21日(月)に発売となります。
ラウリのような人たちは、世界中にいるだろう。
大きな波に翻弄された、小さな命を忘れない。――西加奈子さん(作家)
夢とその挫折をまっすぐに見つめながらどうしてこんなに温かなんだろう。
このリアルな偽史は宮内悠介にしか書けない。
――鴻巣友季子さん(翻訳家、文芸評論家)
続々と各紙誌でも紹介されています。
◆2023/7/26 毎日新聞 ※リンク先は有料記事です
https://mainichi.jp/articles/20230726/dde/014/070/006000c
◆2023/6/27 読売新聞 ※リンク先は有料記事です
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230626-OYT8T50168/
書店員さんからも多くの感想が寄せられています。
【作品のあらすじ】
ソ連時代のバルト三国・エストニアに生まれたラウリ・クースク。黎明期のコンピュータ・プログラミングで稀有な才能をみせたラウリは、魂の親友と呼べるロシア人のイヴァンと出会う。だがソ連は崩壊しエストニアは独立、ラウリたちは時代の波に翻弄されていく。彼はいまどこで、どう生きているのか? ――ラウリの足取りを追う〈わたし〉の視点で綴られる、人生のかけがえのなさを描き出す物語。
【著者プロフィール】
宮内悠介(みやうち・ゆうすけ)
1979年、東京都生まれ。幼少期をニューヨークで過ごす。2012年の単行本デビュー作『盤上の夜』で日本SF大賞、13年『ヨハネスブルグの天使たち』で日本SF大賞特別賞、また同年に(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、17年『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞、『カブールの園』で三島由紀夫賞、18年『あとは野となれ大和撫子』で星雲賞(日本長編部門)、20年『遠い他国でひょんと死ぬるや』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。著書に『超動く家にて』『かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖』など多数。
宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』公式サイトもご覧ください。
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=24352
『ラウリ・クースクを探して』
発売日:2023年8月21日(月)
定価:1760円(本体1600円+税10%)
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