『スポGOMI ワールドカップ 2023 栃木 STAGE』開催 家族チーム「しあわせは成績順ではない」が優勝!拾ったごみの量は22.29kg
~日本代表を決定する全日本大会へ~
スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
■「スポGOMI ワールドカップ」全体概要
イベント概要
・日程:2023年7月22日(土)
・開催場所:小山運動公園わんぱく広場
・参加人数:1チーム3名×20チーム=60人
・企画・支援・総括:日本財団
・大会運営:(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ
・協力:(株)ファーストリテイリング
・地元協力:栃木県、栃木ゴールデンブレーブス、白鴎大学、フタバ食品(株)、アサヒ飲料(株)
優勝は「しあわせは成績順ではない」チーム!拾ったごみの総量は2位を10kg突き放す22.29kg!
全20チームが参加した栃木 STAGE。栃木県の協力の下、県内から企業、団体、家族、友人などでチームを結成し、子供からお年寄りまで幅広い年代の方が出場しました。会場はアクセスの良い小山市の運動公園。当日は、開会式前より参加チーム同士が積極的にコミュニケーションを取り合い、とても和やかな雰囲気で競技に突入。とたんに参加者の表情が変わり熱戦が繰り広げられました。優勝したのは親子で参加した家族チーム「しあわせは成績順ではない」。ごみ総量22.29kg/2,308.5ポイントを獲得し、重量では2位を約10kg突き放し優勝しました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMIワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
栃木 STAGEで集められたごみの総量はなんと!112.10kg
開会式の会場の小山運動公園は、小山市に位置し野球場や陸上競技場のある大きな公園です。野球場はプロ野球独立リーグに属する、栃木ゴールデンブレーブスの本拠地でもある人気の公園です。公園内のわんぱく広場を開会式会場とし、スポGOMIの競技エリアは公園より東側の約1.5km四方で60分間ごみ拾いを競い合いました。郊外ということもあり周辺にごみ箱も少ないことから、車や一部歩行者の投棄が予測されるペットボトルや缶のごみが多く集まりました。
「思った以上にごみが集まって驚いた!」「ごみ拾いはスポーツでした!」と参加者の驚きの感想
気温の高い中での大会となりましたが、皆さん体調を崩すことなく楽しみながら競技を行っていました。
スポGOMI初参加のチームも多く、開会式では真剣にルールブックを読み込む姿が多くみられ、作戦タイムでは、チーム員同士コミュニケーションを取り合い互いにルールの確認を行っていました。分別もしっかりと守れていて全チーム制限時間内に競技終了し、スポーツマンシップに溢れた大会となりました。
優勝チームコメント
「家族で参加することが出来て良い想い出になりました。しかも栃木県代表になるとは…本当にありがとうございました。日本 STAGEでも良い成績を残せるよう家族でがんばります!」
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
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