ドイツサッカーリーグ機構(DFL)とAWS、パートナーシップを拡大し、ブンデスリーガおよびブンデスリーガ2部においてさらなるイノベーションを推進

AWSはDFLの長期的なイノベーション戦略の一環として、公式生成AIプロバイダーに

アマゾンジャパン合同会社

*本プレスリリースは、現地時間2024年3月20日にドイツで、3月21日に米国で発表された下記プレスリリースの抄訳版です。
https://press.aboutamazon.com/2024/3/dfl-deutsche-fussball-liga-and-amazon-web-services-expand-partnership-to-further-drive-innovation-across-bundesliga-and-bundesliga-2


ドイツサッカーリーグ機構(DFL)とAmazon Web Services(AWS)は現地時間3月20日、協業関係を拡大し、2020年から開始した取組を今後も複数年にわたり進めていくことを発表しました。DFLは長年、世界のプロサッカーリーグにおけるイノベーションの原動力となっており、AWSは世界で最も包括的かつ広範に採用されているクラウドサービスを提供しています。AWSは引き続き、長期的にDFLの公式テクノロジープロバイダーを務めるほか、公式生成AIプロバイダーとして、生成AIを活用したイノベーションの加速にも注力していきます。


新たに拡大した協業関係の下、DFLのバリューチェーン全体で、さらなる革新と変革を進めていくための新プロジェクトが具体的に示されました。これらのプロジェクトは、DFLの3つの中核分野に焦点が当てられています。具体的には、ファン体験(自動翻訳、パーソナライゼーション、ローカライゼーション等)、コンテンツ制作(コンテンツ制作におけるクラウドインフラの活用、映像アーカイブ等)、データサービス(試合中のプレイ等の自動認識、ブンデスリーガ向けに開発された統計データ分析ポートフォリオの他リーグへの応用等)の3つです。

スポーツテクノロジーに関する展示会「SportsInnovation 」で、パートナーシップの拡大を発表するDFLとAWS


今回の発表は、ドイツ・デュッセルドルフで開催されたスポーツテクノロジーに関する展示会「SportsInnovation ( https://www.sportsinnovation.de/en/ ) 」(3月20日~21日)において行われました。イベントでは、DFLの子会社であるSportec SolutionsがAWSと協力してファン体験を強化するための画期的なアプローチを紹介し、生成AIや最先端の大規模言語モデル(LLM)を活用して、リアルタイムでダイナミックな試合解説文を複数の言語で作成するデモンストレーションを行いました。解説文は放送中、パーソナライズされたフィードを通じて視聴者に合わせて提供されます。


DFLの CEOであるシュテッフェン・メルケル(Steffen Merkel )氏は、次のように述べています。「DFLとAWSとの協業が、世界のサッカー界におけるイノベーションの基準を作りました。常に重視しているのは、メディアパートナーやファン、そしてDFL自身にとってより多くの価値をもたらすことです。世界的なクラウドサービスプロバイダーとの実り多いパートナーシップを長期にわたって継続できることを嬉しく思い、生成AIの可能性を活かすことで、ドイツのプロサッカー界のイノベーションを加速していくことに期待しています」


AWSセールス、マーケティングおよびグローバルサービス担当シニアバイスプレジデントであるマット・ガーマン(Matt Garman)は、次のように述べています。「私たちは、スポーツ界のイノベーションをけん引するDFLとのパートナーシップをさらに深めていくことを嬉しく思います。AWSは4年前に、DFLがテクノロジーを活用してパーソナルなレベルでファンとつながり、新たな統計データの可能性を引き出し、事業運営や放送サービスを変革していけるよう、支援を開始しました。本日、SportsInnovationで行ったデモンストレーションは、世界中のブンデスリーガファンに、希望する言語でよりパーソナライズされた視聴体験を提供していくための基礎となるでしょう」


2020年からの取組

DFLとAWSは2020年から、スポーツ、メディア、データ分析、機械学習(ML)および人工知能(AI)の活用において、双方の持つ専門的知見を融合し、サッカーリーグとテクノロジー企業との広範な協業関係を築くことで、多数のプロジェクトを成功に導いてきました。例えば、Bundesliga Match Facts Powered by AWS ( https://aws.amazon.com/jp/sports/bundesliga/ ) の開発は、公式試合のライブデータをベースにした高度な統計データをリアルタイムに提供するという包括的ポートフォリオへと成長しました。


自動化された動画コンテンツ制作とクラウドでのグローバル配信:

200か国以上で試合を放映するメディアパートナーを擁するDFLは、AWSとともに優れたコンテンツを世界中のファンにできるだけ容易に提供するためのイノベーションに取り組んでいます。衛星や光ファイバーを介した国際放送を補うため、DFLはクラウドベースのストリーミングサービスを提供し、OTT(オーバー・ザ・トップ)コンテンツへの需要の高まりに応えています。現在、自動化によって、ブンデスリーガ2部の全306試合で画面表示を英語にできるようになっており、チームラインナップ、スコアに加えて、Bundesliga Match Factsも英語で表示することができます。結果として、国際放送されるブンデスリーガ2部の試合数が2倍以上に増加し、視聴者数はほぼ4倍に達しています。


ブンデスリーガ・デジタルアーカイブの最適化:

この協業関係を通して実現したもう1つの進化が、世界最大規模であり、かつ絶えず拡大し続けているサッカー動画のデジタルアーカイブ「DFL Media Hub」内でのコンテンツの検索機能の向上です。AIによって生成されたメタデータを利用することで、ユーザーは21万時間を超える映像の中から、より効率的にコンテンツを検索できるようになりました。コンテンツに素早く簡単にアクセスできることは、ブンデスリーガおよびブンデスリーガ2部に参加するクラブ、国内外のメディアパートナー、さらにその他のメディアやエージェンシー、スポンサーなどにとり大きな価値となります。


ブンデスリーガアプリにおけるパーソナライゼーション:

AWSはブンデスリーガ公式アプリのパーソナライズ機能においても、重要な役割を果たしています。アプリにはレコメンデーションエンジンとしてAmazon Personalize ( https://aws.amazon.com/jp/personalize/ ) が使われており、ファン1人ひとりの好みに合わせたコンテンツを状況に応じて調整することができます。これにより動画の視聴回数の増加やリテンション率の向上につながり、アプリのセッション時間が17%長くなりました。


開発者の生産性:

ブンデスリーガではいち早く、アプリケーションの開発および運用管理の全ライフサイクルに、 AWSの生成AI搭載アシスタントであるAmazon Q Developerを採用しました。Q Developerは開発スピードの点で大幅なアドバンテージを提供するだけでなく、機能の開発能力やQ Code Transformationのように、単にコードを書き込むだけでない推論タスクのための画期的な機能も備えることで、DFLは開発者の生産性を新たなレベルへと引き上げました。


DFLによるAWS活用については、以下の日本語ウェブサイトもご参照ください。

https://aws.amazon.com/jp/sports/bundesliga/


アマゾン ウェブ サービスについて

アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、2006年に他社に先駆けてサービスを開始して以来、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーク、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する240種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWSのサービスは、33のリージョンにある105のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、サウジアラビア王国、タイ、ドイツの6つのリージョンにおける18のAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/


Amazonについて

Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom ( https://amazon-press.jp ) およびAbout Amazon ( https://www.aboutamazon.jp ) から。

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会社概要

アマゾンジャパン合同会社

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URL
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商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都目黒区下目黒1-8-1 ARCO TOWER ANNEX
電話番号
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代表者名
ジャスパー・チャン
上場
未上場
資本金
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設立
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