『無学 鶴の間』ゲストはマシンガンズ!鶴瓶も「お前らは来る」と太鼓判

株式会社 U-NEXT

USEN&U-NEXT GROUPの株式会社U-NEXT(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 天心)が運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、2024年5月4日(土)にU-NEXTオリジナルとして独占生配信した笑福亭鶴瓶による初の生配信番組『無学 鶴の間』のイベントレポートを公開いたします。

『無学 鶴の間』第24回のゲストには、結成16年以上の漫才賞レース「THE SECOND 漫才トーナメント 2023」で準優勝しブレイクを果たした漫才コンビ、マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)が登場。ふたりが繰り出すダブルツッコミによる全力の毒舌漫才が人気を集めている。


結成は1998年、テレビ番組でプチブレイクを果たした時期はあったものの、長らく不遇の時代を過ごしていた。「26年近くやっていたということですが、お世辞じゃないですけど、こんなやつがおったのかと思ったんです。彼らはフリーでしゃべってもめっちゃ面白い。こいつらにもっと出てきてほしい、どうしてもここに呼びたいと思って、来ていただきました。マシンガンズです!」という鶴瓶の呼び込みとともにふたりが登場。


会場の大きな拍手で温かく迎えられたふたりは、「われわれのことを知っていますか!」「何人か手を振ってくれている!」「好意的でうれしい!」とご機嫌な様子であいさつ。あらためて「マシンガンズのことを知っているんですか?」と尋ねると、会場からはさらに大きな拍手が起こり、その歓迎ムードにふたりも思わず笑顔。そこで滝沢が「マシンガンズが好きな人は?」と尋ねると、会場はうって変わってシーンと無反応。「おい!」「急に裏切られた!」「知ってるなら好きでいいじゃないか!」とボヤくふたりの姿に会場は笑いに包まれた。


「今まで大阪に来てこんなに歓迎ムードだったことはなかった」「最高だよね!」と客席に呼びかけた彼ら。そこで滝沢が「俺らね、26年くらいやってきて。ヒドい仕事をやってきたんですよ」と切り出すと、西堀も「われわれも地獄を見てますよ。でも今日はいいですよ。何がいいって屋根があるから」と続け、ドッと沸いた会場内。その後は、大変だった営業の苦労話や、難しかった番組収録の話、ふたりが一緒にバイトをしていた居酒屋での話など、文字通りマシンガンのように繰り出される自虐的なエピソードとボヤキに、ふたりがかりで毒舌ツッコミを全力でかぶせるなど、ハイペースでハイテンションなマシンガンズの漫才を観客もしっかりと堪能していた様子だった。


そして漫才が終わると、鶴瓶がふたたび登場。「前にラジオに出させていただいた時に、ここにも来てよと言っていただいたんですけど、本当に呼んでいただけてありがたいです」と感謝の言葉を述べた滝沢に「ほんまに面白いし、こんなにフリーでしゃべれるなんて。大阪の人間もめっちゃ喜ぶよ」と返した鶴瓶。だが、大阪での仕事に苦い想い出があるからか、「ここのお客さんはほんまにあったかいですね」と安どした口調の滝沢に、「いや、お前らがおもろいからや……ってもっと自信を持て!」という鶴瓶の叱咤激励に会場は大喝采。ふたりに対する温かい拍手が会場を包みこんだ。


どこか自虐的なふたりに対して「お前らがおもろいと思っているから呼んでんのにな」と首をかしげる鶴瓶。「僕ら大阪のお客さんにウケたことないんですよ」という滝沢は、「スタジオとかでネタをやってもシーンとなってしまって。大阪の人ってお笑いに厳しいじゃないですか。しかも終わった後に出待ちをしてまで駄目だしをしてくる人もいて。『自分、勉強せなアカンで』って。本当に腹立つんですよ」と大阪での苦い想い出を述懐。続く西堀も「『ごめんな、昔から吉本見てるから』って言われて……関係ねぇだろ!」とあたかも漫才のネタのように怒鳴り散らして会場は大盛り上がり。


東京出身の滝沢と、北海道出身の西堀。そんなふたりがコンビを組むことになったきっかけとは何なのだろうか。西堀は「僕はお笑いの学校に入ろうと思って東京に出てきたんですけど、お笑いの学校って授業料が高くて。60万円くらいするんですけど、半年で2万円のお笑いの学校を見つけたんですよ。これしかないと思って入ったら、それが区がやっているカルチャースクールのお笑い講座。そこは定年後、ユーモアを身につけたいと思う方たちが集まる講座だった。そこに本気のふたりが入り込んでしまった。今思うと、俺たちも引いてたけど、向こうも引いてたな」と説明する。


だがそんな講座がきっかけでふたりは出会い、意気投合。コンビを組むこととなった。「ふたりとも息がピッタリやんか。センス的にも。どっちも悪口ばかり言うしな」という鶴瓶の指摘に、西堀も「最初はこっち(滝沢)がボケで、5年間くらいやってたんですけど、全然ウケなくて。滝沢が可哀想になってきたんで、俺がボケに代わったんですけど、これがまた可哀想なくらいウケなかった。それから5年間くらいやったんですが、滝沢と話し合って、もうやめようということになった」と述懐する。


そこで滝沢が「どうせやめるなら、ふたりが思ったことを言ってからやめようと。それで客の悪口を言い出したんですよ。そうしたらそれが異常にウケた」と語ると、西堀も「お前ら、偉そうにしてるけど、オレよりも面白いのか? 絶対にオレの方が面白いからな、とか言い出したらちょっとウケるようになってきた」と述懐。そんなふたりに向かってあらためて「お前ら、面白いんだから、自信を持て!」と叱咤激励をする鶴瓶だった。


しかしその言葉を受けてもなお、「でも『THE SECOND』まで本当に仕事がなかったんですよ。その間、ちょっとだけお笑いブームに乗って出させてもらった時はあったんですけど、それは自分たちの実力じゃなかった」と自虐が止まらない滝沢に対して、鶴瓶は困り顔で「俺はどない言うたらいいの? 信じてくれや、お前らはおもろいって! そうじゃなかったらここに呼ばないから。信じてくれ! お前らはこれから来るから!」と肩をたたくと、ようやく「うれしいですね」「こんなお墨付きないよ」と安心した様子を見せたふたり。鶴瓶も「俺らだって自信がどうとかでなく、一回一回が勝負。出てきて、この人たち(お客さま)とウマが合うかなと思う。みんな鶴瓶だから面白いとか思わずに、『この人、何か言うのかな』くらいで来ているから」とその思いを語る。


そしてあらためて「でも東京の人って大阪が怖いという人が多いよな」と語る鶴瓶に、西堀も「苦戦しますよね……今日のお客さんは違いますけど、収録の時とかでも、出た瞬間にもうすべってるなと思う時があって。師匠は出てきた時にすべってるなと思うことはないですか?」と質問。それには鶴瓶も「まったく思わないわ」とキッパリ。


「(観客の)反応が来なくても、それでええと思ってしまう。俺はわりとこの世界の人間としては変わってるんで。全部がハマるとは思ってないから、あまりせっついて笑えというよりは、これどう? これどう? という感じで。いずれ(笑いは)来るやろうと思っている。でも漫才は別かもしれないけどね」という鶴瓶のスタイルを聞き、感銘を受けた様子のふたり。「完全にスベって帰ることとかあるの?」という鶴瓶の質問に、滝沢は「今でもありますよ」と即答。その言葉に「なんでふたりを呼んだんやろ?」と地団駄を踏む鶴瓶の姿に会場は大笑いとなった。


この日はほかに、滝沢のライフワークであるゴミ清掃の話、ネタとしても昇華しているというネットでの悪口の話、ふたりの出身地の話など、多岐にわたって繰り広げられたトークセッション。そんなトークも終盤にさしかかり、最後にもう1本、マシンガンズによる漫才ネタを披露することとなった。それは“ネットに書かれたマシンガンズに対する悪口“をプリントアウトしたふたりが、自分たちの悪口を逐次読み上げて、それに向かってふたりでツッコミを入れるという内容で、最後の最後まで会場を爆笑の渦に巻き込んだ。


 【『無学 鶴の間』第24回 見逃し配信はこちら】

https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000005116

【番組公式X(旧Twitter)】

https://twitter.com/mugakutsurunoma

【『無学 鶴の間』(第24回)配信情報】

◆見逃し配信:配信中

※配信開始から一定期間経過後、見放題作品へ切替えて配信を継続する予定です。

◆出演 笑福亭鶴瓶、マシンガンズ( 滝沢秀一、⻄堀亮 )

◆会場 帝塚山無学


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上場
未上場
資本金
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設立
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