箱根駅伝シェア“0”からの反撃。アシックス会長が明かす業績V字回復の裏側と世界戦略とは?大阪・関西の未来を徹底議論!
「攻める関西~LBS ザ・フォーラム大阪~ローカル発、ニッポンの底力 大変革で商機つかむ」2024年10月19日(土)午前11時放送
テレビ大阪で放送中「やさしいニュース」の人気コーナー、「LBS(ローカルビジネスサテライト)」。躍動する地域経済、地方から全国へ!活躍する企業を発信していく企画です。そんなLBSが9月に開催したイベント「LBS ザ・フォーラム大阪」を番組化!
過去に取材した関西企業による異業種座談会を決行!来年に迫る「大阪・関西万博」を軸に、未来の関西経済を占います。
さらに、アシックス(本社・神戸市)の広田康人 代表取締役会長CEOが登壇。業績V字回復を果たしたアシックスをひも解く「3つの改革」の全貌を語ります!
MC:上原美穂(テレビ大阪アナウンサー)
ゲスト:南野陽子(俳優・歌手)
何にでもデジタルをかけて考える!アシックス会長が明かす業績V字回復の経営術「広田改革」の全貌
アシックスの代表取締役会長CEO・広田康人氏によるトークライブ。
広田会長が三菱商事から転職し社長に就任した2018年当時、アシックスは売上高が横ばい状態。他社の厚底シューズがアスリートの世界を席巻し、その果てに「21年の箱根駅伝での着用選手ゼロ」という屈辱を味わいます。薄底で勝ってきたアシックスに吹き荒れた大逆風。この状況から逆転V字回復を果たし、23年度には過去最高の5704億円の売り上げを実現した「3つの改革」とは!?
①「勝てる」シューズ開発「Cプロジェクト」
2019年、創業者・鬼塚喜八郎の言葉「まず頂上を攻めよ」から名を取った「Cプロジェクト」を広田社長(当時)直轄で立ち上げました。各部門から精鋭を集めたチームが21年に世に送り出したのは“アスリートが勝てるシューズ”「メタスピード」。実際に触ってみると、その軽さと底の硬さに驚きます。
番組ではその開発現場に潜入。動作計測実験では24台ものカメラがテスターに付けたマーカーを読み取り、細かな変化を読み取ります。さらに、床に仕込まれている最先端技術とは?
2人の選手に試走してもらい、反発の感触や力の入り方などの使用感を細かく聞き取り。アスリートから最大限のパフォーマンスを引き出すべく、徹底したシューズ開発を行っています。
②つながる「DX改革」世界中のランナーと…
広田会長が考えるのは、ユーザーと直接コミュニケーションを取り、世界中のランナーとデジタルでつながる未来。そんなアシックス流「スポーツ×デジタル」を体感すべく、大阪駅近くの店舗を訪ねた上原アナ。「FOOT ID」というサービスでは足の細かな寸法を立体的にスキャン。さらにトップアスリート向けの能力測定まで行います!明らかになる上原アナの潜在能力、そして相性の良いシューズは…?
③売り上げの〇割以上は海外!「世界で戦う」アシックス経営術
最後は、商社マンとしての経験を踏まえ、世界で戦うべく「地球儀を俯瞰」するような視点を持つことが重要と語る広田会長。そのために本社を東京に移転する予定はあるのか…?神戸を拠点とする企業としての考えを明かします!
さらに、「アイデアを思いつくのはいつ…?」ゲスト・南野陽子の直撃質問にポロリ本音がこぼれる一幕も!
関西異種業種座談会!「2025年万博はビジネスチャンス」最先端の取り組みを大公開
LBSで取材した関西企業による座談会は、「三精テクノロジーズ(2022年11月放送)」宮﨑和也氏・「ロスゼロ(2023年10月放送)」文美月氏・「南紀白浜エアポート(2023年11月放送)」岡田信一郎氏が登壇。関西企業にとって絶好のビジネスチャンスとなる「大阪・関西万博」での戦略を明かします。さらに、3人が考える5~10年後の大阪・関西の未来とは?
三精テクノロジーズ
「ナガシマスパーランド」にある、時速100キロ超のスピードで駆け抜けるジェットコースター「白鯨」など世界中の遊戯機械を手がけているトップメーカー。1970年の大阪万博では、5つのレーンを同時に発着するジェットコースター「ダイダラザウルス」でその名を世界に轟かせました。
次の万博での出店を計画しているのは、世界初の4人乗り4足歩行ロボット「SR-02」。さらに乗用人型変形ロボット「SR₋01」は、フィクションの世界で見たロボットそのもの!その驚きのギミックとは?
ロスゼロ
食品業界独自の慣習「3分の1ルール」。賞味期限までの3分の1の期間内に出荷できなければ返品・廃棄され、さらに次の8カ月で販売できなければまた返品・廃棄されるというルールが、食品ロスを引き起こす一因となっています。「賞味期限内」で品質には問題がないのに…この疑問をきっかけに、廃棄される予定の食品を不定期に発送する日本初のサブスクリプションサービス「ロスゼロ不定期便」をスタートしました。そんなロスゼロが大阪・関西万博を通じて展開する、消費者の行動変容を促すための取り組みとは?
南紀白浜エアポート
和歌山県南部にある南紀白浜空港は、東京便のみという小さな空港にも関わらず、搭乗客数は22年度に23万人を超えました。旅先で仕事をしながら休暇を楽しむ「ワーケーション」を、フルオーダーメイドのツアー企画などを通じて推進してきたことが一因です。そんな南紀白浜エアポートは、万博を和歌山に注目してもらうPRとしての機会だけでなく、医療から観光までマルチに活用できる「空飛ぶクルマ」を実現する舞台と考えています。
番組情報
<番組名>
「攻める関西~LBS ザ・フォーラム大阪~ローカル発、ニッポンの底力 大変革で商機つかむ」
<放送日時>
2024年10月19日(土)午前11時~12時放送
<番組HP>
https://www.tv-osaka.co.jp/sp/lbs/
<YouTube・TVerでも配信!>
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