資生堂ウーノ、”リモート映え”が印象に与える影響を定量調査 メンズメイクでビジネスマンの第一印象 9.6倍
グローバル・イメージコンサルタント安積陽子さんによるビジネスの勝敗分ける”リモ映え”テクニックも解説
また、6名の男性のメンズメイクをした場合・していない場合それぞれの「リモート会議画面」の写真を同じ対象者に見せ、メンズメイクがリモート画面を通して相手に与える第一印象に関する定量調査も実施。この定量調査において、自分自身が自信を持つために男性用BBクリーム、アイブロウ、色付きリップを使用することがリモート会議・面談における第一印象評価にポジティブな影響を与えることが示唆されました。
調査結果とともに、リモート会議・面談が主戦場となるビジネスシーンにおけるセルフプロデュースに関して、イメージコンサルタントの安積陽子氏に解説いただきます。
【監修】イメージコンサルタント 安積陽子氏
■ますます浸透するリモート会議
約7割が「リモートでしか会ったことがない人がいる」
「あなたは仕事でリモート会議や商談をどの程度していますか?」の問いに対し、「5割以上がリモート会議・商談になっている」という人が65.7%にのぼります。
「リモートでしか会ったことがない人がいる」という人も約7割(69.7%)にのぼり、「リモートでしか会ったことがない人が半数以上」という人も3割以上(34.9%)いました。
■事実、リモートが初対面では印象や記憶に残りづらい
「『リモートでの初対面』と『実際に対面での初対面』を比較した場合、あなたの印象や記憶に残るのはどちらですか」との問いには、約7割(68.1%)が「対面で会う方が印象や記憶に残る」と回答。
リモートでのコミュニケーションでは印象や記憶に残りづらいといえます。
■リモートで相手にポジティブな印象を与えるには「見た目」も大いに寄与
リモート会議において相手からポジティブな印象を受けたポイントに関しては、「話し方から(ポジティブな印象を受けた)」(42.3%)に次いで2番目に「見た目から」(30.0%)という結果となっており、僅差で「本人の態度やふるまい、姿勢から」(29.2%)を上回る結果となっています。見た目の与える第一印象が重要であることがわかります。
■自分の姿・映り方に自信を持つことで堂々とカメラをオンに
「リモート会議で顔を見せること(カメラをオンにすること)に抵抗があるか」の問いには、「抵抗がある」(19.7%)、「どちらかというと抵抗がある」(33.3%)と半数以上(53.0%)の人は抵抗があるようです。その理由の第1位は「自分の姿・映り方に自信がないから」(44.3%)と飛びぬけており、次いで「画面が暗い・カメラの画質が悪い、など画面のクオリティが気になる」(16.7%)、「音声や映像が途切れるなどの障害が心配だから」(16.0%)と続きます。
ビジネスシーンでは、自分の姿になるべく自信を持てるようなコンディションを整え、「カメラはオン」のほうが有利に働くといえそうです。
■第一印象アップのためにやっていることは?
「何もしていない」最多、対策している人は「寝ぐせをなおす」「スキンケアやBBクリーム」
同調査対象のうち、男性のみ(20代~40代男性600人)に「リモート会議での第一印象を改善するために工夫していること」を問うと、「何もしていない」(23.3%)が最多ながら、「寝ぐせをなおす」(8.2%)、「きちっとした服を選ぶ」(7.2%)に次いで、「スキンケアをする」、「BBクリームやコンシーラーをつける」(ともに5.7%)と、肌をきれいに見せる対策も徐々に浸透していることがわかりました。これは「ヘアセットを入念にする」(4.5%)を上回る数値であり、BBクリーム等の活用がヘアセット同様に身だしなみとして浸透してきていることが伺えます。
また、20~40代男性600人中34人(5.6%)がBBクリーム・ファンデーション・コンシーラーといった、肌を健康的に見せる色のついたメイクアイテムを使用していることがわかりました。
年代別に見ると20代が最も多く20代男性200人中21人、30代は200人中7人、40代は200人中6人。20代の10人に1人以上がBBクリームを使用しています。
《”リモート映え”メンズメイク 社会人男女1200人を対象とした印象調査》
印象に関する調査結果:資生堂ウーノ2021年2月実施 20代~40代の男女1200名を対象とした調査
メンズメイク監修:高橋弘樹(株式会社MBP.NEXT)氏
画面を通した【A:メイクなし】・【B:メイクあり】のビジネスマン6名の写真を見せ、同調査対象の男女1200名に、ビジネスマンが第一印象で与えることが好ましいと想定される下記(1)~(7)の項目に関して、【A】・【B】のどちらに対してより強くその印象を抱くかを質問。
なお、【A】と【B】の差異が「メイクあり・メイクなし」であることは回答者には伏せています。
【評価項目】
(1)どちらと「一緒に仕事をしたい」ですか?
(2)どちらが「リーダーシップがありそう」ですか?
(3)どちらが「気軽に仕事の相談ができそう」ですか?
(4)どちらが「スマートそう」ですか?
(5)どちらが「仕事の指導をしてあげたく」なりますか?
(6)どちらが「顧客の前に出しても安心」ですか?
(7)どちらの営業マンから「製品を買いたい」ですか?
6名の男性(No.1~6)に対する評価ポイント結果が下の表です。
各男性の7つの評価項目すべてのポイント平均値で【A:メイクなし】と【B:メイクあり】を比較しています。
【A:メイクなし】 より【B:メイクあり】の合計ポイントの方が高くなりました。
【A:メイクなし】、【B:メイクあり】のポイント比率には個人差があり、各人ごとに大差がつく項目にも違いがありました。(表中の「評価項目中、大差があったもの」列参照)
今回の6名の平均値より、「メイクをしていない時よりしている時のほうがビジネスにおける第一印象が9.6倍ポジティブに受け取られる」という結果が出ました。
《それぞれの男性が目指したい印象と ”リモ映え”メイクポイント》
男性 No.1
☆疲れていてモチベーションの低そうな印象から、健康的でモチベーションが高そうな印象へ。
<ポイント>
・クマやほうれい線などを男性用BBクリームでカバー。トーンも明るく。
・眉毛の薄い部分にアイブロウを足し、キリッと1本線の上り眉に。
・紫がかった唇を色付きリップで血色よく。リップをつけることで上唇のラインもくっきり。
男性 No.2
☆顔色が悪く元気がない、眠たそうな印象から、覇気がありエネルギッシュな印象へ。
<ポイント>
・シミ・クマが目立つ目の下に男性用BBクリームを厚めに塗る。
・眉のラインを補整することで滑らかに。スマートな印象に。
・唇の血色がよくなり、ヘルシーに。
男性 No.3
☆冷たそうで不健康的な印象から、柔らかく健康的な印象へ。
<ポイント>
・陰りがちな肌を男性用BBクリームで明るく。
・眉毛の薄い部分にアイブロウを足して柔らかい曲線の眉に。
・紫がかった唇を色付きリップで血色よく。
男性 No.4
☆若わかしいが、目のまわりのクマ、鼻の陰、吊り上がり気味の眉で若干険しく見えてしまう表情を、フレッシュで優しい印象に。
<ポイント>
・陰りがちな目周りを男性用BBクリームで明るく。
・眉毛自体がしっかりとして理想的だが、上り眉はアグレッシブに見えすぎる場合があるので、若干眉尻を下げることで優しい印象に。
・リップで血色よくすることで、より若わかしさ、元気さが強調できる。
男性 No.5
☆タレ目は優しそうな印象ながら、目の下のクマは疲労感や”困った”感にもつながる。頼れる印象にチェンジ。
<ポイント>
・タレ目をより垂れている印象にしてしまう目の下のクマをカバー。
・眉頭の起点をはっきりさせ、眉全体もはっきりと濃く描き足すことで、ビビッドで頼りがいを感じさせる表情に。
・リップをつけることで口の輪郭がはっきりし、力強い発言などを連想させることができる。
男性 No.6
☆ソフトで人当りがよさそうながら、どことなくおっとりした、ちょっと眠たそうな印象も。顔につやと眉・口もとのラインをはっきりさせてシャープに。
<ポイント>
・赤らんでいる顔は眠たそうに見せてしまう場合があるので、BBクリームで 全体的に均等につやをプラスし、元気で活発そうに見せる。
・眉毛の薄い部分を描き足し、キリッとしたラインを感じさせることで意志を感じさせる眉に。
・リップをつける事で口の輪郭がはっきりし、キュッと上がった覇気を感じる口もとに。
”リモ映え”の第一印象で「仕事がデキそう」と思わせるためのポイント
(1)カメラの高さが顔の高さと揃っていて、画面が明るい
(2)肌が健康的で、色も均一できれい
(3)眉の形が左右対称で、目指すキャラクターに合っている
(4)唇の色味が画面でもわかりやすく血色がいい
これらのポイントをおさえるためのテクニックを解説。
(1)カメラの高さが顔の高さと揃っていて、画面が明るい
●画面の位置・明るさに関して
ノートパソコンの画面の下にあるカメラを使用している人は、相手から見ると「上から見下している」ような角度になってしまうので要注意。
外付けのカメラにする、スマートフォンのカメラとパソコンを連動できるアプリを活用してスマートフォンを接続するなどして、カメラの位置と目線が平行になるように設定することがおすすめです。
ノートパソコンの上部にカメラがついている人も、パソコンスタンドなどで高さを上げるとより理想的な位置に。
理想はカメラ位置が顔より5cm程度上にあること。そのほうが顔の輪郭がシャープに映ります。
ライトは自撮り動画撮影用などで活用している人も多い丸い形のLEDライトがついたもの等もあるので、暗さが気になる人は取り入れるといいでしょう。
(2)肌が健康的で、色も均一できれい
●男性でもスキンケアは必須。”男性用”のものを使用
男性の肌は、女性の肌よりも皮脂量が多いということはよく知られていますが、さらに女性の肌よりも弱く*、紫外線ダメージなども受けやすいことがわかっています。したがって、男性の肌研究をもとにつくられた化粧水や乳液、オールインワンジェルなどの使用がおすすめです。
また、男性は髭剃りで肌がダメージを受けることや日焼け止めの習慣がないまま過ごしてしまうことも多く、入念なケアをするのがのぞましいともいえます。
*資生堂調べ
●男性用BBクリームは、もはやビジネスツール!?
BBクリームは肌悩みをカバーして自然に見せてくれるクリーム。美容液・乳液・UVカットの要素を兼ねるものもあります。この2年の間に男性用BBクリームの有用性に気づいて取り入れ始めているビジネスマンの方は増えていますが、BBクリームたった1つで、ファンデーションで肌をきれいにしたかのような変化を得られます。
海外のエグゼクティブは身だしなみの一環としてスキンケアや男性用BBクリームを取り入れている人もいます。ワークライフバランスが保たれている人ほど優秀なビジネスマンと評価される背景もあり、肌が健康的なほうがポジティブな印象を与えられるからです。
顔色が健康的で肌の質感をつややかにしてくれるBBクリームは、寝不足や疲れからくるクマや、青髭を隠してくれる役割も。
また、毎日の習慣にすることで、リモートワーク中の肌の乾燥予防や紫外線カットが叶うケアにもなります。
額や鼻筋など、リモート画面で光を集める部分にサッと塗ってきれいにするだけでもぐっと印象が立体的に、シャープになります。
メイククレンジング習慣に馴染みのない男性には、通常の洗顔料で落とせるものを選ぶのもポイント。日々のクレンジングの手間がないことで気軽に習慣化できます。
ウーノ フェイスカラークリエイター 3種 オープン価格 30g SPF30・PA+++
爽やかなシトラスグリーンの香りで、SPF30++・PA+++と、紫外線対策も。男性特有のテカリや皮脂にも対応し、うるおい成分のWヒアルロン酸*などの保湿成分も入っているので、リモートワーク中のカサカサ対策にも。メイククレンジングは不要で石鹸で落とせます。
*ヒアルロン酸Na,アセチルヒアルロン酸Na
2019年3月の発売以来累計100万個が出荷*されている大ベストセラー。資生堂のヘアメイクアップアーティストが監修した絶妙な色味も、多くの男性にマッチし、人に気づかれずに美肌をつくれるポイント。全国のドラッグストア、バラエティストアなどで入手可能。
カラーはもっとも明るい「ナチュラル」、「カバー カラーレベル3」「カバー カラーレベル5」の順によりダークトーンに。
特に「ナチュラル」は、手に出したときは白いクリームで、塗り広げるとクリームが自然なベージュカラーに変わるという製法で、きちんとムラなく伸ばせたかが視覚的にもわかりやすいのが画期的。
*累計出荷数 2019年3月~2021年2月
(3)眉の形が左右対称で、目指すキャラクターに合っている
眉は顔のフレーム。目と鼻のラインをくっきり見せるのにも、眉毛がポイントになります。
毛は画面を通してもわかりやすいですし、眉毛がボサボサしているとだらしない印象を与えます。
最初の一歩はプロによる眉カットを。ヘアカットの時に整えてもらうのもいいでしょう。
カットしてもらうだけでなく、自分で補整して理想の形を作れるようにしておきましょう。
・抜かずに切る
眉は抜いた箇所から生えてこなくなることもあるので抜かず、はみ出した毛を眉カット用のはさみでカットします。眉尻は1週間に1回のペースで整えるようにしましょう。
・アイブロウは描かずに”埋める”
ペンシルを使って線を描くように描くとどちらかというと女性的な印象になります。
精悍な顔つきを目指すには、毛の密度が薄い箇所をアイブロウで軽くなぞるように埋めていきましょう。眉尻だけ、スッと1本の線のように描き足すといいでしょう。
・髪色に合わせやすいカラーをチョイス
ダークグレーやダークブラウンなどは取り入れやすいかもしれません。
アイブロウ 1種 オープン価格
幅広い髪色にマッチしやすい絶妙なダークグレーのカラーが、資生堂のヘアメイクアップアーティスト監修ならでは。
涙型の断面で、太いほうで眉毛の間の色付け、細いほうで眉尻のラインを入れる、の使い分けができ、初心者でも自然に描きやすいです。
(4)唇の色味が画面でもわかりやすく血色がいい
リモート画面では基本的に色は暗く映ることが多いです。
したがって、実際には血色のいい唇の色も、紫色の不健康な唇に見えてしまうことが多々あります。
そこで活用すべきが、ちょっとだけ健康的な色が発色する男性用リップクリームです。
ガサガサと皮が剥けたり、乾燥して出血してしまっている唇はもちろん不健康な印象を与えるので、日ごろからのリップクリームでの乾燥ケアも重要。色付きリップにも保湿機能が備わっているものを1本持っておきましょう。
内容量 : 2.2g オープン価格
血色感アップ成分配合で、唇に塗るとグレーから色が変化し、血色感のある自然な仕上がりに。ただの保湿用リップクリームにみせながら、血色感を出せます。唇そのものが色づいたような仕上がりに。
トリートメント成分配合でうるおいを与え、縦ジワ補正ベースが光を反射、縦ジワを目立たなくする効果も。
コロナ禍を機にリモートワークが推進され、ビジネスシーンにおける多くの会議がリモート会議となったという職場も少なくないのではないでしょうか。リモート画面を通したコミュニケーションでビジネスが完結することも少なくないという社会背景をうけ、資生堂ウーノは2021年春の新年度に向け、『リモート会議/リモート面談における第一印象』に関して、全国20代~40代の男女1200名を対象とした意識調査を実施しました。
また、6名の男性のメンズメイクをした場合・していない場合それぞれの「リモート会議画面」の写真を同じ対象者に見せ、メンズメイクがリモート画面を通して相手に与える第一印象に関する定量調査も実施。この定量調査において、自分自身が自信を持つために男性用BBクリーム、アイブロウ、色付きリップを使用することがリモート会議・面談における第一印象評価にポジティブな影響を与えることが示唆されました。
調査結果とともに、リモート会議・面談が主戦場となるビジネスシーンにおけるセルフプロデュースに関して、イメージコンサルタントの安積陽子氏に解説いただきます。
【監修】イメージコンサルタント 安積陽子氏
国際ボディランゲージ協会 代表理事。アメリカ合衆国シカゴに生まれる。ニューヨーク州立大学イメージコンサルティング学科を卒業後、アメリカの政治・経済・外交の中枢機能が集中するワシントンD.C.で、大統領補佐らを同窓に非言語コミュニケーションを学ぶ。そこで、世界のエリートたちが政治、経済、ビジネスのあらゆる場面で非言語コミュニケーションを駆使している事実に遭遇。2005年からニューヨークのImage Resource Center of New York 社で、エグゼクティブや政治家、女優、モデル、起業家を対象に自己演出術のトレーニングを開始。2009年イメージコンサルタント養成スクールIRC JAPAN代表に就任。2016年、一般社団法人国際ボディランゲージ協会設立。理念は「表情や姿勢、仕草から相手の心理を正しく理解し、人種、性別、性格を問わず、誰とでも魅力的なコミュニケーションがとれる人材の育成」。非言語コミュニケーションのセミナー、研修、コンサルティング等を行う。
■ますます浸透するリモート会議
約7割が「リモートでしか会ったことがない人がいる」
「あなたは仕事でリモート会議や商談をどの程度していますか?」の問いに対し、「5割以上がリモート会議・商談になっている」という人が65.7%にのぼります。
「リモートでしか会ったことがない人がいる」という人も約7割(69.7%)にのぼり、「リモートでしか会ったことがない人が半数以上」という人も3割以上(34.9%)いました。
■事実、リモートが初対面では印象や記憶に残りづらい
「『リモートでの初対面』と『実際に対面での初対面』を比較した場合、あなたの印象や記憶に残るのはどちらですか」との問いには、約7割(68.1%)が「対面で会う方が印象や記憶に残る」と回答。
リモートでのコミュニケーションでは印象や記憶に残りづらいといえます。
■リモートで相手にポジティブな印象を与えるには「見た目」も大いに寄与
リモート会議において相手からポジティブな印象を受けたポイントに関しては、「話し方から(ポジティブな印象を受けた)」(42.3%)に次いで2番目に「見た目から」(30.0%)という結果となっており、僅差で「本人の態度やふるまい、姿勢から」(29.2%)を上回る結果となっています。見た目の与える第一印象が重要であることがわかります。
■自分の姿・映り方に自信を持つことで堂々とカメラをオンに
「リモート会議で顔を見せること(カメラをオンにすること)に抵抗があるか」の問いには、「抵抗がある」(19.7%)、「どちらかというと抵抗がある」(33.3%)と半数以上(53.0%)の人は抵抗があるようです。その理由の第1位は「自分の姿・映り方に自信がないから」(44.3%)と飛びぬけており、次いで「画面が暗い・カメラの画質が悪い、など画面のクオリティが気になる」(16.7%)、「音声や映像が途切れるなどの障害が心配だから」(16.0%)と続きます。
しかし、相手がカメラオフしていることに対して、実はおよそ半数(48.2%)の人がネガティブな印象を抱いていることも明らかに。
具体的なネガティブ感情としては、「相手に親しみが湧かない」(50.5%)、「相手の反応や感情がわからず不安」(50.2%)、「距離をおかれている気がする」(41.9%)、「軽んじられているような気がする」(33.2%)と続きます。(複数回答、N=20代~40代のビジネスパーソン 1200人)
ビジネスシーンでは、自分の姿になるべく自信を持てるようなコンディションを整え、「カメラはオン」のほうが有利に働くといえそうです。
■第一印象アップのためにやっていることは?
「何もしていない」最多、対策している人は「寝ぐせをなおす」「スキンケアやBBクリーム」
同調査対象のうち、男性のみ(20代~40代男性600人)に「リモート会議での第一印象を改善するために工夫していること」を問うと、「何もしていない」(23.3%)が最多ながら、「寝ぐせをなおす」(8.2%)、「きちっとした服を選ぶ」(7.2%)に次いで、「スキンケアをする」、「BBクリームやコンシーラーをつける」(ともに5.7%)と、肌をきれいに見せる対策も徐々に浸透していることがわかりました。これは「ヘアセットを入念にする」(4.5%)を上回る数値であり、BBクリーム等の活用がヘアセット同様に身だしなみとして浸透してきていることが伺えます。
また、20~40代男性600人中34人(5.6%)がBBクリーム・ファンデーション・コンシーラーといった、肌を健康的に見せる色のついたメイクアイテムを使用していることがわかりました。
年代別に見ると20代が最も多く20代男性200人中21人、30代は200人中7人、40代は200人中6人。20代の10人に1人以上がBBクリームを使用しています。
《”リモート映え”メンズメイク 社会人男女1200人を対象とした印象調査》
印象に関する調査結果:資生堂ウーノ2021年2月実施 20代~40代の男女1200名を対象とした調査
メンズメイク監修:高橋弘樹(株式会社MBP.NEXT)氏
画面を通した【A:メイクなし】・【B:メイクあり】のビジネスマン6名の写真を見せ、同調査対象の男女1200名に、ビジネスマンが第一印象で与えることが好ましいと想定される下記(1)~(7)の項目に関して、【A】・【B】のどちらに対してより強くその印象を抱くかを質問。
なお、【A】と【B】の差異が「メイクあり・メイクなし」であることは回答者には伏せています。
【評価項目】
(1)どちらと「一緒に仕事をしたい」ですか?
(2)どちらが「リーダーシップがありそう」ですか?
(3)どちらが「気軽に仕事の相談ができそう」ですか?
(4)どちらが「スマートそう」ですか?
(5)どちらが「仕事の指導をしてあげたく」なりますか?
(6)どちらが「顧客の前に出しても安心」ですか?
(7)どちらの営業マンから「製品を買いたい」ですか?
上記の評価項目に関して、【A:メイクなし】と【B:メイクあり】のどちらによりその印象を持つかを、その度合とともに選択。選択された項目のポイントを足し上げます。
6名の男性(No.1~6)に対する評価ポイント結果が下の表です。
各男性の7つの評価項目すべてのポイント平均値で【A:メイクなし】と【B:メイクあり】を比較しています。
調査の結果、6名の男性全員において、
【A:メイクなし】 より【B:メイクあり】の合計ポイントの方が高くなりました。
【A:メイクなし】、【B:メイクあり】のポイント比率には個人差があり、各人ごとに大差がつく項目にも違いがありました。(表中の「評価項目中、大差があったもの」列参照)
今回の6名の平均値より、「メイクをしていない時よりしている時のほうがビジネスにおける第一印象が9.6倍ポジティブに受け取られる」という結果が出ました。
《それぞれの男性が目指したい印象と ”リモ映え”メイクポイント》
男性 No.1
☆疲れていてモチベーションの低そうな印象から、健康的でモチベーションが高そうな印象へ。
<ポイント>
・クマやほうれい線などを男性用BBクリームでカバー。トーンも明るく。
・眉毛の薄い部分にアイブロウを足し、キリッと1本線の上り眉に。
・紫がかった唇を色付きリップで血色よく。リップをつけることで上唇のラインもくっきり。
男性 No.2
☆顔色が悪く元気がない、眠たそうな印象から、覇気がありエネルギッシュな印象へ。
<ポイント>
・シミ・クマが目立つ目の下に男性用BBクリームを厚めに塗る。
・眉のラインを補整することで滑らかに。スマートな印象に。
・唇の血色がよくなり、ヘルシーに。
男性 No.3
☆冷たそうで不健康的な印象から、柔らかく健康的な印象へ。
<ポイント>
・陰りがちな肌を男性用BBクリームで明るく。
・眉毛の薄い部分にアイブロウを足して柔らかい曲線の眉に。
・紫がかった唇を色付きリップで血色よく。
男性 No.4
☆若わかしいが、目のまわりのクマ、鼻の陰、吊り上がり気味の眉で若干険しく見えてしまう表情を、フレッシュで優しい印象に。
<ポイント>
・陰りがちな目周りを男性用BBクリームで明るく。
・眉毛自体がしっかりとして理想的だが、上り眉はアグレッシブに見えすぎる場合があるので、若干眉尻を下げることで優しい印象に。
・リップで血色よくすることで、より若わかしさ、元気さが強調できる。
男性 No.5
☆タレ目は優しそうな印象ながら、目の下のクマは疲労感や”困った”感にもつながる。頼れる印象にチェンジ。
<ポイント>
・タレ目をより垂れている印象にしてしまう目の下のクマをカバー。
・眉頭の起点をはっきりさせ、眉全体もはっきりと濃く描き足すことで、ビビッドで頼りがいを感じさせる表情に。
・リップをつけることで口の輪郭がはっきりし、力強い発言などを連想させることができる。
男性 No.6
☆ソフトで人当りがよさそうながら、どことなくおっとりした、ちょっと眠たそうな印象も。顔につやと眉・口もとのラインをはっきりさせてシャープに。
<ポイント>
・赤らんでいる顔は眠たそうに見せてしまう場合があるので、BBクリームで 全体的に均等につやをプラスし、元気で活発そうに見せる。
・眉毛の薄い部分を描き足し、キリッとしたラインを感じさせることで意志を感じさせる眉に。
・リップをつける事で口の輪郭がはっきりし、キュッと上がった覇気を感じる口もとに。
”リモ映え”の第一印象で「仕事がデキそう」と思わせるためのポイント
(1)カメラの高さが顔の高さと揃っていて、画面が明るい
(2)肌が健康的で、色も均一できれい
(3)眉の形が左右対称で、目指すキャラクターに合っている
(4)唇の色味が画面でもわかりやすく血色がいい
これらのポイントをおさえるためのテクニックを解説。
(1)カメラの高さが顔の高さと揃っていて、画面が明るい
●画面の位置・明るさに関して
ノートパソコンの画面の下にあるカメラを使用している人は、相手から見ると「上から見下している」ような角度になってしまうので要注意。
外付けのカメラにする、スマートフォンのカメラとパソコンを連動できるアプリを活用してスマートフォンを接続するなどして、カメラの位置と目線が平行になるように設定することがおすすめです。
ノートパソコンの上部にカメラがついている人も、パソコンスタンドなどで高さを上げるとより理想的な位置に。
理想はカメラ位置が顔より5cm程度上にあること。そのほうが顔の輪郭がシャープに映ります。
ライトは自撮り動画撮影用などで活用している人も多い丸い形のLEDライトがついたもの等もあるので、暗さが気になる人は取り入れるといいでしょう。
(2)肌が健康的で、色も均一できれい
●男性でもスキンケアは必須。”男性用”のものを使用
男性の肌は、女性の肌よりも皮脂量が多いということはよく知られていますが、さらに女性の肌よりも弱く*、紫外線ダメージなども受けやすいことがわかっています。したがって、男性の肌研究をもとにつくられた化粧水や乳液、オールインワンジェルなどの使用がおすすめです。
また、男性は髭剃りで肌がダメージを受けることや日焼け止めの習慣がないまま過ごしてしまうことも多く、入念なケアをするのがのぞましいともいえます。
*資生堂調べ
●男性用BBクリームは、もはやビジネスツール!?
BBクリームは肌悩みをカバーして自然に見せてくれるクリーム。美容液・乳液・UVカットの要素を兼ねるものもあります。この2年の間に男性用BBクリームの有用性に気づいて取り入れ始めているビジネスマンの方は増えていますが、BBクリームたった1つで、ファンデーションで肌をきれいにしたかのような変化を得られます。
海外のエグゼクティブは身だしなみの一環としてスキンケアや男性用BBクリームを取り入れている人もいます。ワークライフバランスが保たれている人ほど優秀なビジネスマンと評価される背景もあり、肌が健康的なほうがポジティブな印象を与えられるからです。
顔色が健康的で肌の質感をつややかにしてくれるBBクリームは、寝不足や疲れからくるクマや、青髭を隠してくれる役割も。
また、毎日の習慣にすることで、リモートワーク中の肌の乾燥予防や紫外線カットが叶うケアにもなります。
額や鼻筋など、リモート画面で光を集める部分にサッと塗ってきれいにするだけでもぐっと印象が立体的に、シャープになります。
メイククレンジング習慣に馴染みのない男性には、通常の洗顔料で落とせるものを選ぶのもポイント。日々のクレンジングの手間がないことで気軽に習慣化できます。
ウーノ フェイスカラークリエイター 3種 オープン価格 30g SPF30・PA+++
安積さんのエグゼクティブ向けコンサルティングでも推奨されているのがウーノの男性用BBクリーム。
爽やかなシトラスグリーンの香りで、SPF30++・PA+++と、紫外線対策も。男性特有のテカリや皮脂にも対応し、うるおい成分のWヒアルロン酸*などの保湿成分も入っているので、リモートワーク中のカサカサ対策にも。メイククレンジングは不要で石鹸で落とせます。
*ヒアルロン酸Na,アセチルヒアルロン酸Na
2019年3月の発売以来累計100万個が出荷*されている大ベストセラー。資生堂のヘアメイクアップアーティストが監修した絶妙な色味も、多くの男性にマッチし、人に気づかれずに美肌をつくれるポイント。全国のドラッグストア、バラエティストアなどで入手可能。
カラーはもっとも明るい「ナチュラル」、「カバー カラーレベル3」「カバー カラーレベル5」の順によりダークトーンに。
特に「ナチュラル」は、手に出したときは白いクリームで、塗り広げるとクリームが自然なベージュカラーに変わるという製法で、きちんとムラなく伸ばせたかが視覚的にもわかりやすいのが画期的。
*累計出荷数 2019年3月~2021年2月
(3)眉の形が左右対称で、目指すキャラクターに合っている
眉は顔のフレーム。目と鼻のラインをくっきり見せるのにも、眉毛がポイントになります。
毛は画面を通してもわかりやすいですし、眉毛がボサボサしているとだらしない印象を与えます。
最初の一歩はプロによる眉カットを。ヘアカットの時に整えてもらうのもいいでしょう。
カットしてもらうだけでなく、自分で補整して理想の形を作れるようにしておきましょう。
・抜かずに切る
眉は抜いた箇所から生えてこなくなることもあるので抜かず、はみ出した毛を眉カット用のはさみでカットします。眉尻は1週間に1回のペースで整えるようにしましょう。
・アイブロウは描かずに”埋める”
ペンシルを使って線を描くように描くとどちらかというと女性的な印象になります。
精悍な顔つきを目指すには、毛の密度が薄い箇所をアイブロウで軽くなぞるように埋めていきましょう。眉尻だけ、スッと1本の線のように描き足すといいでしょう。
・髪色に合わせやすいカラーをチョイス
ダークグレーやダークブラウンなどは取り入れやすいかもしれません。
ウーノ バランスクリエイター
アイブロウ 1種 オープン価格
幅広い髪色にマッチしやすい絶妙なダークグレーのカラーが、資生堂のヘアメイクアップアーティスト監修ならでは。
涙型の断面で、太いほうで眉毛の間の色付け、細いほうで眉尻のラインを入れる、の使い分けができ、初心者でも自然に描きやすいです。
(4)唇の色味が画面でもわかりやすく血色がいい
リモート画面では基本的に色は暗く映ることが多いです。
したがって、実際には血色のいい唇の色も、紫色の不健康な唇に見えてしまうことが多々あります。
そこで活用すべきが、ちょっとだけ健康的な色が発色する男性用リップクリームです。
ガサガサと皮が剥けたり、乾燥して出血してしまっている唇はもちろん不健康な印象を与えるので、日ごろからのリップクリームでの乾燥ケアも重要。色付きリップにも保湿機能が備わっているものを1本持っておきましょう。
ウーノ オールインワンリップクリエイター
内容量 : 2.2g オープン価格
血色感アップ成分配合で、唇に塗るとグレーから色が変化し、血色感のある自然な仕上がりに。ただの保湿用リップクリームにみせながら、血色感を出せます。唇そのものが色づいたような仕上がりに。
トリートメント成分配合でうるおいを与え、縦ジワ補正ベースが光を反射、縦ジワを目立たなくする効果も。
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