博多大丸創業70周年記念／生誕120年記念 棟方志功展

■場所：大丸福岡天神店　本館6階アートギャラリー　■会期：2026年6月7日（水）～13日（火）午前10時～午後7時（※最終日は午後4時閉場）　■展示販売／入場無料

青森が生んだ世界に誇る版画家、棟方志功 。少年時代、ゴッホの絵画「ひまわり」に感動したことが芸術家を目指すきっかけとなりました。その後、日本の伝統でもある木版画に魅了され、木版の特徴を生かした作品を作り続けます。1956年、ヴェネツィア・ビエンナーレで日本人として初の国際版画大賞を受賞。1970年には文化勲章を受章しました。本展では、生誕120年を記念した展覧会として、倭画と板画を中心に約50点を一堂に展示販売いたします。輝き続けた偉大な版画家の「祈り」を込めた多様な芸術作品をお楽しみください。

大丸福岡天神店では、創業70周年を記念して棟方志功展を開催いたします。20世紀を代表する世界的芸術家 棟方志功の作品の数々を、この機会に是非ご覧くださいませ。

▲棟方志功
『美魅寿玖鳥之図』
倭画
64.8×32.5cm
 

▲棟方志功
『乾坤双妃図』
倭画
40.0×64.8cm
 

▲棟方志功
『｢天平の壁｣の柵』
板画
45.0×34.5cm
 

▲棟方志功
『大顔の柵』
板画
25.8×24.1cm
 

▲棟方志功
『振向妃の柵』
板画
36.0×51.9cm

 

• 棟方志功　略歴

1903年　青森県青森市に生まれる
1921年　ゴッホの「ひまわり」に感動して画家を志す
1924年　上京
1928年　版画家　平塚運一の下で版画を学ぶ
帝展に出品　初入選
1930年　国画会に版画を出品
1932年　日本版画協会会員となる
1934年　堀口大学の詩集「ヴェニュス生誕」発刊の際、別冊として版画9点を制作
1936年　国画会に出品した「大和し美し」が出世作となる　これを機に柳宗悦ら民芸運動指導者に見出され知遇を得る
1937年　国画会同人となる
1938年　第２回新文展に「善知鳥（うとう）」出品　特選受賞
1939年　「釈迦十大弟子」を制作
1941年　第5回佐分賞受賞
1952年　第２回ルガノ国際版画展（スイス）に出品　優秀賞受賞　日本版画協会を脱会　日本版画院を結成
1955年　第3回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展に出品　版画部門最高賞受賞
1956年　第28回ヴェネツイア・ビエンナーレに出品　国際版画大賞受賞
1958年　日展会員となる
1959年　東京国立近代美術館で「ヨーロッパ巡回棟方志功展国内展示」を開催　以後２年にわたりヨーロッパ主要都市を巡回
1960年　アメリカ各地で個展開催　日展評議院となる　患っていた眼病が悪化し、左目がほとんど失明する
1965年　朝日賞（文化賞）受賞　イタリア芸術院名誉会員となる
1967年　アメリカ各地で個展開催
1970年　文化勲章受章　文化功労者として顕彰される　毎日芸術大賞受賞
1975年　日展常任理事となる
逝去（享年71歳）青森市に棟方志功記念館が開館






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アクセス：
西鉄電車「福岡（天神）駅」
西鉄バス「天神大丸前」
西鉄バス「西鉄バスターミナル前」
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