医師おおたわ史絵の壮絶体験がついに文庫化! 母の依存症の実態をつづったエッセイ『母を捨てるということ』発売/本人からのコメントも

発売即重版、各メディアでも話題になった一冊が待望の文庫化。依存症と当事者家族の40年にもわたる闘いの記録

株式会社朝日新聞出版

医師・コメンテーターとして活躍するおおたわ史絵さんのエッセイ『母を捨てるということ』の文庫版が、2024年4月5日(金)に発売されました。おおたわさんは、幼い頃から母の機嫌に振り回され、常に顔色をうかがいながら育ってきました。そんな母が薬物依存症の末に孤独死したことをテレビで公表し、大変な話題を呼びました。本書では、幼少期からの過酷な体験、親との別れ、そして母の呪縛からどうやって逃れたのかを克明につづります。依存症がいかに人を狂わせ、周囲の人を巻き込んでいくのか、当事者家族でしか書けない壮絶な実態が明らかになります。

異常なほど娘に執着した母親。やがて彼女は薬物依存症に陥った。

「いっそ死んでくれ」と願う娘と「産むんじゃなかった」と悔やむ母。母に隠されたコンプレックス、そして依存症家族の未来とは。

医師として活躍する著者の知られざる告白。

解説・松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部 部長)

【おおたわ史絵さんからのコメント】

毒親と呼ばないで。彼女はただ依存症に勝てなかっただけなの

【本書の内容】

●第一章

わたしが医者になった理由

顔色をうかがう子

タバコの火

代理ミュンヒハウゼン症候群

自傷行為と優しい手

悪夢の始まり

オピオイド

注射器の転がる食卓

誤解

発覚

壊れていく母

逃げ場所を求めて

美しい母と醜い娘

父からのSOS

●第二章

ダルク

六つの特徴

依存症外来

入院? わたしが?

ミーティングという治療

つらいのはわたしだけじゃない

イネイブラーはもうやめる

父娘の死刑宣告

命がけの大勝負

娘は悪魔

戦友・父の死

良い娘をもって幸せでした

喪主のいない告別式

狼少年と母

母を殺してしまおう

透明人間

カウントダウン

密やかな最期

消えたノイズ

●第三章

タブー解禁

言えなかった秘密

生きるためのドーピング

溺れる人と浮き輪の話

寂しいネズミ

PIUSテクニック

たった一度の涙

贖罪

終わりのない旅

【著者プロフィール】

おおたわ史絵(おおたわ・ふみえ)

総合内科専門医。法務省矯正局医師。東京女子医科大学卒業。大学病院、救命救急センター、地域開業医を経て現職。刑務所受刑者の診療に携わる、数少ない日本のプリズンドクターである。ラジオ、テレビ、雑誌など各メディアでも活躍中。

【書誌情報】

『母を捨てるということ』(朝日文庫)
著者:おおたわ史絵

 発売日:2024年4月5日(金曜日)
定価 :990円(本体900円+税10%)
仕様:文庫判・288ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4022620951

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会社概要

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URL
http://publications.asahi.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地5-3-2
電話番号
03-5541-8757
代表者名
市村 友一
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
2008年04月