デビュー10周年を記念し、アジカンがファンに贈る“感謝祭”をWOWOWでオンエア!

「ASIAN KUNG-FU GENERATION デビュー10周年記念ライブ  ファン感謝祭・オールスター感謝祭」11月3日(日・祝)午後 3:30

株式会社WOWOW

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ASIAN KUNG-FU GENERATIONのデビュー10周年記念ライブが、9月14日、15日の2日間にわたって横浜スタジアムで行われた。大学時代の仲間で結成した4人にとって、会場のある横浜は音楽活動の始まりの地であり、今もなお拠点としている街。そんな特別な場所での開催となった今回のライブは、これまでの軌跡を辿る同時に、これからの指針も感じる2日間となった。

1stシングル「未来の破片」からスタートした1日目は“ファン感謝祭”と題し、ファンのリクエストをもとにしたセットリストを、メンバー4人だけで演奏する形で構成。最初のMCで「今日はファン投票で選ばれた曲しか演りません」と後藤正文が宣言すると、客席から悲鳴にも似た歓声が上がった。17時にスタートした公演は、まだ空も明るく、ステージからも客席にいるファンたちの表情が見えるのだろう。笑顔で盛り上がる観客の様子に、メンバーの顔からも笑みがこぼれる。「ブラックアウト」「リライト」などアジカンの代表曲を披露し、ファン投票だからそこの選曲でスタジアムを盛り上げた。

第2部では趣向を変え、ファン投票トップ10を順に演奏。スコアボードを使い、ファンが選んだ順位とメンバー投票による順位を表示するという球場ならではの演出も。ランクインした楽曲名と、ファンとメンバーそれぞれの順位が発表されるごとにざわめく観客。演奏やMC以外でも楽しませてくれる演出は“ファン感謝祭”ならでは。気になるファン投票の順位は10位「絵画教室」、9位「それでは、また明日」、8位「転がる岩、君に朝が降る」、7位「ムスタング」、6位「羅針盤」、5位「或る街の群青」、4位「海岸通り」、3位「君という花」、2位「Re:Re:」、1位「ソラニン」という結果となった。
この日、後藤は1曲歌い終えるごとに「ありがとう」と感謝の意を口にした。アンコールでは「辞めようかなと思ったことも何度もあったけど、ミュージシャンとして幸せな10年だったと思います。この3人とバンドをやるのは楽しいし、そんな僕らの音楽をいろんな人が見つけてくれて、本当に本当に嬉しいです」と改めてファンにお礼を述べた。

2日目の公演は“オールスター感謝祭”を銘打ち、サポートメンバー3人を迎えての7人編成によるパフォーマンスのほか、アジカンと親交のあるゲストミュージシャンが登場。この日しか観られないコラボレーションを繰り広げた。
事前に発表されていたゲスト陣の中から先陣を切って登場したのはホリエアツシ(ストレイテナー)で「KILLER TUNE」、続くマット・シャープ(ザ・レンタルズ)とは、ザ・レンタルズのナンバー「Getting By」を演奏。3人目のゲストは細美武士(the HIATUS)。the HIATUSの「Insomnia」を披露した。再び7人となり、Beckの「Loser」の日本語カバーや「踵で愛を打ち鳴らせ」「今を生きて」で会場を沸かせ、一部のフィナーレを迎えた。

 第2部では、アジカンの4人に金澤ダイスケ(フジファブリック)を加えた編成で「迷い犬と雨のビート」「架空生物のブルース」「さよならロストジェネレイション」などを演奏した後、メンバーだけが残ったステージはいよいよ終盤戦へ――。前日に続き、ファンへの感謝の想いを口にしていた後藤は、最後に「まだまだ俺たちの歩みは続いていきます」と新たな10年に向けての決意を表明し、ステージを後にした。

この2日間の模様は11月3日(日)午後3:30~WOWOWライブで放送される。お見逃しなく!


■■■WOWOW番組情報■■■
「ASIAN KUNG-FU GENERATION デビュー10周年記念ライブ  ファン感謝祭・オールスター感謝祭」
11月3日(日・祝)午後 3:30[WOWOWライブ]
メジャーデビュー10周年を迎えるASIAN KUNG-FU GENERATION初のスタジアムライブ2daysを3時間に凝縮して放送

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1984年12月