【快挙】留学生が国家資格・最上位「一等無人航空機操縦士（学科）」に合格

― 日本語・法令・専門知識の壁を突破 —

ＮＳＧグループの学校法人国際総合学園 WiZ 国際情報工科自動車大学校（福島県郡山市）では、 2025年 12月 5日（金）ドローンスペシャリスト科2年生の留学生、ペレラ ロドリッグ ジュディカエル コジョさん（ベナン共和国出身）が日本の無人航空機分野における最上位国家資格「一等無人航空機操縦士」学科試験に合格するという快挙を達成しました。

一等無人航空機操縦士は、有人地帯での目視外飛行（レベル 4）を含む高度な運航を可能とする、日本における無人航空機操縦士資格の最上位資格です。本資格は、高度な操縦技術に加え、日本の航空法や安全管理に関する専門的な知識を日本語で正確に理解・判断する能力が求められます。その難易度の高さから、留学生が合格する例は極めて稀であり、本件は日本における人材育成の観点からも、非常に意義深い成果と言えます。

今回合格したペレラさんは、専門用語や法令文書に多用される日本語、特に漢字表現の言い回しに苦戦しながらも、粘り強く学習を継続し、複数回の挑戦を経て合格を勝ち取りました。

一等無人航空機操縦士学科試験に合格したペレラさん

【合格した学生の声】

「試験には、8回目で合格しました。合格までの道のりでは、文章の日本語、特に漢字の読解や言い回しに非常に苦戦しました。そのため、先生に質問をしたり、模擬試験やAIで作成した想定問題を何度も解いたりして、試験に臨みました。

合格した瞬間は、驚きと喜びで震えました。
すぐに先生に結果を伝えたくて連絡したほど、うれしかったです。今後は実地試験があるので、実習での練習を活かして本番に臨みたいです。

また、他の国家資格にも挑戦していきたいと考えています。」

 ドローンスペシャリスト科 2 年生
ペレラ ロドリッグ ジュディカエル コジョさん

本校では、国家資格に対応した体系的な学科指導に加え、実運用を想定した実地訓練と、学生一人ひとりの理解度に応じたきめ細かなサポートを行っています。日本人学生に限らず、日本での就職や社会実装を目指す留学生に対しても、実践的かつ挑戦的な教育環境を提供しています。

今後も、国籍やバックグラウンドを問わず、無人航空機分野で国際的に活躍できる人材の育成を通じて、ドローンの安全な社会実装と産業発展に貢献してまいります。

WiZ 国際情報工科自動車大学校

所在地：〒963-8811福島県郡山市方八町2-4-15

代表者名：佐藤　善邦

ＵＲＬ：https://wiz.ac.jp/

 

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