アダストリアが東京デザイン専門学校と共に就職後のリアルな職業観を育む授業を実施
niko and ...TOKYOに “ひんやりICE調”の什器を制作8月8日（火）より設置
アダストリアでは、サステナビリティの重点テーマの一つに「人を輝かせる」を掲げており、これまでにも教育機関と連携した商品企画や職場体験を行ってまいりました。
「HARAJUKU COOKOUT」と称したこの集中授業は2年目の開催で、昨年はniko and ...の旗艦店であるniko and ...TOKYOの2階フロアへの回遊を促すために階段上に展示するオブジェの制作を行いました。
（昨年（2022年）の制作物）
2回目の開催となる今回は、夏休みの集中授業として学科の垣根を越えた19名の学生が授業に参加しました。学生たちは初回の授業で「ストアVMD（※）」の基礎を学び、店舗づくりの基礎を勉強したうえで、リアルな仕事のプロセスになぞらえ、企業の仕事を受注した流れと同じように商品陳列用の什器製作を行っています。このたびの什器製作では、素材となる樹脂の成型過程から行いました。また、陳列商品に添える装飾品としてサステナブルな素材として近年注目される「paneco」を用いて食材や調理器具をテーマにした立体造形に挑戦しています。
このたびの取り組みは東京デザイン専門学校の理念である「クリエイティブな世界を目指す全ての人々に対して、時代のニーズに応える知識と技術を伝える」や「1人ひとりの創造力を最大限に引き出しコミュニケーション能力の高いクリエーターを育成する」などに共感し、アダストリア×東京デザイン専門学校の産学協働として開始しました。
昨今、企業と学生がコラボレーションして商品企画をするなどの機会が増加していますが、実際は学生が就職後すぐに、商品企画やプロジェクトの立ち上げに参加できる機会を得ることはまだ少ないのが現状です。
アダストリアでは、この授業を通じ就職後の職業観やリアルな体験を提供しています。この度作成した什器は8月8日（火）から10日ほど昨年同様、niko and ...TOKYOに設置します（展示終了日は前後する可能性があります）。
（※）ストアVMD・・・ヴィジュアルマーチャンダイジング：店舗（ブランド）の世界観を表現し、商品を視覚的に魅力的に見せる売り場づくりの手法
■授業を担当する東京デザイン専門学校 非常勤講師小室 洋介氏のコメント
専門分野での技術と知識を、限られた在学期間で修得する専門学校において「現場」を知る機会は極めて貴重で、このような活動が２年目を迎えられることを大変ありがたく思っております。
今後も原宿という地域に所在する利点を相互に高め合い、学生たちの成長と、アダストリアのさらなるご隆盛に繋がる持続的な産学活動を目指していければと願っております。
■東京デザイン専門学校について
学校法人原宿学園運営のデザイン専門学校。1966年に前身である「東京デザインアカデミー」創設。1977年に専修学校として認可、校名を「東京デザイン専門学校」に。2023年現在、３年制２学科、２年制７学科を有し、全学科が文部科学大臣認定の職業実践専門課程となっています。JR原宿駅、副都心線北参道駅周辺に複数校舎を展開し、卒業生2万名以上、在籍学生670名（2023年6月現在）。
＜所在地＞東京都渋谷区千駄ケ谷３丁目６２−８
■アダストリアの産学協働の過去事例
Heather×近畿大学 通学バッグの企画制作
いつまでも遊び心を忘れない“前向きな女の子”のためのブランド「Heather」と近畿大学の４人の学生が、オシャレと機能性や低コストのすべてが叶う通学バックの企画制作を実施しました（販売期間：終了）
HAKUTORIKO×大妻女子大学 インナーウェアの企画
「女性の美と健康」を軸に展開するファッションアイテムブランド、HAKUTORIKO（ハクトリコ）と大妻女子大学・マールトウキョウが理想の美メイクインナーとして「反り腰補正サポートレギンス」やファッション性の高い「カップ付きキャミソール」などを開発。現在もドットエスティにて販売中（https://www.dot-st.com/sablemadle/disp/item/189560/）
高校生向けの公募型企業見学
アダストリア所属の現役デザイナー、パタンナーなどがアドバイザーになり、高校生が世界に一つだけのオリジナルウェアを企画する公募型の職場体験を実施しました。
■株式会社アダストリアについて
株式会社アダストリア(代表取締役社長：木村 治)は、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1,400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーンです。2023年に創業70周年を迎え、「Play fashion!」のミッションのもと、人と情報が行き交うオープンなコミュニティをつくり、新たな価値を生み出す“グッドコミュニティ共創カンパニー”となることを目指しています。
＜本部所在地＞ 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷 2丁目21番1号渋谷ヒカリエ
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