物流総合効率化法に基づく物流事業をサントリーホールディングス株式会社と開始(ニュースレター)
大和ハウスグループの若松梱包運輸倉庫株式会社(本社:金沢市、社長:江田修一)は、2023年8月4日に現・美川第2共配センターの敷地内に自動倉庫を完成させ、荷主であるサントリーホールディングス株式会社と共に国土交通省が推奨する物流総合効率化法(流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律)の適用を受け、環境に配慮した効率的な物流事業の展開を開始します。
1.目的
物流業における人手不足は以前から問題視され、昨今は運送業の2024年問題が間近に迫っていることもあり、一層深刻になっています。また、豪雨や雪害、地震等による幹線(長距離)輸送ルートの断絶など、物理的に輸送が不可能となるリスクも高まっています。
さらに、物流業におけるCO2排出量は国内の排出量全体の2割に及び、その削減率は全業種の中で最も低調です。(※)
そこで、これらの諸課題への対応と業務の効率化を図りながら、物流の社会的使命に応えるため、特定流通業務施設の建設を決定し、荷主であるサントリーホールディングス株式会社と共に、物流総合効率化法の趣旨に則った物流事業運営を図ることとなりました。
※出典:環境省『2020年度(令和2年度)温室効果ガス排出量(確報値)について』
2.効果
新倉庫は自動化保管装置と倉庫管理システムによる在庫管理装置を備えており、これまで以上の保管量と効率性を併せ持った倉庫です。さらに、繁忙期の溢れ在庫も含めて集約することを企図しており、横持ち運送が激減することで、業務効率の向上と環境負荷の軽減に大きく寄与します。
【特定流通業務施設を新設し、分散している物流拠点・輸送網を集約・効率化する取組み】
【倉庫概要】
①土地建物
敷地面積:15,356.17㎡(4,645.24坪)
建物構造:鉄骨造2階建
建築面積:5,933.21㎡(1,794.80坪)
延床面積:16,490.62㎡(4,988.42坪)
②機械装置
種目:飲料/酒類製品を保管する大規模なパレット自動倉庫
保管料量:8,640パレット(ビールパレット換算)
設備仕様:30m級スタッカークレーン6台、周回式有軌道搬送台車9台、パレットコンベア(ピッキングステーション4台)
【住所】石川県白山市鹿島町一号9番3,6
【若松梱包運輸倉庫の強みである4温度帯共同配送の概要】
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像