福岡地所、九大OIP、TOPPAN、ディープテック分野のイノベーション推進に向けた連携を開始
9月1日、「天神ビジネスセンターⅡ」に「Fukuoka Innovation Lab.Tenjin」開設。事業化から企業連携・協業までを一体支援。
福岡地所株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:榎本一郎、以下「福岡地所」)、九大OIP株式会社(本社:福岡市西区、代表取締役:大西晋嗣、以下「九大OIP」)、TOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野口 晴彦、以下「TOPPAN」)は、2026年8月7日、ディープテック(※1)分野のイノベーション推進に向けた連携を開始します。2026年9月1日に「天神ビジネスセンターⅡ」4階に開設される、ディープテック特化型インキュベーション施設「Fukuoka Innovation Lab.Tenjin」(読み「フクオカ・イノベーション・ラボ・テンジン」、略称「FIL.Tenjin」、以下「本施設」)を拠点とし、単一の企業や機関では事業化や実用化が難しいディープテック分野において、大学や研究機関、企業及び行政が、一体となって継続的に社会実装に取り組むことができる環境づくりを推進します。

■ 連携の背景
ディープテックとは、事業化・社会実装を実現できれば、国や世界全体で解決すべき経済社会課題の解決など社会にインパクトを与えられるような潜在力のある技術です。一方で、この分野では、研究成果を実際の事業や社会の中で活用していく社会実装までに長い時間を要することに加え、研究と事業化の双方を理解し促進できる人材の不足、さらに長期間の研究開発を支える資金の確保が大きな課題となっています。これらの課題を乗り越えて事業化・社会実装されるためには、大学・研究機関・企業間での連携や実証の場が必要であり、単一の企業や機関だけでは成長が難しいという構造的な課題もあります。
こうした課題に対し、福岡地所・九大OIP・TOPPANの3社は、ディープテック分野のイノベーション推進に向けた連携を開始します。3社は本施設を拠点とし、大学・研究機関・企業をはじめとする関連ステークホルダーをつなぎ、共創・実証の場を提供しながら、ディープテックの研究シーズ(※2)の事業化と社会実装を支援していきます。
■ 取り組みの概要
本施設において、以下3点を推進します。
1.研究シーズの事業化支援と実証・協業機会の提供
スタートアップや大学等におけるディープテック分野の研究シーズの事業化・社会実装を推進するとともに、企業とのマッチング、共同研究の設計・推進、PoCの実行支援を行います。さらに、行政と連携しながら実証・協業の機会を提供します。
2.コミュニティ形成および経営人材の確保
本施設を拠点に、ステークホルダー間のコミュニティ形成・交流を促進します。また、スタートアップに不可欠な経営人材の発掘・輩出や、次世代イノベーション人材の育成・確保を支援します。
3.持続可能な資金循環の構築支援
研究開発フェーズにおける助成金活用から、事業化フェーズにおけるギャップファンド等の支援活用まで、スタートアップの成長段階に応じた資金調達の仕組みづくりを支援します。
■各社の役割

・福岡地所
本施設の運営主体として、コミュニティマネージャーが常駐し、施設運営、入居者支援、行政機関や地元企業との連携を主導します。また、実証・協業の場の確保や、外部人材紹介機関との連携、経営人材の発掘及び輩出を支援します。
・九大OIP
九州大学をはじめとする大学や研究機関の研究シーズを発掘し、事業化に向けた支援を行います(※3)。研究者と企業をつなぐ「翻訳機能」として、共同研究やマッチング機会の創出を担います。さらに、大学発スタートアップの成長に向け、資金支援の仕組みや人材育成・広域連携を推進します。
・TOPPAN
オープンイノベーションの推進及び施設運営を福岡地所と共に支援します。また、TOPPANが展開する公募型オープンイノベーションプログラム「co-necto(コネクト)」(※4)などを通じて培った幅広い産業ネットワークと事業開発ノウハウを活かし、企業・大学・スタートアップの連携を促進します。また、イベントやワークショップの企画運営、事業化までの伴走支援や販路拡大までを一気通貫で推進し、企業や機関の交流と事業創出を後押しします。
■ 今後の目標
今後、3社は各社の強みを掛け合わせ、ディープテック分野のスタートアップが継続的に生まれ成長していく環境づくりを進めることで、業界全体の成長への貢献を目指します。
■「Fukuoka Innovation Lab.Tenjin」について
Fukuoka Innovation Lab.は「知識とアイデアの熱い交流から、革新的技術が光のように輝き生まれる拠点とし、福岡からアジア、そして世界へ発信する」というコンセプトを掲げたインキュベーション施設です。本施設は、ディープテック分野(ライフサイエンス領域を除く宇宙・AI・半導体・エネルギー・ロボティクス・アグリカルチャー等)に特化し、スタートアップの事業化に伴走する支援を行います。
本施設は、2026年1月に開業したディープテック分野特化型(ライフサイエンス領域)のインキュベーション施設「Fukuoka Innovation Lab.九大病院」に続く2拠点目であり、両拠点を両輪として、九州・福岡発のディープテック・エコシステムの形成を後押しします。
・関連リリース: https://fukuokajisho.com/news/1604/


■ 本施設概要

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施設名称 |
Fukuoka Innovation Lab.Tenjin(略称:FIL.Tenjin) |
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所在地 |
福岡県福岡市中央区天神一丁目10番10号 (天神ビジネスセンターⅡ内) |
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所在階 |
4階 |
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アクセス |
福岡市地下鉄空港線「天神」駅地下直結 西鉄天神大牟田線「福岡(天神)」駅徒歩約3分 |
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施設面積 |
約495㎡(約150坪) |
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施設開業時期 |
2026年9月1日 |
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運営 |
福岡地所株式会社 |
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公式ウェブサイト |
■ 本施設位置図

※1ディープテック:
特定の自然科学分野での研究を通じて得られた科学的な発見に基づく技術であり、その事業化・社会実装を実現できれば、国や世界全体で解決すべき経済社会課題の解決など社会にインパクトを与えられるような潜在力のある技術のこと。
※2研究シーズ:
科学技術研究の種(Seeds)。大きな成果が表れる可能性が高い研究のこと。
※3九大OIPによる直近の取り組み事例:
https://ku-oip.co.jp/?utm_source=chatgpt.com#missionsection
※4 TOPPANによる直近の取り組み事例: https://toppan-conecto.com/
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