Amazon、山梨県丹波山村と共同で、日本初となる森林保全・水源涵養プロジェクトを発表

アマゾンジャパン合同会社

Amazonは、首都圏の重要な水源のひとつである山梨県丹波山村(以下、丹波山村)と共同で、日本で初となる水源涵養プロジェクトを今後10年にわたり実施することを発表しました。同プロジェクトにより、毎年1億3,000万リットル以上の水が地域社会に還元されることになると見込まれます。

協定締結式 写真右より、山梨県丹波山村 木下 喜人村長、AWS データセンタープランニング&デリバリー担当バイスプレジデント ケリー・パーソン

Amazonの関連会社であるアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)は、AWSアジアパシフィック(東京)リージョンのデータセンターを運営しており、丹波山村はここに水を供給する水道事業者の水源地の一部となります。この水源涵養プロジェクトは、村の森林の状態を改善し、水資源を確保・強化することを目的としており、AWS の事業で使用する量以上の水を地域社会に還元することで、2030年までにウォーターポジティブを達成 ( https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/12/aws-makes-water-positive-commitment-to-return-more-water-to-communities-than-it-uses-by-2030/ ) するというAWSがグローバルで掲げる目標の実現に寄与します。

丹波山村の森林は、水質の保全と、数百万の人々への安定的な水供給において果たす役割が重視され、大部分が東京都水道局により「水源林 ( https://www.mizufuru.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/overview/map/ ) 」に指定されています。本プロジェクトの森林保全活動には、樹木間の競争を緩和するための間伐、剪定、若木などの成長管理が含まれます。これにより、さらに多くの水が土壌に浸透するようになるため、地下水が補充され、水の利用可能性が向上します。

丹波山村の木下 喜人村長は、次のように述べています。「丹波山村は今も昔も東京の重要な水資源であり、私たちは森林と水の保全活動に長年にわたり取り組んできました。森林の状態を改善するための水源涵養プロジェクトで、Amazonと協力できることを嬉しく思います。本プロジェクトでは、森林の保水力を向上させることで、地下水の涵養を促進し、持続可能な水循環を支えるために、森林保全活動を実施していきます。今回のAWSとのプロジェクトが、地域社会のサステナビリティに更に貢献することを期待しています」

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の代表執行役員社長である白幡 晶彦は、次のように述べています。「AWSにとって日本初となる水源涵養プロジェクトを丹波山村と共同で実施できることを大変嬉しく思います。AWSは、効率性を高め、環境への影響を削減するために、グローバルインフラストラクチャのあらゆる分野でのイノベーションに取り組んでいます。これには、2030年までにウォーターポジティブを達成するという目標も含まれます。日本においては、冬季にはフリーエアクーリングを使うことでデータセンターの冷却に使用する水の量を最小限に抑え、また夏季には高効率の冷却システムを利用しています。当社のウォーターポジティブのアプローチには、より持続可能な水源の利用、水の再利用、地域社会と環境のことを考えた水源涵養プロジェクトの支援も含まれます。今回の丹波山村との水源涵養プロジェクトは、環境と地域社会への貢献となる重要な取り組みであると考えます」

2023年末時点で、AWSは 2030年までにウォーターポジティブになるという目標の41%を達成しています。AWSの全世界における1キロワット時あたりの水使用量は0.18リットルで、これは、当社がクラウドプロバイダーの中でも高い水効率を維持していることを示しています。さらに、この値は2022年の0.19 L/kWhと比べて5%向上しており、2021年からは28%の向上となっています。

Amazonは、流域を復元し、水需給に関するひっ迫の程度が高い地域社会に清潔な水・トイレ・衛生習慣 (WASH) サービスを提供することで、地域社会の水へのアクセス、水の利用可能性、そして水質を向上させるための水源涵養プロジェクトに投資しています。全世界で、Amazonはこれまでに23の水源涵養プロジェクトを発表しており、これにより毎年70億リットル以上の水が地域社会に還元されています。

Amazonの水管理プログラムの詳細については、https://sustainability.aboutamazon.com/natural-resources/water をご覧ください。


アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、2006年に他社に先駆けてサービスを開始して以来、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。AWSは継続的にサービスを拡大しており、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーク、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する240種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWSのサービスは、36のリージョンにある114のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、ニュージーランド、サウジアラビア王国、台湾、ドイツの4つのリージョンにおける12のAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/

Amazonについて
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom ( https://amazon-press.jp ) およびAbout Amazon ( https://www.aboutamazon.jp ) から。 

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会社概要

アマゾンジャパン合同会社

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URL
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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都目黒区下目黒1-8-1 ARCO TOWER ANNEX
電話番号
-
代表者名
ジャスパー・チャン
上場
未上場
資本金
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設立
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