これぞ決定版!水木しげるの人生クロニクル。水木しげる『屁のような人生』普及版、12月26日(土)緊急特別出版!
絵が得意だった少年時代、南方の戦地へ赴いた従軍時代、復員後の紙芝居、貸本漫画家時代を経て、商業誌デビュー、そして人気漫画家へ……その人生を年代で区切り、それぞれの時期に描いた代表的作品を関係者の証言を添えて網羅的に構成。少年時代に描いた幻の創作童話絵本や、今では読めない名作の数々も収録。
日本漫画界の驚異にして巨星、水木しげるのすべてが詰まった決定版です。
◆目次・収録作品
カラーグラビア 水木しげる八十八番目の秋
第一章 テーノーと呼ばれて 落第生の頃
小学生時代の作品/正福寺の六道絵/創作童話集
第二章 軍隊はコッケイなところだった 二等兵の頃
「ラバウル戦記」「トーマの日々」/戦地からの軍事郵便
第三章 金がないから散歩ばかりしていた 紙芝居の頃
「奇人メイメイ伝」「女性観察スケッチ集」「絶望の町」
第四章 ふくふくまんじゅうが生き甲斐だった 貸本漫画の頃
「幽霊一家 墓場の鬼太郎」抄/「悪魔くん」「河童の三平」抄「鬼軍曹」
第五章 奇妙な人がやけに多かった 『ガロ』の頃
「丸い輪の世界」「ハト」
第六章 妖怪イソガシに追い回されて 『マガジン』・『サンデー』の頃
「テレビくん」「おばけナイター」「河童の三平 幽霊の手」
第七章 漫画はオモチロくなければイカン 青年漫画の頃
「一陣の風」「イースター島奇談」
第八章 妖怪サンに描かされているんです 画匠・水木しげる
妖怪画「金山様」「傘化け」「土用坊主」ほか
第九章 妖怪を追いかけて幸福になった 世界妖怪協会会長・水木しげる
妖怪フィールドワーク「シュバルの理想宮」「ホピの純粋なる精霊信仰」ほか
第十章 幸せは八十を過ぎてからです 幸福観察学会会長・水木しげる
「花町ケンカ大将」「落第王」「余生」
◆著者プロフィール
水木しげる(みずき しげる)
1922年鳥取県境港市生まれ。従軍経験の後、終戦後より紙芝居、貸本漫画などを執筆。1964年『ガロ』にて商業誌デビュー。
代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』や、従軍体験を元に描いた『総員玉砕せよ!』などがある。『ゲゲゲの鬼太郎』は、何度もアニメ化されるなど、多くのファンに長く愛され続けている。
2007年『のんのんばあとオレ』によりフランス・アングレーム国際漫画祭で日本人初の最優秀作品賞を受賞。
1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章を受章。2010年、文化功労者に選出される。
2015年11月30日、逝去。享年93歳。
◆書誌情報
作品名:普及版 屁のような人生――水木しげる生誕八十八年記念出版――
著者名:水木しげる
発 行:株式会社KADOKAWA
【単行本】
発売日: 2015年12月26日/定価: 本体2,800円+税/頁数: 464頁/体裁: A5判並製
※地域によって発売日が前後する場合があります。
【電子書籍】
配信日: 2015年12月26日/希望小売価格: 2,800円+税
※ストアによって配信日が異なる場合があります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像