TOPPAN、不登校支援メタバースサービスが栃木県に採用
東京書籍のデジタル教材「ダブドリLive!」と初連携、子どもたちの居場所と学びの場を提供
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野口 晴彦、以下 TOPPAN)は、不登校支援メタバースサービス(以下 本サービス)を2023年より提供しています。
このたび、本サービスが栃木県教育委員会の実施する「令和8(2026)年度メタバースを活用した不登校児童生徒への教育支援業務」において採用されました。2026年10月1日から2027年3月31日まで栃木県内の小・中学生、高校生(特別支援学校の児童生徒を含む)を対象に導入されます。
今回、本サービスの新たな提供形態として、東京書籍株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:渡辺 能理夫、以下 東京書籍)が提供するLive型デジタル教材「タブドリLive!」(※1)と初めて連携し、アバターを用いた心理的安全性の高いメタバース空間に、子どもたちが主体的・自律的に学べるデジタルドリルを組み合わせて提供します。加えて、メタバース空間上に教員免許保有者を含む支援員が常駐し、児童生徒一人ひとりに寄り添いながら興味・関心に合った活動に伴走します。これにより、メタバース上の開放感のある楽しい空間で、アバターを通じたリアクションやチャットのコミュニケーションと、学びの機会を提供するとともに、児童生徒が安心して過ごしながら、自分らしい学びや次の一歩につながる機会を提供します。

■ 採用の背景
文部科学省の最新調査(※2)によると、全国の小・中学校における不登校の児童生徒数は12年連続で増加しており、令和6年には過去最多の35万人を超えています。高校生を含めると約42万人にのぼり、不登校問題は深刻な社会課題となっています。不登校の要因や状況は多岐にわたり、児童生徒の個別最適な学習機会の確保や、安心して他者と関われる多様な居場所の提供など、幅広くきめ細かな支援体制が急務となっています。
栃木県においても、不登校児童生徒数の増加傾向が続き、喫緊の課題となっています。文部科学省の最新調査(※2)によると、不登校児童生徒のうち、約4割が相談機関につながっていない状況が分かっており、支援の届きにくい子どもたちへの対応が求められています。こうした現状から、「外出できない子への公的支援」、「授業のオンライン視聴」といった繋がりの場が求められていました。
TOPPANは教育事業において、子どもたち一人ひとりにあった学習環境の提供を目指し、学習支援事業などの新事業などに取り組んでいます。不登校に対する課題に向けては、一人ひとりに寄り添った多様なサードプレイスの創出にも取り組んでおり、2023年から提供している不登校支援メタバースサービスや、オンライン学習教材の提供などの教育DX支援サービスをこれまで全国40自治体以上に提供してきました。今回、多様な居場所から学びと繋がりの場を提供する公的支援として、グループ会社である東京書籍の「タブドリLive!」と初めて連携し、居場所支援と学びを結びつける仕組みを備えた本サービスが業務の目的や要件に合致したことから、今回の採用に至りました。
■ 栃木県で採用された本サービスの特長
・学びとコミュニケーションの場を同時に提供
本サービスでは、メタバース空間内から東京書籍の「タブドリLive!」にアクセス可能です。同ドリルはアバターの着せ替えやポイント、メダル・称号システムなど、子供たちの学習意欲を維持・向上させる仕掛けが多数搭載されており、主体的かつ自律的に基礎学力の定着を図れる仕組みを提供します。また、東京書籍における長年の教科書制作の知見による、学習指導要領に準拠した質の高い問題が搭載されています。メタバース上の空間で、アバターを通じたリアクションやチャットのコミュニケーションと学びを同時に体験する機会を提供します。
・支援員が常駐するオンラインの居場所
メタバース空間には、教員免許保有者や不登校支援経験の豊富な支援員が常駐しているため、チャットや音声を用いて児童生徒と支援員の双方向コミュニケーションが可能です。栃木県教育支援センターと来室状況やコミュニケーションの活動状況情報を共有しながら、児童生徒一人ひとりが自分のペースで参加できる居場所づくりを支援します。
■ 栃木県で実施する「不登校支援メタバース」について
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委託事業 名称 |
令和8(2026)年度メタバースを活用した不登校児童生徒への教育支援業務委託 |
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実施時期 |
2026年10月1日~2027年3月31日 |
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対象校/ 対象数 |
栃木県内の不登校傾向にある小学生、中学生、高校生、特別支援学校の児童生徒 |
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主な実施 内容 |
1.メタバース空間を活用した不登校児童生徒等の「居場所」および体験活動の提供 2.東京書籍の「タブドリLive!」を用いた個別最適な学習支援 3.不登校支援の経験豊富な支援員との日常的なコミュニケーションと相談支援(謎解き感覚で学ぶ算数や歴史のアバター探険、サイコロトークなど) |
■ 今後の目標
TOPPANは、不登校支援メタバースサービスを全国の地方自治体や教育委員会に向けて提供を進めます。また、東京書籍などのグループ会社との連携やニーズに合わせた新機能の開発などを進め、誰一人取り残されることのない、自分らしく学び、安心して過ごせる居場所づくりに貢献していきます。
※1 「タブドリLive!」
東京書籍株式会社が提供する、児童生徒が主体的に楽しく学べるLive型のデジタルドリル教材です。一般社団法人日本オンライン教育産業協会などが主催する、オンライン教育・eラーニング分野で優れた成果をあげた事例を表彰するアワード「日本e-Learning大賞」の第21回(2024年度)において最優秀賞である「日本e-Learning大賞」を受賞しました。
サービスサイトURL:https://tabdri.jp/service/
※2 文部科学省の最新調査
文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2025年10月発表)によると、国公私立の小・中学校における不登校児童生徒数は過去最多の35万3,970人に達しています。
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以 上
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