TOPPAN、投影用自動同時通訳システム「LiveTra®」にパネルディスカッション、フォーラム対応機能を追加
多人数での意見交換や観覧者参加における利用を想定した自動通訳機能を追加、京都仁和寺で開催される「京都文化会議2026」に提供
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野口 晴彦、以下 TOPPAN)は、投影用自動同時通訳システム「LiveTra®(読み:ライブトラ)」を2025年4月より提供しています。
「LiveTra®」は、プレゼンテーション等における話者の言葉をAIが自動で同時通訳し、スクリーンやディスプレイなどその場に合わせた様々な機器で最適な形の字幕投影が可能となるシステムです。従来、主に講演形式などで一方通行での表示通訳を、PC1台によるスタンドアローン形式で提供を行ってきました。
このたび、「LiveTra®」の新機能として、パネルディスカッションやフォーラムなど多人数での意見交換や観覧者参加における利用を想定した新機能を追加し、2026年11月1日(日)より提供開始します。
提供開始に先駆け、2026年10月22日(木)と23日(金)の二日間にわたって京都仁和寺で開催された「京都文化会議2026」へ新機能を搭載した「LiveTra®」を協賛提供しました。

■ 背景
グローバル化の進展に伴い、様々なイベントで対話型・複数人参加型の多言語対応ニーズが増加しており、主催者や参加者はその言語対応に苦慮しています。これまでの「LiveTra®」は、講演などの情報発信型イベントやカンファレンスなどに最適化し活用されていた一方、双方向や多方向のコミュニケーションニーズには対応できていませんでした。この課題に応えるために、今回「LiveTra®」の新機能としてパネルディスカッションやフォーラムへの対応機能の提供を開始します。
今回の新機能では、端末ごとに話者の言語を設定し、それぞれの言語を自動通訳する仕組みを追加しました。これにより従来の単言語を自動通訳しディスプレイ等に投影する対応に加え、相手の端末で話された言語の同時通訳結果を自分の端末で見ることができるようになります。またイベントの観覧者についても、ディスプレイへの各言語の同時通訳投影に加え、自身の端末でも会議の状況を確認することができるようになります。これにより従来の情報発信型イベントやカンファレンスへの対応に加え、壇上での意見交換の話者ごとの通訳や、それを観覧する観覧者の端末での通訳閲覧や端末からの質問が可能となります。
■ 追加機能の特長
・参加者ごとの言語設定
異なる言語を話す複数の話者の発言を、通信端末(PCやタブレット)ごとに言語を設定することで、それぞれの言語に自動で通訳します。これを実現するため従来のスタンドアローン(非通信)機能に加え、新たにクラウド型の自動通訳機能を追加しました。
・観覧者の参加機能
二次元コードを読み込むことでシステムに参加し、観覧者も通訳結果をリアルタイムに自分のスマートフォンで確認することができます。また、必要に応じて観覧者側から質問をすることも可能となります。
・英語同時編集機能
従来の「LiveTra®」には音声認識した日本語をシステム上でオペレーターが同時に修正できる「同時編集機能」が付属しています。今回、新たに英語についても同時修正することを可能とし、予期せぬ誤訳を防ぐことが可能です。
・関連URL: https://solution.toppan.co.jp/bpo/service/livetra.html
■京都仁和寺で開催された「京都文化会議2026」への協賛提供について

「京都文化会議2026」では、仁和寺の宸殿(しんでん)および大内の間において、日⇔英の自動通訳表示を編集機能も用いながら、会場ディスプレイや観覧者各自のタブレット、スマートフォンにスピーチやディスカッションの様子を投影しました。また字幕が合成され、YouTubeでも配信されました。
■ 今後の目標
TOPPANは、本機能を実装した「LiveTra®」を、2027年度に年間100以上のパネルディスカッションやフォーラムなどへの導入を目指します。また、窓口向け透明翻訳ディスプレイ「UCDisplay®」シリーズや、説明・ガイド用翻訳システム「VoiceBiz®Remote」と組み合わせ、ビジネスの全場面において自動通訳におけるソリューション提供を目指します。
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以 上
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