マイナビ、高校生向け動画面接練習サービス『AI-m（エイム）』教員の業務負荷軽減に向け、無料トライアル受付開始

～ AIが表情や志望理由の構成など6つの評価項目を分析～

マイナビ

2024年9月5日 11時00分

株式会社マイナビ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長執行役員：土屋芳明）未来応援事業本部は、新たに高校生向けの動画面接練習サービス『AI-m（エイム）』の無料トライアル受付をスタートしました。本サービスは総合型選抜・学校推薦型選抜の増加に伴い、面接や志望理由の準備に苦労する高校生のサポートや、多忙な高校教員の指導負担を軽減することを目的に開発しました。

サービス開発の背景

近年の大学入試では、書類選考や面接試験などを含む選考を行う総合型選抜・学校推薦型選抜の利用者が増加しており、一般選抜で進学する生徒は大学進学者の半数以下※1となっています。そのため、面接の準備や志望理由書の作成が求められるケースが増えています。しかし、生徒自身では自分の志望理由や自己PRを改善することが難しく、また教員も多忙な中で面接指導に時間を割くことが大きな負担となっています。

※1：文部科学省「大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究」

【高校現場における面接指導の状況】

※出典：マイナビ_高校を取り巻く環境とキャリア形成に関する調査（対象：高校教員、期間：2022/11/17～12/2、n=394）

『AI-m（エイム）』の概要

『AI-m（エイム）』はAIが判定する高校生向けの動画面接練習サービスです。生徒・教員が抱える課題を解決し、効率的な面接練習をサポートします。

シンクテクノロジー株式会社と共同開発した技術をベースに、マイナビ子会社のNAL Solutions Joint Stock Companyとマイナビ社内のデジタルテクノロジー戦略本部・AIチームと共同でシステム開発を行いました。

『AI-m（エイム）』は、事前に生徒自身が面接練習を行い、その結果に基づいて、教員が仕上げ指導を行う流れを想定しています。面接の基礎練習は生徒自身が行い、教員は仕上げ指導に専念することで面接指導の負担を軽減します。また、面接指導の経験が浅い教員の指導の質・量を底上げできます。

『AI-m（エイム）』の機能

■質問種別×志望先種別でさまざまな面接内容に対応

「自己PR」または「志望理由」の2つの質問種別で練習可能です。また「進学希望」「就職希望」どちらにも対応でき、質問がランダムに表示されるので臨機応変に対応する力を鍛えられます。

■各項目の点数とアドバイスがすぐに確認可能

6つの評価項目（①話す速さ、②つまづき、③構成要素、④表情、⑤姿勢、⑥画面明度）ごとにAIが6項目それぞれ5点ずつ、合計30点満点で点数をつけ、アドバイスを受けることが可能です。

■AIによる詳細なフィードバックと面接記録を生かした指導が可能

マイナビが培ってきた約15万件の志望理由書添削ノウハウをもとに、独自に策定したフィードバックロジックを使用しています。面接練習の録画や、話した内容の文字起こしを記録することができます。録画や文字起こしを確認しながら反復して練習することで、面接スキルの向上を図ります。さらに質問別に【話し方・言葉遣い】と【表現・構成】の詳細なアドバイスを受けることができます。記録と詳細なフィードバックをもとに教員が指導を行うことが可能です。