【愛車への本音】5人に1人が「愛車に不満アリ」！家族構成別で不満の内容がどう変わるか徹底調査

株式会社NEXER・愛車への本音に関する調査

■愛車への不満はある？

愛車の購入時には念入りに検討を重ねますが、「実際に乗ってみたら思っていたのと違った…」という後悔や不満はつきものです。

とくに結婚や出産、子どもの成長といった家族構成の変化は、車の使い勝手や必要とされる機能を大きく変えます。

ということで今回はグーネット中古車と共同で、事前調査で「車を持っている」と回答した全国の男女412名を対象に「愛車への本音」についてのアンケートを行いました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとグーネット中古車による調査」である旨の記載
・グーネット中古車（https://www.goo-net.com/）へのリンク設置

「愛車への本音に関するアンケート」調査概要
調査手法：インターネットでのアンケート
調査期間：2025年10月31日 ～ 11月7日

調査対象者：事前調査で「車を持っている」と回答した全国の男女

有効回答：412サンプル
質問内容：
質問1：家族構成を教えてください。

質問2：愛車に不満はありますか？

質問3：どのような不満がありますか？

質問4：次に車を買うとしたらどのような車が良いですか？

質問5：その理由を教えてください。

質問6：次に車を買うとしたら、新車と中古車どちらが良いですか？

質問7：その理由を教えてください。

質問8：次に車を買うとしたらどんなタイミングで買いたいですか？

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■18.4％が、愛車に不満が「ある」

まずは、今回の回答者の家族構成割合を紹介します。

すべての方に、愛車に不満はあるかを聞いてみました。

愛車に不満があると回答した方は約18.4%で、約5人に1人は不満を抱えていることが分かりました。

次に、どのような不満があるのか世帯別に聞いてみました。

【独身の方】愛車への不満

・15万円で購入した車なので、サビサビ、ボロボロだから。（60代・女性）

・老朽化してきていること。（50代・男性）

・外見に傷がある。（60代・男性）

【恋人・夫婦のみの方】愛車への不満

・燃費が悪く、後ろが見づらい。（50代・男性）

・ナビが使い物にならない。価格の割に内装がチープ。デイスプレーオーディオに欠陥があるが、今のところ改善されない。（60代・男性）

・スピードを上げていくときにスムーズにいかない。（30代・女性）

・自動車税が高すぎる。（40代・女性）

【子どもがいる夫婦】愛車への不満

・私は今プラグインハイブリッドの輸入車ですが、早く完全電気自動車や水素のクリーンエネルギーの車が欲しい。サステナブルだから。（40代・女性）

・子どもの乗せ降りにスライドドアが楽だなと思い始めた。（30代・女性）

・燃費が気になる。（60代・男性）

独身者は低価格中古車の老朽化や故障への不満が中心であり、恋人や夫婦のみの世帯では燃費や自動車税といった維持費と装備に対する不満が目立ちます。

一方、子どもがいる夫婦は、子どもの乗せ降ろしのためのスライドドアなど子育ての利便性と、EVへの関心といった環境性能という、実用性と将来志向に不満が見られました。

世帯のステージに応じて、コストや利便性、品質の優先度が変化しているようです。

■53.8％の独身の方が、次に車を買うなら「軽自動車」

続いて、次に車を買うならどのような車種がいいか、愛車に不満があると答えた独身の方に聞いてみました。

独身者の不満層は、5割以上が軽自動車を志向し、次いでSUVを希望しています。

維持費の安さや利便性を重視する一方で、プライベートな趣味やレジャーのためにデザイン性や走行性を兼ね備えた車も視野に入れているようです。

次にそれぞれの車が良いと思う理由を聞いてみました。

「軽自動車」回答理由

・安く済ませたい。（30代・男性）

・運転しやすく駐車場に停めやすいから。（50代・男性）

・自分にとって車は通勤のための手段であるので経済的なものが望ましいから。（50代・男性）

「SUV」回答理由

・広い車がよい。（40代・女性）

・以前持っていて、気に入っていたので。（50代・女性）

・ずっと軽のSUVだったので慣れているから。（60代・男性）

軽自動車志向は「安さ」「通勤手段としての経済性」を重視し、コンパクトカー志向は「便利さ」を求めてます。

一方、SUVは「広さ」や「慣れ」といった車自体の機能や過去の満足感に基づいています。経済的な制約と個人の嗜好が並存しているようです。

■50％の恋人・夫婦暮らしの方が、次に車を買うなら「軽自動車」

続いて、次に車を買うならどのような車種がいいか、愛車に不満があると答えた恋人・夫婦暮らしの方に聞いてみました。

夫婦二人暮らしの不満層も、半数が軽自動車を希望し、コンパクトカーがそれに続きます。

次ではそれぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。

「軽自動車」回答理由

・近場でしか基本乗らないから、車になるべくお金をかけたくない。（30代・女性）

・コンパクトで可能性抜群だから。（40代・女性）

・経済的で小回りも効くから。（50代・男性）

・維持費が安く、燃料代も節約できる。（60代・男性）

「コンパクトカー」回答理由

・燃料がいいからです。（40代・男性）

・取り回しが良い。又、コンパクトでスポーティーな車が良い。（60代・男性）

「SUV」回答理由

・スキー等のレジャーに便利だから。（50代・男性）

・長距離を走って、オフロード感覚を味わいたい。（60代・男性）

「近場利用」「費用を抑えたい」という経済性と「小回り」などの実用性が最優先に考えられていることが分かります。

一方で、SUV志向は「レジャー」「長距離走行」といった趣味性にあり、普段使いの経済性とレジャーでの機能性が二極化していました。

■20.7％の子どもがいる夫婦が、次に車を買うなら「コンパクトカー」

さらに、次に車を買うならどのような車種がいいか、愛車に不満があると答えた子どもがいる夫婦の方に聞いてみました。

子どもがいる夫婦の不満層では、コンパクトカーとミニバンが上位に挙がり、軽自動車は低くなりました。

次に、それぞれを選んだ理由をくわしく聞いてみました。

「コンパクトカー」回答理由

・車庫に入る車。（30代・男性）

・次に買う頃には後期高齢者になっているので、運転がしやすい車がいい。（60代・男性）

・扱いやすそうなので。（60代・女性）

「ミニバン」回答理由

・大きい車に乗りたいから。（30代・男性）

・家族で楽しめるから。（40代・男性）

・いまミニバンに乗っていて、とても使い勝手がいいから。（50代・男性）

コンパクトカーは「取り回し」で高齢層に人気で、ミニバンは「使い勝手」「楽しさ」で支持されています。

家族全員で出かけられる「ミニバン」が支持される一方、年齢を重ねるにつれて「運転のしやすさ」や「サイズ感」を重視する傾向が強まり、高齢層ではコンパクトカーへの関心が高いようです。

■25％が、次に車を買うなら「中古が良い」

続いて、次に車を買うとしたら、新車と中古車どちらが良いかを聞いてみました。

「新車が良い」が半数近くを占める一方で、「中古が良い」も25％と決して少ない数値ではありませんでした。

次に、それぞれの回答理由を聞いてみました。

「新車が良い」回答理由

・新しいものを買って、長く使いたいから。（40代・女性）

・新車の方がより安全。（50代・男性）

・最新の安全装置が備わっているので。（60代・男性）

「中古車が良い」回答理由

・お金をなるべくかけたくない。（30代・女性）

・経済的に新車を買う余裕がない。（50代・男性）

・年齢を考慮して、もう長くは乗らないだろうから。（50代・男性）

「まだ決めていない」回答理由

・どちらでも良い。新車は高いので中古車も検討する。（30代・女性）

・車の値段が高くなっているためまだ決められない。（50代・男性）

「新車」志向は安全装置や長期使用を重視し、「中古車」志向は経済的な理由から価格や維持費を優先していることが分かります。

新車価格の高騰が「まだ決めていない」層を生んでおり、安全とコストのバランスに悩む肩が多いようです。

最後に、次に車を買うとしたらどのようなタイミングがいいと思うかを聞いてみました。

どのようなタイミングで買いたい？

・今の車の調子が悪くなってきたら。（30代・女性）

・ボーナスのタイミング。（40代・男性）

・長く乗り続けると修理が必要になってくる部品が出て、多くなったら買い替えかなぁと思います。（40代・女性）

・車検更新するとき。（50代・男性）

買い替えのタイミングは「車の調子の悪化」や「修理費の増加」といった車の寿命に直結するメンテナンス時期を契機とする意見が多いことが分かります。

一方で、「ボーナス」や「車検更新」といった家計や定期的な節目に合わせて、計画的に検討する傾向も見られます。

■まとめ

今回は、愛車への本音に関する調査を行い、その結果について紹介しました。

愛車に不満を持つ約2割の方は、独身層では中古車の品質、夫婦のみでは維持費、子育て世帯では利便性や環境意識に不満を抱えています。

次に欲しい車も、経済的な軽自動車と実用的なミニバンに二極化しています。約半数が新車を望むも、価格高騰から安全とコストのバランスに悩む現状が分かります。

コストを抑えて好きな車、理想の車に乗り換えたい方は、品質の良い中古車や未使用車などを扱う自動車販売業者に相談してみてはいかがでしょうか。

＜記事等でのご利用にあたって＞

本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERとグーネット中古車による調査」である旨の記載

・グーネット中古車（https://www.goo-net.com/）へのリンク設置

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