企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM（ホワイトルーム）」に360度映像のライブ配信機能「SphereCast（スフィアキャスト）」など新機能を追加・提供開始（ニュースレター）

■日本初双方向コミュニケーションが可能なメタバース空間で360度カメラに対応

大和ハウス工業株式会社

2024年2月19日 10時41分

　大和ハウスグループの南国アールスタジオ株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：秦勝敏）は、当社が展開する企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM」において、日本初となるメタバース空間で360度カメラ（※1）に対応した「SphereCast」（※2）などの新機能を追加（※3）し、本日（2月19日）より提供を開始しました。
※1. Insta360社の一部製品（「X3」）に対応。
※2. 特許出願中。
※3. 有償オプション。エンタープライズ版の場合は追加料金不要で利用可能。別途通信環境とInsta360社の専用アプリのインストールが必要。デバイスにより対応機種や利用可能な機能に制限あり。

■新機能体験イメージ：https://nangokrstudios.jp/wp-content/uploads/2024/02/WHITEROOM_v5_PV.mp4

■新機能の特長
・360度カメラに対応できる「SphereCast」
　「SphereCast」は、遠隔地で撮影した360度カメラの映像を、「WHITEROOM」内にリアルタイムで映し出すことができる機能です。パソコンやスマートフォンでの利用はもちろん、VR／MR（※4）デバイスを利用することで、現地にいるような臨場感が体験できます。メタバース空間内での双方向のコミュニケーションや、BIMなどの3Dモデルや各種データの共有、付箋機能などを兼ね備えている「WHITEROOM」の基本機能に加え、360度カメラにも対応することで、より現実的なコミュニケーションを実現。国内外の施工現場との打ち合わせや、モデルルームの遠隔内覧、遠隔医療・介護、遠隔授業などでの活用が見込まれます。
※4. 現実空間上に3Dモデルなどの様々なデジタルデータがホログラムとして表示される、AR（拡張現実）とVRが融合したような技術。

・高性能パソコンを通じて大容量データの取り込みが可能となる「VRPlus（プラス）」
　「VRPlus」は、高性能パソコン（※5）と「WHITEROOM」に対応したMeta社の「Quest」シリーズのデバイスをUSBケーブル（※6）に接続することで、これまで「WHITEROOM」などのメタバースプラットフォームでは取り込めなかった高ポリゴン高解像度の大容量データ（※7）も表示できるようになりました。デバイス自体のデータ処理能力に左右されず、大規模な建物のBIMモデルやCADデータなども「WHITEROOM」に取り込むことができるため、大規模な建築物の開発における打ち合わせなどにも活用できます。
※5. 一般的なパソコンと比べて画像処理能力などが優れているパソコン。
※6. 接続には「USB3.0」の規格に準拠したケーブルが必要。
※7. 接続するパソコンの性能に応じたデータ量。

■「赤坂エクスペリエンスセンター」ついて
　2024年2月19日、「WHITEROOM」の体験施設「赤坂エクスペリエンスセンター」をオープンしました。「WHITEROOM」の導入を検討されるお客さま向けに、国内外の最新XRデバイスを用いて、多様な活用事例のデモを体験いただけます。（要予約）
　今後は、セミナーやワークショップなどの開催も予定しています。
住所：東京都港区赤坂1-14-14　第35興和ビル4F
（六本木一丁目駅、溜池山王駅より徒歩約5分）
問い合わせ先：contact@nangokrstudios.jp

■「WHITEROOM」について
　「WHITEROOM」はMR 技術を活用した企業向けメタバースプラットフォームです。マルチデバイス、マルチメディア、マルチユーザーに対応しており、ネットワーク環境があれば、どんな場所からも、様々なデバイスでアバターとして会議に参加可能。3Dモデルやオフィスドキュメント、PDF、画像、動画などを共有しコミュニケーションできます。三菱重工業株式会社をはじめ、国内大手製造業、建設・建築業、教育機関に導入されています。
（公式HP：https://whiteroom.business/）