現代英国ミステリーの到達点!CWA(英国推理作家協会)最優秀長篇賞最終候補作『罪の水際』(新潮文庫)本日発売!
ウィリアム・ショーの『罪の水際』(玉木亨訳)が、新潮文庫より4月23日に発売となります。

映画監督デレク・ジャーマンの住居があったことでも知られるダンジェネスの町を舞台に、一見ばらばらに見える事件と人間関係がみごとに収斂していく物語展開には、思わず溜め息がでるほど。現代英国ミステリーの到達点ともいえる最先端のサスペンス・ミステリーをぜひともご堪能ください。
■書籍内容紹介
ケント州の海辺の町ダンジェネス。休職中の女刑事アレックスは、同性婚パーティに居合わせ、花嫁に襲いかかろうとした中年女性を間一髪で阻止する。一方、町では夫婦の惨殺死体が発見され、現場には血文字のメッセージが残されていた。町の多くが巻き込まれた大規模な投資詐欺に、少なからず関連があるようだが──。町に渦巻く複雑な人間模様と悲劇を端正に綴る現代英国ミステリーの到達点。
■著者紹介:ウィリアム・ショー William Shaw
英国のミステリー作家。英国の権威ある文学賞、CWAヒストリカル・ダガーおよびゴールド・ダガーの候補にもそれぞれ1回、シークストンズ・クライム・ノベル・オブ・ザ・イヤーの候補に2回、バリー賞の候補にもなった。ポストパンク雑誌ZigZagの編集補佐に始まり、The Observer、The New York Time等の雑誌でジャーナリストとして活躍、Amazon UK Music Journalist of the Yearにも選ばれている。
■訳者紹介:玉木亨 Tamaki Tôru
1962年東京都生れ。慶應義塾大学経済学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書に、ハンター『マスター・スナイパー』、クリーヴス『大鴉の啼く冬』、ケリー『水時計』、トラス『図書館司書と不死の猫』、ドーラン『終着点』などがある。
■書籍データ
【タイトル】罪の水際(みぎわ)
【著者名】ウィリアム・ショー
【発売日】2025年4月23日
【造本】文庫版(電子版もあり)
【定価】1,210円(税込)
【ISBN】978-4-10-240841-4
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