書店巡りを楽しむ「御書印プロジェクト」3周年！書店の垣根を越えた御書印フェアも開催中！

日本国内では47都道府県393書店が参加中！押印回数は４万回を突破！

株式会社小学館

2023年3月1日 13時00分

株式会社小学館　文化事業局と株式会社小学館パブリッシング・サービスが事務局（以下、御書印プロジェクト事務局）をつとめる「人と書店を結ぶ」御書印（ごしょいん）プロジェクトが2023年３月１日（水）で３周年を迎えます。

「御書印」とは「人と書店を結ぶ印」のこと。全国の御書印参加店で「御書印ください」とお願いすると、書店のオリジナル印を含む３つの印が捺され、訪問した日付と書店員が選んだフレーズ（縁のある本のタイトルや一節、キャッチフレーズなど）が記入されます。
御書印代は１回200円程度かかりますが、御書印の台紙となる御書印帖は、御書印をスタートする際に参加店にて無料で進呈されます。

数字で見る御書印プロジェクト

御書印参加書店は、2019年からの3年間で47都道府県、北は北海道利尻島、南は沖縄石垣島まで393店（※1）になりました。巡了者（異なる御書印店で50個の印を集めた方）は93名。複数回巡了した方は、11名います（※2）。同一人物での最多巡了回数は6回（300店以上）になります。
これまでの御書印参加者数は１万8000人、御書印押印数は4万回を突破しました（※3）。

※1 2023年1月31日時点の数字（参加後の閉店、対応終了店16店含む）
※2 2023年1月31日時点の数字
※3 2022年11月実施の書店アンケートに基づく御書印事務局の推定。御書印参加者数は、御書印帖の市中出回り数から推定しています。

書店別　御書印押印数ランキング (2022年11月　御書印プロジェクト事務局調べ　押印数カウント実施店のみ)

御書印プロジェクトに対する反響

御書印参加店からは「ふだんと違うお客さんが来られるようになった」「お客様との交流が深まった」「お店を知っていただくきっかけになっている」「こんな田舎の書店に全国からがくるとは思わなかった」といったコメントが、御書印プロジェクト事務局のアンケートに記載されています。

また御書印を集めている方からは「旅に御書印帖をもっていくのが習慣になった」「いきつけの本屋さん以外のお店に行くきっかけになり、本屋さんごとにこんなに個性があるのかと驚いた」「老後の生きがいです」「推し芸人さんがやっているというので始めましたが、すっかりハマってしまいました」といった声が御書印プロジェクト事務局に寄せられています。

御書印店横断「御書印フェア」開催中

「御書印フェア」とは、書店チェーンの枠を超えて、書店店頭で御書印参加店とその店お勧めの本を紹介して、御書印のPRをしつつ、各店お勧め本の販売をするというものです。
2021年12月から2022年9月まで、銀座蔦屋書店からスタートし、その後、御書印参加店である大垣書店京都本店、長倉書店サントムーン店（静岡県清水町）、紀伊國屋書店京橋店（大阪市都島区）、リトル書房＠甲子園（兵庫県西宮市）、金沢ビーンズ明文堂（石川県金沢市）でリレー開催されました。

今年は、2月1日から3月31日までの期間で銀座蔦屋書店で開催されるのを皮切りに、紀伊國屋書店京橋店（大阪市都島区　2/7～3/31）、中西書店（石川県能美市寺井町3/1～5/10）、興文堂平田店（長野県松本市　3/18～5/7）、ブックスアメリカン北上店（岩手県北上市　4/28～5/31）での開催が決まっています。今回は全国107店の御書印参加店各店の推薦本が並んでいます（※4）。

銀座蔦屋書店・御書印フェアの様子

※4　銀座蔦屋書店は全点数を展開していますが、それ以外の書店でのフェアにおける書籍の展開点数は、お店の規模によってさまざまです。

紀伊國屋書店京橋店・御書印フェアの様子

御書印プロジェクトは、海外にも広がります

2023年7月には台湾の新北市にある小小書房が御書印店に加わる予定です。
「旅のお供に御書印帖」というキャッチフレーズのもと、国内でその輪を広げてきましたが、海外にも初めて拠点ができます。各地にある個性的な書店を巡ることで、「人と書店を結ぶ印」になることを目指す御書印プロジェクトは、今後も少しずつその輪を広げ、新しい出会いのきっかけになればと思っています。
2024年３月時点で御書印参加者は２万５千人、押印数８万回となると予想しており、プロジェクトのさらなる拡大と深化を目指してまいります。