エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』開幕!
エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』が11月5日(土)、東京国際フォーラム ホールAで開幕した。
このコンサートはイタリアの映画音楽界の巨匠、エンニオ・モリコーネが書いた数々の映画音楽を映像の上映と共に合唱団とオーケストラが演奏するプログラムだ。2020年に亡くなったモリコーネが、生前から企画していた公演だったが、コロナ禍が世界を直撃し、予定されていたワールド・ツアーは延期。自身で携わった渾身のプログラムを観ることが叶わなかった。指揮を取るのは息子のアンドレア。父の遺志を継いで実現させたのが本コンサートだ。
開演のブザーが鳴りオーケストラのチューニングが終わると、巨大スクリーンにはモリコーネのインタビュー映像が流れる。そしてステージ下手から割れんばかりの拍手に迎えられ、指揮のアンドレア・モリコーネが登場。会場に集まった観衆に向け、深々とお辞儀をしたアンドレアは、この日を長い間待ちかねていたかのように見える。それも無理はない。なにせ、この日のコンサートはワールド・ツアーの初日。ここ日本が世界で最初に公演が行われる場所だからだ。
アンドレアがタクトを降り下ろし、1987年公開の「アンタッチャブル」のテーマ曲「正義の力」からスタート。緊張感溢れる楽曲に合わせ、舞台後方のスクリーンにはケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、ロバート・デ・ニーロらの映画の名シーンが上映される。大スクリーン+大音響スタイルは、昭和の時代のロードショー上映を思い出させてくれる。当時を体験した往年の映画ファン世代にとってはたまらない。
コンサートには7つのテーマが設けられ、各テーマ毎に、エンニオ本人や、ジュゼッペ・トルナトーレ、クエンティン・タランティーノなどの映画監督が、楽曲が誕生したエピソードや、楽曲制作の意図を振り返るインタビュー映像が上映された。"The Life and Legend"コーナーでは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米伊)」「海の上のピアニスト(1999/伊)」、"Flashback"コーナーでは「ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)」「マレーナ(2001/伊米)」と、それぞれテーマに沿った映画音楽を、映画の名シーンを交えて次々に演奏されていくのだが、なかでも圧巻は"セルジオ・レオーネ監督"のコーナー「The Modernity of the myth in Sergio Leone's cinema」だ。「続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米)」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968/伊米)」といったマカロニ・ウェスタン映画の名曲の数々を、ソプラノ歌手のヴィットリアーナ・デ・アミーチスと総勢45人の合唱団、GLORY CHORUS TOKYOが加わり、儚くかつ壮大に奏でていく。聴衆の誰もが、この芳醇で贅沢な演奏と、クリント・イーストウッドらが繰り広げる迫力のシーンの数々を、まさに手に汗を握りながら聴き入っていた。
エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、11月6日(日)にも東京国際フォーラム ホールAで昼(12時開演)、夜(16時30分開演)で開催される。当日券は同会場で各回の開場時間より販売される。
タイトル:エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』
英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN
日時:2022年11月5日(土) 16:00開場/17:00開演
2022年11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演・【夜】15:30開場/16:30開演
会場(両日とも):東京国際フォーラム・ホールA
[出演]
指揮:アンドレア・モリコーネ
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ /ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ /ベース:ナンニ・チヴィテンガ /ギター:ロッコ・ジファレッリ /ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス
合唱指揮:ステファノ・クッチ /合唱:GLORY CHORUS TOKYO
チケット価格(税込/全席指定):S席:15,000円 / A席:13,000円
★当日券販売中!会場でも購入可能。
・WEB受付
https://diskgarage.com/artist/detail/no013431
受付期間:
昼公演:11月6日(日) 10:00 まで受付
夜公演:11月6日(日) 14:30 まで受付
・会場販売
昼公演:11月6日(日) 11:00より発売予定
夜公演:11月6日(日) 15:30より発売予定
演奏予定曲目/( )=日本公開年度・製作国:
続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米) /ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984/米伊)/アンタッチャブル(1987/米)/ミッション(1987/英仏米)/ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)/海の上のピアニスト(1999/伊)/マレーナ(2001/伊米)/ヘイトフル・エイト(2016/米)ほか
※曲目は変更になることもございます。
・公演トレイラー
https://youtu.be/WZ75m3xzUYM
・公演オフィシャルサイト
https://www.promax.co.jp/morricone/
★ドキュメンタリー映画情報★
年明け1月13日より、エンニオ・モリコーネに、盟友ジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着したドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が公開される。
このコンサートはイタリアの映画音楽界の巨匠、エンニオ・モリコーネが書いた数々の映画音楽を映像の上映と共に合唱団とオーケストラが演奏するプログラムだ。2020年に亡くなったモリコーネが、生前から企画していた公演だったが、コロナ禍が世界を直撃し、予定されていたワールド・ツアーは延期。自身で携わった渾身のプログラムを観ることが叶わなかった。指揮を取るのは息子のアンドレア。父の遺志を継いで実現させたのが本コンサートだ。
開演のブザーが鳴りオーケストラのチューニングが終わると、巨大スクリーンにはモリコーネのインタビュー映像が流れる。そしてステージ下手から割れんばかりの拍手に迎えられ、指揮のアンドレア・モリコーネが登場。会場に集まった観衆に向け、深々とお辞儀をしたアンドレアは、この日を長い間待ちかねていたかのように見える。それも無理はない。なにせ、この日のコンサートはワールド・ツアーの初日。ここ日本が世界で最初に公演が行われる場所だからだ。
アンドレアがタクトを降り下ろし、1987年公開の「アンタッチャブル」のテーマ曲「正義の力」からスタート。緊張感溢れる楽曲に合わせ、舞台後方のスクリーンにはケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、ロバート・デ・ニーロらの映画の名シーンが上映される。大スクリーン+大音響スタイルは、昭和の時代のロードショー上映を思い出させてくれる。当時を体験した往年の映画ファン世代にとってはたまらない。
コンサートには7つのテーマが設けられ、各テーマ毎に、エンニオ本人や、ジュゼッペ・トルナトーレ、クエンティン・タランティーノなどの映画監督が、楽曲が誕生したエピソードや、楽曲制作の意図を振り返るインタビュー映像が上映された。"The Life and Legend"コーナーでは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米伊)」「海の上のピアニスト(1999/伊)」、"Flashback"コーナーでは「ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)」「マレーナ(2001/伊米)」と、それぞれテーマに沿った映画音楽を、映画の名シーンを交えて次々に演奏されていくのだが、なかでも圧巻は"セルジオ・レオーネ監督"のコーナー「The Modernity of the myth in Sergio Leone's cinema」だ。「続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米)」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968/伊米)」といったマカロニ・ウェスタン映画の名曲の数々を、ソプラノ歌手のヴィットリアーナ・デ・アミーチスと総勢45人の合唱団、GLORY CHORUS TOKYOが加わり、儚くかつ壮大に奏でていく。聴衆の誰もが、この芳醇で贅沢な演奏と、クリント・イーストウッドらが繰り広げる迫力のシーンの数々を、まさに手に汗を握りながら聴き入っていた。
コンサートは20分の休憩を挟み約2時間30分に渡って31曲を演奏。全プログラム終了後、会場からはスタンディングオベーションと万雷の拍手が送られ、圧巻のコンサートは幕を閉じた。
エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、11月6日(日)にも東京国際フォーラム ホールAで昼(12時開演)、夜(16時30分開演)で開催される。当日券は同会場で各回の開場時間より販売される。
<公演概要>
タイトル:エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』
英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN
日時:2022年11月5日(土) 16:00開場/17:00開演
2022年11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演・【夜】15:30開場/16:30開演
会場(両日とも):東京国際フォーラム・ホールA
[出演]
指揮:アンドレア・モリコーネ
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ /ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ /ベース:ナンニ・チヴィテンガ /ギター:ロッコ・ジファレッリ /ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス
合唱指揮:ステファノ・クッチ /合唱:GLORY CHORUS TOKYO
チケット価格(税込/全席指定):S席:15,000円 / A席:13,000円
★当日券販売中!会場でも購入可能。
・WEB受付
https://diskgarage.com/artist/detail/no013431
受付期間:
昼公演:11月6日(日) 10:00 まで受付
夜公演:11月6日(日) 14:30 まで受付
・会場販売
昼公演:11月6日(日) 11:00より発売予定
夜公演:11月6日(日) 15:30より発売予定
演奏予定曲目/( )=日本公開年度・製作国:
続・夕陽のガンマン(1967/伊独西米) /ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984/米伊)/アンタッチャブル(1987/米)/ミッション(1987/英仏米)/ニュー・シネマ・パラダイス(1989/伊仏)/海の上のピアニスト(1999/伊)/マレーナ(2001/伊米)/ヘイトフル・エイト(2016/米)ほか
※曲目は変更になることもございます。
・公演トレイラー
https://youtu.be/WZ75m3xzUYM
・公演オフィシャルサイト
https://www.promax.co.jp/morricone/
★ドキュメンタリー映画情報★
年明け1月13日より、エンニオ・モリコーネに、盟友ジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着したドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が公開される。
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