現代アートに特化したWEBメディア「ARToVILLA -アートヴィラ-」が主催する「ARToVILLA MARKET Vol.2」を京都で開催
https://artovilla.jp/exhibitions/artovilla_market2.html
<アートヴィラ>は、カルチャーシーンで活躍する「#DOORS」のみなさんと一緒にアートの扉をひらくためにスタートしたメディアです。その中で<アートヴィラ>が主催する展示会を実施し、アートの所有までの体験を届けるプロジェクトとしても運営しています。
今回、2回目となる「ARToVILLA MARKET」は、キュレーターに山峰潤也氏、会場設計に建築家 佐野文彦氏を迎え、展示販売会を開催いたします。
テーマは「Paradoxical Landscape」
ディスプレイ越しの世界にはメタヴァースやAI生成のイメージが溢れ、そこにマンガやゲーム、アニメなどがオーバーラップする今日、私たちを取り巻く風景は混濁している。今回の展示では、都市の風景が日々変化し、現実と虚構との合間が溶け出していくような今を生きるアーティストたちにフォーカス。
キュレーターである山峰氏が、デジタルやマテリアリティ、アニメーションやサブカルチャーなどを含んださまざまな現代の視覚環境を横断するアーティスト7名を選出。
キュレーター:山峰潤也 株式会社NYAW代表取締役 東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターにて、キュレーターとして勤務したのち、ANB Tokyoの設立とディレクションを手掛ける。 その後、文化/アート関連事業の企画やコンサルを行う株式会社NYAWを設立。 主な展覧会に、「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」、「霧の抵抗 中谷芙二子」(水戸芸術館)や「The world began without the human race and it will end without it.」(国立台湾美術館)など。 また、avexが主催するアートフェスティバル「Meet Your Art Festival “NEW SOIL”」、文化庁とサマーソニックの共同プロジェクトMusic Loves Art in Summer Sonic 2022、森山未來と共同キュレーションしたKOBE Re:Public Art Projectなどのほか、雑誌やテレビなどのアート番組や特集の監修なども行う。また執筆、講演、審査委員など多数。2015年度文科省学芸員等在外派遣研修員。 |
出展作家
浦川大志
1994年福岡県生まれ。2017年九州産業大学芸術学部卒業。ゲームやGoogleマップの空間描写の方法を参照した空間構成、Photoshopやペイントソフトなどのデジタル的な筆致が特徴。主な展示に「CAMKコレクション展 Vol. 7 未来のための記憶庫」(熊本市現代美術館、2023)、「Wall Project 浦川大志|掲示:智能手机ヨリ横浜仮囲之図」(横浜美術館、2022)など。
河野未彩
2006年多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業。音楽や美術に漂う宇宙観に強く惹かれ、2000年半ばからアートディレクション/グラフィックデザイン/映像/プロダクト/空間演出など、幅広い表現メディアを使用し、女性像に着目した色彩快楽的な作品を多数制作。主な個展に「脳内再生」(HARUKAITO by ISLAND、2022)、「←左右→」(Calm & Punk Gallery、2021)など。
GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(ギロチンドックスギロチンディ)
1999年東京都に生まれ、漫画、映画などのサブカルチャーに触れ育つ。都市と青年を題材にコンセプチュアルで物語的な表現を行なっている。現代美術の展覧会とライブを組み合わせて、7年間にわたり物語が展開されていく長編プロジェクト「獸」を開催している。また、日本橋馬喰町にあるギャラリー「CON_」のキュレーションなども行う。主な個展に「☆☆☆☆☆☆☆」(CON_、2023)など。
藤田クレア
中国北京生まれ。2018年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。
動力的な装置と有機物を組み合わせ、自身が生きる社会構造やプライベートな関係性において直面する問題や苦悩を反映した作品を制作する。主な個展に「ふとうめい な 繋がり」(資生堂ギャラリー、2020)グループ展に「SOUND & ART展 」(アーツ千代田3331、2021)がある。
藤田紗衣
1992年生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画修了。ドローイングを起点に、シルクスクリーンやインクジェットプリントなどの印刷技術を用いて、描くこと自体を版によって再解釈し、描く行為から時間的・空間的に分けられたイメージを作る。主な展覧会に 個展「仮想ボディに風」ザ・トライアングル(京都、2022)、グループ展「惑星ザムザ」小高製本工業株式会社跡地(東京、2022)など。
藤倉麻子
1992年生まれ。2018年東京藝術大学大学院メディア映像専攻修了。都市・郊外を横断的に整備するインフラストラクチャーや、それらに付属する風景の奥行きに注目し、主に3DCGアニメーションの手法を用いた作品を制作。本展では、建築・都市理論の研究と設計を専門とする大村高広と共同実施するプロジェクト「記録の庭」から生まれた作品も発表。アート/建築/ランドスケープを接続させた実践に取り組んでいる。主な展覧会に「Paradise for Free」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2021)、「アーバン山水」kudan house(東京、2023)など。
Meta Flower
ラッパー、彫刻家。アンダーグラウンドという場所のルーツから感じた、社会の立ち位置や視点の差異をバックグラウンドに持つ。彫刻では文字をテーマにした作品や、爆薬にて衝撃波を起こし制作する「衝撃波彫刻」を制作している。音楽活動はイスラエルやパレスチナなど旅先で出会ったミュージシャンとのセッションや、東京をベースに日本各地でのライブ活動を行っている。
藤田クレア「Interrelations ~version 1 : (1 + √5)/2+x~」ミクストメディア、2020年
藤田紗衣「DDD(warp)」シルクスクリーン・セラミック、2022年
Meta Flower「0.0000056」ミクストメディア(発砲ウレタンに塗装)、2023年
会場となるFabCafe Kyoto (外観、会場)
建築家 佐野文彦氏により"Paradoxical Landscape"をテーマに虚実が入り混じる空間に構築される。
会場設計:佐野文彦
数寄屋大工の経験をもとに、日本の伝統的な美の様式を現代的な視点から再解釈を重ねながら領域横断的に活動する建築家。今回、8年前に自身がリノベーションを手がけたFabCafe Kyotoを舞台に、"Paradoxical Landscape"をテーマに虚実が入り混じる空間を構築。
ARToVILLA MARKET Vol.2 開催概要 [会期] 2023年10月27日(金)- 30日(月) [開場時間] 11:00-19:00 ※最終日は17:00まで [会場]〒600-8119 京都市下京区本塩竈町554 FabCafe Kyoto 1F・2F [入場料]無料 [アクセス]※駐車場はありません。公共交通機関でお越しください。 ・JR 京都駅から徒歩20分 ・京都市営地下鉄烏丸線 五条駅から徒歩10分 ・阪急京都線 京都河原町駅から徒歩15分 ・京阪 清水五条駅から徒歩5分 ・京都市バス 京都駅から 4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分 [出展作家]浦川大志、河野未彩、GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(ギロチンドックスギロチンディ)、藤田クレア、藤田紗衣、藤倉麻子、Meta Flower [企画監修]山峰潤也 [会場設計]佐野文彦 [制作]株式会社NYAW [制作進行]株式会社ロフトワーク |
同時開催情報
期間中、京都で開催される「Art Collaboration Kyoto」にて、大丸松坂屋百貨店が始動したアーティストを支援するプロジェクト「Ladder Project(ラダー・プロジェクト)」にて選出した2人の有望なアーティストの新作展示を行います。
<概要>
■スクリプカリウ落合安奈
[会期・時間]2023年10月28日(土)12:00–19:00、10月29日(日)11:00–19:00、10月30日(月)11:00–17:00
※10月27日(金)内覧会(報道関係者と招待者のみ)
[会場]京都市左京区宝ヶ池 国立京都国際会館
[入場料]Art Collaboration Kyotoに準ずる
[アクセス]京都市営地下鉄 烏丸線 国際会館駅から徒歩5分
■玉山拓郎
[会期]2023年10月27日(金)- 30日(月)
[開場時間] 11:00-19:00 ※最終日は17:00まで
[会場]京都市下京区船頭町村上重ビル2F Bijuu
[入場料]無料
[アクセス]※駐車場はありません。公共交通機関でお越しください。
・阪急京都線 京都河原町から徒歩3分
・京阪 祇園四条駅から徒歩7分
・京都市営地下鉄烏丸線 四条駅から徒歩10分
Art Collaboration Kyotoで発表する新作に併せて、2名のアーティストの関連作品の展示をいたします。関連作品はご購入も可能です。
[会期] 2023年10月27日(金)~30日(月)
[開場時間]11:00-19:00 ※最終日は17:00まで
[会場]〒600-8119 京都市下京区本塩竈町554 FabCafe Kyoto3F
[入場料]無料
[企画監修]山峰潤也
[制作]株式会社NYAW
[制作進行]株式会社ロフトワーク
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