不動産売却、4割以上が「複数社に査定依頼」査定額に大きな差も？

株式会社NEXER・不動産売却に関する調査

■不動産売却で不安なことは？

不動産を売却する際、多くの人がまず直面するのが「どこの会社に査定を依頼すべきか」ではないでしょうか。

同じ物件でも不動産会社によって査定額が大きく異なることがあり、適正価格はいくらなのか、この価格で売却してよいのかと不安になるかもしれません。

そこで今回は株式会社日住サービスと共同で、事前調査で「不動産の売却もしくは検討したことがある」と回答した全国の男女150名を対象に「不動産売却」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社日住サービスによる調査」である旨の記載
・株式会社日住サービス（https://2110.jp/）へのリンク設置

「不動産売却に関するアンケート」調査概要
調査手法：インターネットでのアンケート
調査期間：2025年12月1日 ～ 12月7日

調査対象者：事前調査で「不動産の売却もしくは検討したことがある」と回答した全国の男女

有効回答：150サンプル
質問内容：
質問1：不動産の査定は何社に依頼しましたか？

質問2：その理由を教えてください。

質問3：査定額に差はありましたか？

質問4：最大でどのくらいの差がありましたか？

質問5：最終的な売却価格は、当初の査定額と比べてどうでしたか？

質問6：査定や価格設定について、不安に感じたことや困ったことはありますか？

質問7：どんな不安・困りごとですか？

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■44％が、不動産の査定は「1社に依頼」と回答

まずは。不動産の査定は何社に依頼したかを調査しました。

44％が「1社」、28％が「2～3社」と回答しています。
なぜこの依頼数になったのか理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「1社」回答理由

・複数の会社に依頼するのが手間だから。（40代・女性）

・知人からの紹介があったから。（50代・男性）

・家の価格を知りたくて、ダイレクトメールが入っていた会社に査定をしてもらっただけだから。（50代・女性）

・知り合いに依頼したから。（60代・男性）

・購入した会社に売却も依頼した。（60代・女性）

「2～3社」回答理由

・比較したかったから。（30代・男性）

・やはり不動産のことは慎重に行いたかったらいろいろ調べた。（40代・女性）

・1社だけだと適正価格かわからないから。（40代・女性）

・早く売りたいから。（50代・男性）

・相場が分からないから。（50代・女性）

・一番高額で売却できる会社を探したかった。（60代・男性）

「4～5社」回答理由

・複数社に査定を依頼すると、妥当な売出し価格の目安を把握できるから。（30代・男性）

・少しでも好条件がよかった。（50代・女性）

・相場が不安定な時期だったので。（50代・男性）

・適正な業者を選定するため。（60代・男性）

・売却の傾向、売却予定金額等を広く見積もりをお願いすることで方向性が見えてくる。（70代・男性）

■合計82.3％が、複数社の査定額に「差があった」と回答

複数社に不動産の査定依頼をした方に対し、査定額に差があったかを調査しました。

17.7％が「大きな差があった」、64.5％が「多少の差があった」と回答し、合計82.3％の方が「差があった」と回答しています。

実際に、どのくらいの差があったかを聞いてみました。

約半数の方が「100～300万円程度の差があった」と回答しており、複数社での査定の必要性を感じられるのではないでしょうか。

次に、最終的な売却価格が、当初の査定額と比べて違っていたかを調査しました。

約半数の方が「査定額と同じくらい」だった一方で、約半数の方は「査定額から変化があった」ことが分かります。

「査定額よりかなり低くなった」と回答した方も1割程度いたことから、査定額を鵜呑みにしない方がよいかもしれませんね。

■40.7％が、査定や価格設定について「不安に感じたことや困ったことがある」と回答

査定や価格設定について、不安に感じたことや困ったことがあるかを調査しました。

40.7％が「ある」、59.3％が「ない」と回答しました。

どんな不安や困りごとかを聞いてみたので、一部を紹介します。

査定や価格設定についてどんな不安・困りごとがある？

・企業への信頼。（30代・男性）

・基準がわからないから適正なのかがわからない。（40代・男性）

・価格が思ったよりも安かったので、不安というか、不満でした。（50代・女性）

・誠実に価格情報を教えてくれるのかの不安は常にあったので。（50代・男性）

・査定額より勝手に下げて売られたのが不満だった（相談して欲しかった）。（60代・男性）

・最後までしっかりと仲介して代金が入るか。（60代・男性）

不動産の査定は、日常的に行うものでもないため、基準が分からず適正価格か判断できないことを不安に感じている方が多くいました。

想定していたより価格が安い場合や、査定額より低い価格で売られた場合など、価格が下がることに対して不安や不満がある方もいます。

適正価格かどうか、最後までしっかりと仲介してくれるかなど、企業を信頼できるかという点に関しても不安に感じている方がいました。

不動産売却は、大きな判断となるため、信頼できる不動産会社に依頼したいですね。

■まとめ

今回は「不動産売却」に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。

不動産の査定について「1社」のみに依頼した方が44％と半数近くいました。

28％の方は「2～3社」に査定を依頼しており、複数社での査定により「適正価格を知りたい」と考える方が多いようです。

複数社に査定を依頼した場合、査定額に差があった方は82.3％でした。

51％が「100～300万円程度」の差があったと回答しており、1社での査定ではこの差を見落とす危険性があることが分かります。

最終的な売却価格は査定額と差があることも多く、合計36.4％は査定額より低くなったと回答しました。

査定や価格設定について、不安に感じたことや困ったことを聞いてみたところ、基準が分からないために査定額が適正価格か判断できないという意見が多くありました。

査定額から相談なく売却額が下げられていて不満があったという意見もあり、信頼できる不動産会社に依頼したいですよね。

無料で売却相談や諸費用を確認できる不動産会社もあります。

売却を検討している方は、信頼して依頼できる不動産会社を探してみてはいかがでしょうか。

＜記事等でのご利用にあたって＞

・引用元が「株式会社NEXERと株式会社日住サービス」である旨の記載
・株式会社日住サービス（https://2110.jp/）へのリンク設置

【株式会社日住サービスについて】

本社：〒650-0021　神戸市中央区三宮町一丁目2番1号

代表取締役社長：中村友彦

事業内容：不動産流通業務、買取り販売業務、不動産管理業務、建設・リフォーム業務、保険代理業務、不動産鑑定業務、不動産取引事務代行業務、各種保証業務　※関連企業含む

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