つい言っちゃう「勉強しなさい」。保護者の7割近くが子どもへの“声かけ”に悩んでいる実態

株式会社NEXER・子どもの家庭学習と保護者の声かけに関する調査

株式会社NEXER

■子どもへの「勉強しなさい」、つい言ってしまう保護者は多い

子どもが家でダラダラしていると、つい「宿題やったの?」「勉強しなさい」と声をかけてしまう保護者は少なくありません。

しかし、そうした声かけが子どもとの関係を悪化させてしまうケースもあるようです。

保護者は日々、どのような思いで子どもに声をかけているのでしょうか。

ということで今回はオンライン自習室の「ともがく」と共同で、全国の小学生~高校生の子どもがいる保護者100名を対象に「子どもの家庭学習と保護者の声かけ」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERとともがくによる調査」である旨の記載

・ともがく(https://www.popy.jp/tomogaku/)へのリンク設置

「子どもの家庭学習と保護者の声かけに関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2025年12月11日~12月21日

調査対象者:現在小学生~高校生の子どもがいる保護者

有効回答:100サンプル

質問内容:

質問1:子どもに「宿題やったの?」「勉強しなさい」などの声かけをしたことはありますか?

質問2:その理由を教えてください。

質問3:声かけが原因で、子どもとの関係がギクシャクしたり、喧嘩になったことはありますか?

質問4:その理由を教えてください。

質問5:声かけをしなくても、子どもが自分から勉強を始めることはどのくらいありますか?

質問6:子どもの学習に関する声かけについて、日頃感じている課題や悩みがあれば教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■68%が「声かけをしたことがある」と回答

まず、小学生~高校生の子どもがいる保護者に、子どもに「宿題やったの?」「勉強しなさい」などの声かけをしたことがあるか聞いてみました。

「毎日ある」が16%、「週に数回ある」が27%、「たまにある」が25%となり、合わせて68%の保護者が「声かけをしたことがある」と回答しています。

一方で「ほとんどない」が18%、「まったくない」が14%と、約3割の保護者は声かけをほとんどしていないことがわかりました。

では、保護者はどのような思いから、子どもに声をかけているのでしょうか。

声かけをする理由

・気になるから。やるべきことをやれる子になって欲しいから。(30代・女性)

・言ってもうるさく思われることはわかってはいるが、刺激しないと始められないときもあるので。テレビやゲームのやめるタイミングをわからせるため。(40代・女性)

・言わないとダラダラ過ごしているので。(40代・女性)

・毎日言うと気が進まないと思うので。(40代・男性)

・スマートフォンを見て遊んでいることが多いから。(40代・女性)

・勉強をする習慣をつけさせたいから。(40代・女性)

声かけをする理由として「言わないとやらないから」「ダラダラしているから」といった回答が多く見られました。

また「やるべきことをやれる子になってほしい」「勉強する習慣をつけさせたい」など、将来を見据えた思いから声をかけている保護者も少なくありません。

一方で「毎日言うと気が進まないと思うので」と、子どもの気持ちに配慮しながら声かけの頻度を調整している保護者の姿も見られました。

■約46%が「声かけで関係がギクシャクしたことがある」と回答

次に、声かけをしたことがある保護者に、声かけが原因で子どもとの関係がギクシャクしたり、喧嘩になったことがあるか聞いてみました。

「よくある」が5.9%、「ときどきある」が39.7%となり、合わせて約46%の保護者が声かけによって子どもとの関係がギクシャクした経験があると回答しています。

では、どのようなやり取りがきっかけで、親子の関係がギクシャクしてしまうのでしょうか。

ギクシャクしたやり取り

・今やろうと思ってた。言われるとやりたくなくなる。と言われた。(30代・女性)

・反抗的な態度をとられるので、こちらもイラっとするから。(40代・女性)

・今やろうと思ってたのに、とか言われる(40代・女性)

・子どもが監視されているとイライラした。(40代・女性)

・何回言っても、聞かないので、強く言ってしまい、そんな言い方をするからできないと反抗してきて、言い合いになる。(40代・女性)

ギクシャクした理由として最も多かったのは「今やろうと思ってたのに」という子どもからの反発でした。

子どもにとって、自分のタイミングで始めようとしていた矢先に声をかけられることは、やる気を削がれる経験になっているようです。

また、子どもの反抗的な態度に対して保護者もイライラしてしまい、お互いに感情的になってしまうケースも見られました。

声かけがきっかけで親子関係が悪化してしまうのは、双方にとって望ましい状況とは言えません。

■90%が「子どもが自分から勉強を始めることがある」と回答

続いて、声かけをしなくても、子どもが自分から勉強を始めることがどのくらいあるか聞いてみました。

「毎回自分から始める」が20%、「自分から始めることの方が多い」が33%、「たまに自分から始める」が37%となり、合わせて90%の保護者が「子どもが自分から勉強を始めることがある」と回答しています。

続いて、子どもの学習に関する声かけについて、日頃感じている課題や悩みを聞いてみました。

声かけに関する課題

・勉強をしないといけない理由を上手く説明したい。習慣をつけてもらいたいがどうすればよいかわからない。(30代・女性)

・よい声かけがわからない。(40代・女性)

・自分からやる気にさせるのが難しいです。(40代・女性)

・つい怒ってしまう。正しい声かけがわからない。(40代・女性)

・付かず離れずで温かく見守る距離感が難しい。(50代・男性)

・説教っぽくならずに、なぜ学習が大切なのかをわからせたい。(50代・男性)

声かけに関する課題として「正しい声かけがわからない」「自分からやる気にさせるのが難しい」という悩みが多く寄せられました。

子どものやる気を引き出したいという思いはあるものの、具体的にどう声をかければよいのかわからず悩んでいる保護者が多いようです。

また「つい怒ってしまう」「説教っぽくならないようにしたい」という声もあり、感情的にならずに子どもに伝えることの難しさがうかがえます。

「付かず離れずの距離感が難しい」という意見からは、見守りと介入のバランスに苦心している保護者の姿が見えてきました。

■まとめ

今回の調査では、約7割の保護者が子どもに「宿題やったの?」「勉強しなさい」といった声かけをしており、そのうち約半数が声かけによって子どもとの関係がギクシャクした経験があることがわかりました。

声かけをする理由は「子どもの将来のため」「勉強習慣をつけさせたい」という思いからですが、子どもにとっては「今やろうと思っていたのに」と反発を招くきっかけになることも少なくありません。

多くの保護者が「正しい声かけがわからない」「やる気を引き出す方法が知りたい」と悩んでいます。

一方で、9割の子どもが自分から勉強を始める機会があることも明らかになりました。

子どもの自主性を尊重しながら、適切なタイミングで見守ることが、親子関係を良好に保ちつつ学習習慣を身につけるポイントとなるのかもしれません。

家庭学習を継続するためには、子どもが自分のペースで取り組める環境づくりと、無理なく続けられる教材選びが重要といえるでしょう。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERとともがくによる調査」である旨の記載

・ともがく(https://www.popy.jp/tomogaku/)へのリンク設置

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業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月