「楽天市場」、2024年夏のトレンド予測を発表

- 進化した暑さ対策商品や食費を節約できて手軽に使える専用調理家電、自宅で味わえる本格海外グルメに注目が集まると予測 -

楽天グループ株式会社

 楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」は、購買データや一般消費者へのアンケート調査をもとにした「『楽天市場』2024年夏のトレンド予測」を本日発表しました。

 「『楽天市場』2024年夏のトレンド予測」キーワードは、以下の通りです。

(1)酷暑お出かけ新定番

 「楽天市場」では30万点以上(注1)の暑さ対策関連商品を取り扱っており、2023年の流通総額は前年比約1.3倍に拡大しています(注2)。楽天が運営するマイクロタスク型クラウドソーシングサービス「楽天超ミニバイト」が実施したアンケート調査(以下「本調査」)(注3)によると、例年の暑さで7割以上が「夏バテを感じている」と回答しました。また、外出時に使用したことのある暑さ対策商品について複数選択で尋ねたところ、「日傘」「日除け帽子」「接触冷感服・機能性インナー」「携帯扇風機(ハンディファン)」「ネックリング、冷却タオル」などが多く利用されていることがわかりました。近年、暑さ対策商品はユーザーの目的や用途に合わせて進化している傾向にあり、例えばハンディファンは、従来型の手持ちタイプに加え首掛けタイプ、ベビーカーに取り付けられるタイプなど多様化しています。今年の夏は、こうした利用シーンに合わせて使い分けられる商品に注目が集まるとみられます。そのほかにも、ミスト噴射機能のあるドリンクボトル「ドリンクミスト」や「ミストシャワー傘」、帽子の内側に入れる「帽子用クールパッド」などの商品が登場しています。

 「楽天市場」における日傘の流通総額は2019年からの4年間で約4.3倍に拡大し、同期間における男性による購入は約23.8倍と大きく伸長しました(注4)。本調査でも「男性が日傘を持つことに抵抗がない」と約4割が回答、約3割が「以前は抵抗があったが今は抵抗がない」と回答していることから、以前よりも男性に日傘が浸透している傾向がみられます。また、男性向けの日焼け止めについても2023年の流通総額が前年比約3.8倍、日焼け止め機能を持つBBクリームは約4.3倍と、日焼け対策全体への関心も高まっていることがうかがえます(注5)。

 さらに子ども向けの暑さ対策においても、日常的に使用するアイテムに冷却機能などを追加できる商品が人気を集めています。一例として、ランドセルパッドの2023年における流通総額は前年同期比で約1.7倍、ベビーカー保冷パッドは約1.2倍、子ども用日傘が約1.3倍に伸びており、今夏もさらなる伸びが期待されます(注6)。

「酷暑お出かけ新定番」例

①商品名: DAISAKU ドリンクミスト 真空断熱ステンレスボトル

 店舗名: シズショッピングサイト楽天市場店

 URL: https://item.rakuten.co.jp/ciz-shopping/dmss2/


②商品名: アイスヘッド

 店舗名: アレグレット ストール 財布 帽子

 URL: https://item.rakuten.co.jp/allegretto/mcih/


③商品名: 汗しみないTシャツ[スタンダード]

 店舗名: イーザッカマニアストアーズ

 URL: https://item.rakuten.co.jp/e-zakkamania/32136-1701203/


④商品名: 背中にフィット!ひんやり密着 リュック用冷感パッド

 店舗名: タンスのゲン Design the Future

 URL: https://item.rakuten.co.jp/tansu/85000002/


⑤商品名: エアラブ4 ベビーカー シート
 店舗名: Colulu - コルル

 URL: https://item.rakuten.co.jp/justrich/10000977/


⑥商品名: kukka hippo キッズ晴雨兼用日傘

 店舗名: 傘とレイングッズ専門店LINEDROPS

 URL: https://item.rakuten.co.jp/linedrops/83233-37/


(2)節約ホビー飯(めし)家電

 本調査によると、約9割が「物価高の影響を受け節約を意識している」と回答しました。さらに節約を意識するカテゴリをファッションや家電など12項目の選択肢から尋ねたところ、1位「食品」、2位「光熱費」、3位「外食」、また少し贅沢をしたいカテゴリには、1位「外食」、2位「食品」、3位「ファッション」が挙がりました。どちらも食関係が上位にランクインしていることから、「節約しつつも食を楽しみたい」という意識が高いことがうかがえます。


 「楽天市場」では、家電ジャンルにおける「フードドライヤー」「ヨーグルトメーカー」「豆乳・スープメーカー」「アイスクリームメーカー」などの、食費の節約につながり、かつ料理を趣味のように楽しめるキッチン家電、名付けて「節約ホビー飯家電」の直近3カ月の流通総額が、前年同期比で約2倍と好調に推移しています(注7)。実際の購入ユーザーからのレビューによると「市販のものより自分で作るとおいしい」「工夫しながら作るのが楽しい」といった声に加え、「購入すると高いため安く作れる」「節約をしたいと思い購入した」などの声が寄せられており、市販でも手に入るものを自宅で楽しく作ることができる「節約ホビー飯家電」の注目がますます集まると予測しています。

「節約ホビー飯家電」例

① 商品名: プリンセス フードドライヤー(112383)

 店舗名: 楽天ビック

 URL: https://biccamera.rakuten.co.jp/item/8713016078315/


②商品名: ビタントニオ ヨーグルトメーカー(VYG-60-W)

 店舗名: 楽天ビック

 URL: https://biccamera.rakuten.co.jp/item/4968291313352/


③商品名: レコルト自動調理ポット

 店舗名: インテリアショップ roomy

 URL: https://item.rakuten.co.jp/roomy/win20oct27h03/


(3)ガチ世界グルメ

 2022年の新語・流行語大賞には、日本人の味の嗜好に合わせた中華料理ではなく、中華圏の人が実際に食べているような本格的な中国の料理を指す「ガチ中華」がノミネートされ、中華料理をはじめとする本格的な現地のグルメに注目が集まりました(注8)。「楽天市場」においても、世界各国からのお取り寄せグルメの流通総額がここ数年で拡大しており、上位20カ国の2023年の流通総額は、2019年比で約3.3倍に伸長しています(注9)。中でもシンガポール料理が約14.2倍、ペルー料理が約14.1倍、トルコ料理とメキシコ料理が約6.7倍と大きく伸びており、各国のグルメの需要は今後も高まると予測されます。

 本調査で「今年の夏に海外旅行に行く予定の有無」について尋ねたところ、「海外旅行に行く」と答えた人は全体の4.4%で、「行きたいが行けない」もしくは「行きたくない」と回答した人は95.6%という結果となりました。その理由には「家計に余裕がないから」という回答が1位に挙がりました。また、「現地の人が食べるような世界グルメを食べてみたい理由」についても聞いたところ、「一度も食べたことのないものを食べてみたいから」「非日常を味わいたいから」が上位に挙がり、普段食べることのないような珍しい料理への関心が高いことがわかります。「ガチ中華」に代表される本格的な各国料理「ガチ世界グルメ」は、日本にいながらも、本格的な現地の味を楽しむことで実際に訪れたかのような気分を手軽に堪能できることから、今後さらに需要が拡大し、お取り寄せにおいてもトレンドとなることが予測されます。


■「ガチ世界グルメ」例

①“ガチ”ペルー

 商品名: インカコーラ 300ml

 店舗名: キョウダイ マーケット

 URL: https://item.rakuten.co.jp/kyodai/25146/


②“ガチ”ポーランド

 商品名: ピエロギ

 店舗名: わたせい【プレミアムデリカ】

 URL: https://item.rakuten.co.jp/premium-deli/meatpierogi/


③“ガチ”韓国

 商品名: 鉄板チュクミ焼き

 店舗名: 李朝園

 URL: https://item.rakuten.co.jp/richouen/meal-jukkumiyaki/


(注1)2024年5月末時点の商品名に「暑さ対策」と記載がある商品の点数

(注2)「楽天市場」のレディースファッション、メンズファッション、 家電、インテリア・寝具・収納、美容・コスメ・香水、スポーツ・アウトドア、 キッズ・ベビー・マタニティなどの対象14カテゴリにおける、2022年1月1日(土)~2022年12月31日(土)と2023年1月1日(日)~2023年12月31日(日)における「熱中症対策」「ひんやり」「冷却」のキーワードいずれかを含む商品の流通総額を比較

(注3)20代~80代男女1,000人を対象に、2024年4月に実施したインターネット調査(調査機関: 「楽天超ミニバイト」)

(注4)「楽天市場」における2019年1月1日(火)~2019年12月31日(火)と 2023年1月1日(日)~2023年12月31日(日)の「日傘」の流通総額を比較

(注5)「楽天市場」における2019年1月1日(火)~2019年12月31日(火)と 2023年1月1日(日)~2023年12月31日(日)の「日焼け止め」「BBクリーム」における男性の購入による流通総額をそれぞれ比較。「BBクリーム」は、ファンデーションの成分・機能をベースに、美容液、日焼け止め、化粧下地などが一つになったアイテム。

(注6)「楽天市場」における2022年1月1日(土)~2022年12月31日(土)と 2023年1月1日(日)~2023年12月31日(日)の「ランドセルパッド」「ファン付きベビーカーパッド」「子ども用日傘」の流通総額をそれぞれ比較

(注7)「楽天市場」における2023年2月1日(水)~2023年4月30日(日)と 2024年2月1日(木)~2024年4月30日(火)の「節約ホビー飯家電」商品(ヨーグルトメーカーやフードフライヤー、スープメーカーなど7種類が対象)の流通総額を比較

(注8)「現代用語の基礎知識」選 2022ユーキャン新語・流行語大賞: https://www.jiyu.co.jp/singo/index.php?eid=00039

(注9)「楽天市場」における2019年1月1日(火)~2019年12月31日(火)と 2023年1月1日(日)~2023年12月31日(日)の各国料理の商品における流通総額を比較。上位20カ国は2023年度の流通総額における上位から20カ国を合算


■「楽天市場 2024年暑さ対策フェア」について

URL: https://event.rakuten.co.jp/genre/summer/

公開日: 2024年6月3日(月)10:00〜2024年8月30日(金)9:59

概要: 冷感寝具、暑さ対策家電など家の中での対策グッズ、紫外線対策商品などお出かけ時の対策グッズなど、夏を快適に過ごすためのコンテンツを紹介


 以 上 

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス
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代表者名
三木谷浩史
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東証プライム
資本金
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設立
1997年02月