謎解き要素たっぷりのハードボイルド名篇集、リチャード・デミング『私立探偵マニー・ムーン』が新潮文庫より本日発売!

株式会社新潮社

こんな探偵、見たことない!

〈海外名作発掘Hidden Masterpieces〉シリーズから、

とんでもない探偵が登場!

タフガイながら緻密な推理を披露する私立探偵――謎解き満載の連作中篇集。

《ブラック・マスク》をはじめとして数々のパルプ雑誌が隆盛をほこっていた1940~50年代。戦火を経験し片脚で帰ってきた一人の男がいました。マンヴィル(マニー)・ムーン。元プロ・ボクサーで、自宅兼オフィスの安アパートで調査業を営んでいる私立探偵です。彼の武器は大立ち回りも厭わない喧嘩っぱやさと、意外に怜悧な頭脳を駆使しての、名探偵顔負けの推理力。雑誌掲載の短篇小説のみならずペイパーバックの長篇小説でも活躍したマニーですが、不屈の精神で真実を追求する彼の中篇ばかり7篇を集めたのが、この『私立探偵マニー・ムーン』というわけです。巻末には、ミステリー書評家の川出正樹氏による入魂の解説と、25ページにも及ぶ詳細な著作リストを収録。海外ミステリー・マニア必携の一冊と言えるでしょう。

■書籍内容紹介

こんな探偵に出会ったことがおありだろうか? 戦地帰りのタフガイ、私立探偵マニー・ムーン。言い寄ってくる女性に事欠かず、ときに自らの義足までも武器に大立ち回りを演じたかと思うと、関係者一同を集めて、名探偵顔負けの見事な謎解きを披露する――。弁護士ランダルからの仕事の依頼で事務所に呼び出されたムーンが、密室に残された弁護士の死体の謎に挑む「フアレスのナイフ」をはじめ、ムーンの名推理7篇を収録した連作中篇集。《ブラック・マスク》他パルプ雑誌で短篇の名手として活躍し、数々のTVドラマのノヴェライゼーションも手がけ、エラリー・クイーンの名も継いだミステリー職人が生んだ無二のアンチヒーロー。そんなムーンの活躍を集めた〝本格推理私立探偵小説〟登場。 

■著者紹介

リチャード・デミング Richard Deming (1915-1983)

1940年代後半のパルプ雑誌から’80年代初頭まで犯罪小説を書き続けた職人作家。のちにノンフィクションも数冊執筆し、好評を得た。《マンハント》初期や《アルフレッド・ヒッチコックズ・ミステリマガジン》に数多く寄稿し、さらにはペイパーバック作家として「刑事スタスキー&ハッチ」などの人気TVドラマのノヴェライズを手掛けた。また、エラリー・クイーン・チームのオリジナル作品も執筆。 

■訳者紹介

田口俊樹 Taguchi Toshiki

1950年、奈良市生れ。早稲田大学卒業。ブロックの〝マット・スカダー・シリーズ〟をはじめ、ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、スミス『チャイルド44(フォーティーフォー)』、チャンドラー『長い別れ』、ウィンズロウ『業火の市(まち)、コーベン『捜索者の血』、ハメット『マルタの鷹』など訳書多数

■書籍データ

【タイトル】私立探偵マニー・ムーン

【著者名】リチャード・デミング/田口俊樹訳

【発売日】2025/6/25

【造本】新潮文庫

【定価】1,320円(税込)

【ISBN】978-4-10-240881-0

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/240881/

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220
代表者名
佐藤隆信
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1896年07月