地域で働く女性のデジタルスキル習得・就労支援の促進を目指す「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」を発足
7月7日(月)13:30~、東京・紀尾井町にてキックオフイベント・公開シンポジウムを開催
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp)は、矢田稚子前内閣総理大臣補佐官(雇用・賃金担当)、江口清貴(LINEヤフー株式会社 会長室 ソーシャルアクション推進室 室長、神奈川県CIO兼CDO)、SAPジャパン株式会社、株式会社Surpass、株式会社セールスフォース・ジャパン、株式会社MAIA、Ms.Engineer株式会社、LINEヤフー株式会社と協力し、地域で働く女性のデジタルスキル習得や就労支援の促進を目指す「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」を2025年7月7日(月)に発足します。当社は本コンソーシアムの事務局を務めます。
それに伴い、7月7日(月)に「キックオフイベント・公開シンポジウム」をOpen Collaboration Hub LODGE(東京・紀尾井町)にて開催します。

コンソーシアム発足の背景
━━ 地域から人と企業を変え、女性の力を日本経済の力に。
地域では、女性が本来持つ力を十分に発揮できていない現実があります。
特に女性の専門職や管理職のポジションが少なく、非正規雇用が多いことから、「追加で労働供給を望む」女性は約310万人※1にのぼり、「働きたくても働けない」事情を抱える女性が多く存在しています。また、大学を卒業した女性の36%が年収200万円以下※2であり、男性の給与水準を100とすると女性の給与水準は75. 8※3と大幅な格差があることが明らかになっています。
また地域では、アンコンシャスバイアスや業種・職種の偏りなどによって、女性が活躍できる場が限られ、スキルを生かす機会に恵まれないということがあります。他にも、育児中の女性に関しては、仕事と育児の両立ができないことから出産を機に非正規での働き方にシフトすることも多く、賃金差にもつながっています。こういった理由により、都市部への人材流出や男女の賃金格差といった社会課題も顕在化しています。
一方で、地域の中小企業もまた、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めたくても、デジタル人材の不足やノウハウの蓄積が進まず、変革に踏み出せないという課題を抱えており、首都圏とのこれらの格差が地域経済の衰退にも影響しているといえます。
本コンソーシアムが目指すもの
━━ 本コンソーシアムの活動は、単なる支援にとどまりません
本コンソーシアムの参画企業は、これまで数多くの企業や自治体に対してDXの推進、人材育成、そして就労支援に取り組んできた、豊富な実績と専門性を有する企業・団体・個人で構成されています。それぞれの企業や専門家が培ってきた知見とノウハウを結集し、相互に連携・協力しながら、社会課題の解決と持続可能な未来の実現に向けて、情熱をもって取り組んでまいります。
働く側の努力だけでも、企業側の支援だけでも、課題は解決しません。
私たちは女性の雇用課題と地域課題に向き合い、地域の中小企業の経営DXを支援しながら、女性のデジタルスキル習得だけではなく、就労支援までをサポートし、その先の活躍を支援できる施策を通じて、賃金向上と多様な働き方の実現を目指します。
地域企業のDX化でデジタル人材が活躍していくことにより、企業の業務効率化や生産性の向上が成され、それに伴い企業の業績や賃金の改善が期待されます。地域企業の力が地域の力となり、働きたい街として、地域が変わるための力となるはずです。
この取り組みは、日本経済を活性化させる起爆剤となる挑戦であり、私たちはその中心に「女性の活躍推進」を据えています。これは「地方創生2.0※4」の理念にも深く通じるものであり、企業の競争力強化と日本経済の成長にも貢献していけると私たちは考えています。
私たちの挑戦の第一歩として、7月7日(月)にキックオフイベントを開催いたします。
この趣旨にご賛同いただける自治体・企業・団体の皆さまにおかれましては、ぜひ本コンソーシアムへのご参加をご検討いただければ幸いです。
皆さまのご参加が、地域女性の活躍を改革していくための原動力となります。
働く女性と日本経済の成長のため、ともに未来を切り拓きましょう。
※1・2:内閣官房「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」(令和7年3月)
※3:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」(令和7年3月)
※4:内閣官房「地方創生2.0の[基本的な考え方]」(令和6年12月)
「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」設立準備概要
◆設立準備メンバー ※企業名50音順
矢田稚子前内閣総理大臣補佐官【雇用・賃金担当】
江口清貴(LINEヤフー株式会社 会長室 ソーシャルアクション推進室 室長、神奈川県CIO兼CDO)
SAPジャパン株式会社(https://www.sap.com/japan)
株式会社Surpass(https://surpass-star.com)
株式会社セールスフォース・ジャパン(https://www.salesforce.com/jp)
株式会社Trive(https://www.triveinc.com)
株式会社日立製作所(https://www.hitachi.co.jp)
株式会社MAIA(https://maia.co.jp)
株式会社マイナビ (https://www.mynavi.jp)
Ms.Engineer株式会社(https://ms-engineer.jp)
LINEヤフー株式会社(https://www.lycorp.co.jp/ja)
◆設立準備室・運営事務局
株式会社マイナビ
上記設立準備メンバーにて、本コンソーシアム発足およびキックオフイベント・公開シンポジウム開催に向けて準備を重ねてきました。コンソーシアムの概要に関してはイベントにてご説明をいたします。
◆コンソーシアム取組内容(予定)
自治体とさまざまな専門分野を持つ民間事業者が連携し、地域女性のデジタルスキル習得および就労支援をすることで、女性が活躍できる場を広げ、収入アップや多様な働き方の実現を目指します。また、この取り組みを通じて、地域企業のDX化を促進し、地域女性の活躍の場を広げると共に、地域の稼ぐ力をつけることで地方創生にも貢献してまいります。
●地域女性のデジタルスキル取得による活躍モデルケースの収集と発信
●スキル取得後の就労支援
●地域女性の賃金の向上
●地域企業の経営DXの支援
●地域企業への人材不足の解決
●自治体との連携
●政府関連省庁との連携

「キックオフイベントと公開シンポジウム」 概要
◆日時
2025年7月7日(月)13:30~15:30(受付開始13:00~)
◆会場
東京都千代田区紀尾井町1番3号 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
LINEヤフー株式会社 本社オフィス内LODGE(受付2階)
◆対象
本コンソーシアムにご関心がある自治体および民間企業様
※7月7日のキックオフイベントへのご参加が難しい企業様につきましても本コンソーシアムへの会員入会は可能です。お気軽にお問合せください。
◆定員
100名
◆参加費
無料
◆内容
コンソーシアムキックオフイベント 13:30~15:30(受付開始13:00~)
●開会挨拶
●コンソーシアムの目的および設立趣旨(矢田稚子前内閣総理大臣補佐官より)
●行政機関によるデジタル人材育成支援施策紹介
●地域女性活躍事例の紹介
●今後のコンソーシアム活動および運営
●閉会挨拶
◆申込み
下記フォームに必要情報を記載の上、お申込みください。 ※締切7月3日(木)
※メディア取材もこちらよりお申込みをお願いいたします。
https://forms.office.com/r/Rc4RvNZBNR
【イベント・取材に関するお問合せ】
官民連携DX女性活躍コンソーシアム設立準備室・事務局
担 当:瀧川・杉山・飛﨑
住 所:東京都中央区銀座4丁目12-15 歌舞伎座タワー(株式会社マイナビ内)
E-mail:mt-wconsortium@mynavi.jp
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