「マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査5月<OB・OG訪問について>」を発表

OB・OG訪問の結果、8割以上の学生が「次の選考に進みたいと感じた」。OB・OG訪問を「しようと思っていたが、機会がなかった」学生が増加

マイナビ

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2026年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査5月<OB・OG訪問について>」の結果を発表しました。

TOPICS

  • OB・OG訪問を行った学生は26.8%。訪問の結果「次の選考に進みたい」と感じた学生は8割以上【図1、2、3】

  • OB・OG訪問に興味のある学生は45.2%。「しようと思っていたが、機会がなかった」という学生が大幅に増加【図4、5】

  • OB・OG訪問で知りたいことは具体的な仕事内容。会いたい社員は2、3年目の若手社員【図6、7】

  • OB・OG訪問をした時期は1次面接を受ける前が55.3%。OB・OG訪問の結果「やりたい仕事の具体化」ができた【図8、9】

【調査概要】

OB・OG訪問を行った学生は26.8%
訪問の結果「次の選考に進みたい」と感じた学生は8割以上

就職活動の一環としてOB・OG訪問をした学生は全体で26.8%と3割未満だったが、訪問した人において、「次の選考に進みたい」と感じる学生は8割以上となった。訪問した割合を文理男女別にみると、理系男子(33.6%)の割合が最も高かった。訪問人数の全体平均は5.0人で、文理男女別では文系男子が最も多く、5.7人だった。理系男子は4.5人とOB・OG訪問した割合は最も高かったものの、訪問人数については平均を下回る結果だった。【図1、2、3】

【図1】

【図2】

【図3】

OB・OG訪問に興味のある学生は45.2%
「しようと思っていたが、機会がなかった」という学生が大幅に増加

OB・OG訪問に興味のある学生は45.2%だった。そこから実際にOB・OG訪問を行った学生は48.1%で、半数程度となった。興味がありつつもOB・OG訪問をしなかった学生に理由を聞くと、「必要性を感じないから(23.4%)」が最多だったが、前年より8.3pt減少した。一方で「しようと思っていたが、その機会がなかった(18.0%)」は前年から10.4pt増と最も増加幅が大きかった。近年は学生の間でOB・OG訪問のためのマッチングサービス等が浸透しており、対面だけでなくWEBでの訪問など、これまでよりも手軽に行える状況になっていることから、学生の関心が高まっていると推察される。しかしながら、学生の興味・関心に対して企業側の機会提供が十分に追いついていない可能性がある。こうした背景を踏まえると、企業からの積極的な機会提供が今後ますます求められていくのではないだろうか。【図4、5】

【図4】

【図5】

OB・OG訪問で知りたいことは具体的な仕事内容。会いたい社員は2、3年目の若手社員

学生にOB・OG訪問で知りたいことを聞くと、最も多かった回答は「具体的な仕事内容(55.1%)」であった。その他にも「社内の人間関係」や「入社を決めた理由」など実際に働くことをイメージするための内容が多くあがった。また、会いたい社員については「入社2、3年目の若手社員(40.7%)」、「入社4、5年目の社員(30.5%)」という回答が大多数を占めており、入社後より近い将来においてどのような仕事ができるのかを知りたい学生の意向がみられた。【図6、7】

【図6】

【図7】

OB・OG訪問をした時期は1次面接を受ける前が55.3%
OB・OG訪問の結果「やりたい仕事の具体化」ができた

OB・OG訪問をした時期を聞いたところ、最も多かったのは「1次面接受験前(55.3%)」だった。続いて、「1次面接後、内々定前(31.6%)」が多く、選考の過程でOB・OG訪問をすることが多いことがわかる。訪問をした結果を聞くと「やりたいと思っていた仕事のイメージがはっきりした(59.5%)」という回答が最も多く、図6が示すOB・OG訪問によって知りたいことがしっかりと聞けていることが推察される。また、これらの結果から学生はより具体的な業務理解を求めており、企業は選考過程で学生の仕事理解を深める施策が必要かもしれない。【図8、9】

【図8】

【図9】

【調査担当者コメント】

OB・OG訪問を経験した学生は多くない状況ではありますが、志望動機に大きく関わる「どのような仕事ができるのか、希望している仕事はどういったものなのか」といった学生の疑問に対して、企業がフォローできる大切な場となっていることがわかりました。志望している企業の具体的な仕事内容が知りたい学生は選考前にOB・OG訪問を行って選考に備えているようです。また、訪問したい社員はある程度業務の経験があり、年齢の近しい「入社2,3年目」の先輩社員という回答が多く、少し未来の自分の姿が想像できるような相手を希望していることがわかります。6月より面接が本格的に始まりましたが、OB・OG訪問の機会提供が難しい企業においても選考を通じて学生の仕事理解ニーズに応えていただければと存じます。

マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 中島 英里香

【調査概要】「マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査5月<OB・OG訪問について>」

○調査期間/2025年5月25日(日)~5月31日(土)

○調査方法/マイナビ2026会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収

○調査対象/2026年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生

○調査機関/自社調べ

○有効回答数/1,983名(文系男子332名 文系女子818名 理系男子447名 理系女子386名)

※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。

※調査結果の詳細はこちら

https://career-research.mynavi.jp/reserch/20250625_97790/)からご確認いただけます。

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業種
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本社所在地
東京都千代田区一ツ橋1丁目一番一号 パレスサイドビル
電話番号
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代表者名
土屋芳明
上場
未上場
資本金
21億210万円
設立
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