AIで制作環境が変わる今、クリエイターに必要なのは「つくる技術」だけじゃない国際アート&デザイン大学校初の「ガチ制作week」

NSGグループ

NSGグループの国際アート&デザイン大学校(福島県郡山市)では、2026年9月7日(月)から11日(金)までの5日間、ゲーム・CG科、コミックイラスト科、グラフィックデザイン科の3学科合同による「ガチ制作week」を初めて実施しました。

本企画は、各学科から参加希望者を募り、学科・学年を越えた混合チームを編成。ゲームまたは映像作品の制作を通して、実際のクリエイティブ業務を想定した制作プロセスを体験する、実践型の学びです。

AIで変わるクリエイティブ業界。だからこそ「考える力」を

生成AIをはじめとする新しい技術の進化により、ゲーム、映像、イラスト、デザインなど、クリエイティブ業界の制作環境は大きく変化しています。

経済産業省は2026年8月、「エンタメ・クリエイティブ産業戦略2026」を取りまとめ、コンテンツ産業のさらなる成長に向け、クリエイターの育成・確保や海外展開などを推進しています。

こうした業界の変化を見据え、A&Dでは専門技術だけでなく、企画力や協働する力など、これからのクリエイターに求められる力を実践的に育てています。

技術が進化し、制作のスピードや方法が変わっていく一方で、「誰に向けて、何をつくるのか」「どんな表現なら相手に届くのか」「チームでどう形にするのか」といったクリエイター自身が考え判断する力はこれからも重要です。

A&Dでは、こうした業界の変化を前向きに捉え、専門技術だけではなく、企画力、コミュニケーション力、協働する力、修正に対応する力など、実際の仕事で求められる力を在学中から身につける機会を設けています。今回の「ガチ制作week」も、その一環として実施しました。

 

「何をつくりたいか」ではなく「誰に届けるか」からスタート

今回の制作課題は、ゲームまたは映像作品。

各チームには「12歳男子」または「20歳女性」というターゲットだけが提示され、そこから制作テーマを自分たちで設定しました。

「このターゲットなら、何に興味を持つのか」「どんなテーマなら楽しんでもらえるのか」を話し合い、企画を考えるところから制作をスタート。

普段の授業では、テーマや条件が設定された課題に取り組むことも多い中、今回は「自分がつくりたいもの」だけではなく、「相手に合わせて何をつくるか」を考えました。

制作期間は5日間。限られた時間の中で、企画をまとめ、メンバーそれぞれの専門性を生かして役割を分担し、一つの作品を制作しました。

さらに、制作途中では進捗を確認し、修正指示を受けて作品をブラッシュアップ。

一度つくって終わりではなく、意見を受け止め、チームで相談し、限られた時間の中で修正するという、実際の制作現場を意識した工程にも取り組みました。

異なる専門分野の学生が、それぞれの得意分野を持ち寄ることで、専門技術だけではなく、コミュニケーションや役割分担、柔軟な対応力の重要性も体験しました。

「好きだから始める」その先へ

ゲーム、イラスト、デザインなどのクリエイティブ分野を目指す学生の多くは、「絵を描くことが好き」「ゲームが好き」「映像をつくることが好き」という気持ちから学びをスタートします。

A&Dでは、その「好き」を専門性へと変えていくことを大切にしています。

一方、実際の仕事では、自分の好きなものを自由につくるだけではありません。

クライアントの要望、ユーザー、商品の目的、納期、他部署からの意見など、さまざまな条件を理解し、自分の専門性を生かして成果を出すことが求められます。

今回の「ガチ制作week」は、「好きなものをつくる」から「好きな専門性で誰かの期待に応える」へ、学生の意識を一歩進める機会となりました。

他学科・他学年との出会いが、学生の世界を広げる

参加した学生からは、

「分からないことなどがありすぎて先輩ばかりに頼ってしまったので、自分でMaya を勉強し、分からないを減らしたいと思いました。また、分からない所を先輩たちが親切丁寧に教えてくれて自分のスキルアップに繋がったと思う。」

「協力してなにかを作るということが修了制作の重要な経験になりました。自分の主観だけでなく、世界観に合わせた物を作るというのが初めてだったので上手くいくか不安でしたが、自分でもある程度上手にできたかなと思いました。全体を通して楽しかったです。」

普段はそれぞれの専門分野で学んでいる学生も、実際の仕事ではさまざまな専門職や部署と協力して成果物をつくります。

今回の経験を通し自分の専門性を高める事と、異なる専門性を持つ人と協力することの大切さを学びました。

「手厚い指導」の先に、自分で仕事を動かす力を

A&Dでは、少人数制・担任制によるきめ細かな指導を教育の特徴としています。

学生一人ひとりの作品や技術に向き合い、専門性を高めることを大切にしています。

一方で、就職後は立場が変わります。

在学中は教員からアドバイスを受けながら制作する「学ぶ側」ですが、社会に出れば、自分でクライアントの意図を理解し、必要なことを考え、周囲と協力しながら成果を出す「仕事をする側」になります。

A&Dでは、このギャップを少しでも小さくし、入社後から企業の戦力として活躍できる人材を育てるため、通常授業に加えて、実社会を想定した実践的な学びを取り入れています。

また、5日間という限られた制作期間で作品を完成させるため、学生たちは放課後も学校に残り、チームで制作に取り組みました。

学生たちが仲間とともに作品づくりに挑戦し、最後まで完成させることができたのは、こうした学びの機会を温かく見守り、支えてくださった保護者の皆さまのご理解とご協力があってこそです。

学校で学ぶ専門性を、教室の中だけで終わらせない。

A&Dでは、これからも学生が実際の仕事に近い環境で挑戦し、考え、試行錯誤しながら成長できる機会をつくっていきます。

 

変化する業界だからこそ、「変化に対応できるクリエイター」を福島から

AIをはじめとする新しい技術によって、クリエイティブ業界の仕事や制作方法はこれからも変化していきます。

だからこそA&Dが育てたいのは、技術だけではなく、自分で考え、相手の意図を理解し、専門性を生かして周囲と協力できるクリエイターです。

福島・郡山は、大都市圏と比べるとクリエイティブ企業や制作現場と接する機会が限られる地域かもしれません。

一方で、地域には課題があっても「どうすればできるか」を考え、学生と一緒に解決策をつくってくださる地元企業の大人たちがいます。

A&Dでは、そうした地域とのつながりを生かし、ゲーム・CG、イラスト、デザインなど、それぞれの専門性を組み合わせ、課題を逆手にとって新しい可能性を考える学びにつなげています。

今回の「ガチ制作week」もその一つ。

学生たちが「できない」で終わらせず、「自分たちの専門性を使えば、何ができるか」を考え、試行錯誤する経験となりました。

これからもA&Dは、福島・郡山だからこそできる、人と人との距離の近い教育を大切にし、変化するクリエイティブ業界で活躍できる人材を育てていきます。

「好き」を仕事にする。そして、変化する時代の中でも必要とされるクリエイターになる。

福島・郡山から、これからのクリエイティブ業界を担う人材を育成していきます。

〈国際アート&デザイン大学校について〉

本校はデザイン、エンタテイメント、ペット産業における知識・技術の習得を基に、実社会に活躍できる人材育成を目標とし、創造的な学びと実践的なスキルを提供する福島県唯一(※)のデザイン・エンタメ・ペット系専門学校です。

(※)2026年5月 文部科学省「専修学校一覧」より(福島県内の専修学校において)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/717689.pdf

法人名:学校法人国際総合学園

代表者:市田 比左浩

所在地:福島県郡山市方八町2-4-1

URL:https://www.art-design.ac.jp/

〈NSGグループについて〉

NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する101法人で構成された企業グループです。それぞれの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域を活性化する事業の創造に民間の立場から取り組んでいます。

URL:https://www.nsg.gr.jp/

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会社概要

株式会社NSGホールディングス

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URL
https://www.nsg.gr.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
新潟県新潟市中央区古町通2-495  
電話番号
025-364-7011
代表者名
池田 祥護
上場
未上場
資本金
-
設立
1976年11月