加茂の2つの灯台の歴史と庄内浜の海を味わおう「2つの灯台ものがたりin加茂」を開催しました!
2023年11月3日(金・祝)【場所】加茂港 周辺
イベント概要
・イベント名:~灯台の歴史と役割、そして未来へ~「2つの灯台ものがたりin加茂」
・2023年11月3日(金・祝)
・開催場所:加茂港周辺
・参加人数:20人
・協力団体:鶴岡市加茂地区自治振興会/一般社団法人大好きな加茂/NPO法人エコ・リンクやまがた/渚の交番カモンマーレ・シェフ有馬邦明氏
<イベント内容>
人と海は、時間的にも空間的な意味においても「灯台」を境に関わってきました。航路標識として、従来の船舶交通の安全を担うという重要な役割から広がりつつある灯台。その存在意義について考え、灯台を中⼼に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく取り組み、それが「海と灯台プロジェクト」です。
山形県鶴岡市の加茂地区には赤灯台(加茂港西内防波堤灯台※廃止)と白灯台(荒埼灯台)という2つの灯台があります。赤灯台は2015年に廃止が決定した灯台ですが、自治振興会や住民によって保存、維持が行われています。白灯台は日本海に突き出した岬の荒崎の断崖に立つ現役の灯台です。この加茂港と灯台の歴史と役割、そして未来に向けて学ぶ灯台ツアーを開催しました。
灯台の歴史を聞き、見て学び、舌で堪能しました
この日、鶴岡市では高気圧の影響から11月の観測史上最高の気温となり、綺麗な日没を暖かく見ることができました。
山形県内沿岸部や内陸と各所から20人がこのイベントに参加し、2つの灯台を見学し、歴史や役割を学び、期間限定の特別灯台コースを堪能。また、地元の団体に協力いただき、灯台を保存し守ってきた歴史を聞き、募金活動に参加して修復に使用されるパネルにメッセージを書きました。
参加者からは、「普段何気なく目にしているが気に留めていなかった灯台について知ることが出来た」、「加茂の灯台と共に歴史も知ることが出来てとても面白かった」、「ディナーも美味しかった」など非常に嬉しいお声をいただくことができました。
赤灯台は2015年に廃止が決定した灯台ですが、自治振興会や住民によって保存、維持が行われています。白灯台は日本海に突き出した岬の荒崎の断崖に立つ現役の灯台で、この2つの灯台をテーマに地元の方にとってどんな存在なのか交えながら学びを深め、普段何気なく見ている”灯台”には、海との関わりの中でどんな役割があり、地域の人々にとってどのような存在だったのか、歴史を知ることで見える景色は変わって来るのだと伝えることができました。そして参加者は、これまでの歴史をこれからの世代に伝えていくことも重要なことだと感じていた様子でした。
<団体概要>
団体名称 :(一社)海と日本プロジェクトin山形
URL:https://yamagata.uminohi.jp/
活動内容:山形県の海は庄内地方の遊佐町、酒田市、鶴岡市の3市町の海岸線から成り、鳥海山の伏流水や珊瑚群生地の北限である離島飛島など、豊かな魅力ある環境を作り出しています。また、北前船の寄港地として栄えたことから本間家旧本邸などの歴史的建造物は山形県の文化の源としての役割もになってきました。「海と日本プロジェクトin山形」はその活動を通じて、未来を担う子どもたちに海を守り慈しむ心を育む活動を展開していきます。
海と灯台プロジェクト
人と海は、時間的にも空間的な意味においても「灯台」を境に関わってきました。航路標識として、従来の船舶交通の安全を担うという重要な役割から広がりつつある灯台。その存在意義について考え、灯台を中⼼に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していくプロジェクトです。海と灯台プロジェクトは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、一般社団法人海洋文化創造フォーラムが推進しています。
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/
海と日本プロジェクト
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
海と日本プロジェクト公式サイト
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