発達障害＆グレーゾーンの子のおうち学習サポート本を発売！勉強で傷ついてきた子も「わかる！」を実感できる具体的なコツを紹介

株式会社主婦の友社

2023年7月27日 10時00分

株式会社主婦の友社は、発達障害・グレーゾーン専門の個別指導教師・植木希恵さんによる初の著書『発達障害＆グレーゾーンの子の「できた！」がふえる　おうち学習サポート大全』（https://www.amazon.co.jp/dp/4074546817/）を2023年７月27日(木)に発売いたしました。

広島県で発達障害＆グレーゾーン専門の個別指導教室・きらぼし学舎を主催する植木希恵さんの初めての著書。20年間に渡る指導経験で得た、学習サポートのコツをすべて詰め込んだのが本書です。

発達障害のある子も勉強ができるようになりたい！

「発達障害のある子は、興味のある・なしで、やる気にムラがあります。”やらなければならないこと”に興味をもち続けるのが難しいのです。勉強はその代表的なもの」と植木さんは話します。

本人も勉強ができたほうがいいというのはわかっている。でも、なかなか宿題に取りかかれなかったり、集中して取り組めなかったりします。

「”勉強なんてできなくていい”と本気で思っている子どもはいません」と植木さんは断言します。ただ、”自分はバカだから””勉強に向いていないから”とあきらめている子どもはたくさんいると言います。

「社会に属する大人の一人として、子どもたちがそんなふうにあきらめてしまう環境をなんとか変えていきたい」という思いを込めて、本書を制作しました。

家庭での学習サポートのコツを超具体的に紹介

本書は、植木さんが指導の際に実践している声かけや接し方からおすすめの文具まで、具体的でわかりやすくサポートの方法を解説しているのが特徴。

見開き構成になっているので、家事や育児の合間に少しずつ読み進めていけます。普段の宿題だけでなく、夏休みや冬休みなどの長期休みの宿題のサポートの仕方も詳しく紹介しています。

「役立った」「子どもが変わった」の声が続々

一足早く、本書を読んだモニターの方々から、驚きの声がたくさん集まっています。一部をご紹介します。

■「まず考えが変わったのは勉強の時の姿勢です。少し難しい問題になると、クネクネし始めて真っすぐ座っていられないので、そのたびに「勉強する時の態度じゃない！！」と叱りまくっていたのですが（ごめんなさい）、この本を読んでから姿勢のことは目をつぶるようになりました。今では娘はあお向けに寝ころんだ状態でタブレット学習をやっています。おかげで親子間の争いも減りました！」（小１の母）

■「次女は”次の問題が視界に入ると、今の問題に集中できず問題の意味が理解できない”ことに気づき、本で紹介されていた”わんこそば形式”で問題を出すことに。”次の問題文を白い紙で隠しておく”と今の問題に集中し、しっかり考えて自分で解くことができるように」（小４・小２の母）

■「子どもに”鉛筆を削るストレスは必要ない”と本を読んで気づけました。0.9mm以上のシャーペンを購入したいと思います」（小６・小３・年長の母）

植木さんおすすめのグッズや文具を紹介

実際の指導の現場で使っているグッズや文具を紹介。「道具を変えただけで、学習が一気にスムーズになった」という教室の保護者の声も。

著者紹介

植木希恵（うえき・きえ）
不登校・発達障害専門個別学習指導、きらぼし学舎代表・公認心理師

カウンセリングルームに勤務後、中学校で講師として心理学の知識と経験を生かした授業を行う。その中で発達障害の子どもと接する機会がふえたため、「不登校・発達障害傾向の子ども専門家庭教師」として独立。2014年、広島市で「きらぼし学舎」を開業。「心理カウンセリング× 学習」というスタイルで、集団指導が合わない子、学び方がわからない子、集中力が続かない子、勉強で傷ついてきた子が「わかる！」を実感できる指導を行っている。現在も多くの生徒、保護者とセッションを続けており、学習指導歴は20 年を超える。子どもの学習サポートを行うと同時に、母親に子育ての視点を提供するオンライン講座「お母さんのための心理学講座」を開講中。受講生から「子どもの見方が変わった」「子どもへの接し方、言葉のかけ方が変わってきた」という報告がたくさん届いている。