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公益財団法人日本ユニセフ協会
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ネパール地震:死傷者の半数は子ども-ユニセフ、被災者20万人の支援を計画

浄水器、防水シート、毛布等 配布開始

公益財団法人日本ユニセフ協会

西ルクム郡で、地震により全壊した自宅から家財道具を運ぶ12歳のダーンラさん。「がれきになった家の中から本を数冊は取り出せた。学校にはいつ戻れるんだろう」と話す。(ネパール、2023年11月6日撮影) © UNICEF_UNI464271_Prasad Ng西ルクム郡で、地震により全壊した自宅から家財道具を運ぶ12歳のダーンラさん。「がれきになった家の中から本を数冊は取り出せた。学校にはいつ戻れるんだろう」と話す。(ネパール、2023年11月6日撮影) © UNICEF_UNI464271_Prasad Ng

【2023年11月7日 ニューデリー/カトマンズ発】


11月3日にネパール西部の遠隔地を襲ったマグニチュード6.4(ネパール当局推定)の地震による死傷者の半数近くは、子どもであると報告されています。地元当局によると、これまでに153人が死亡、338人以上が負傷しました。


* * *


人々が就寝している時間帯に地震が発生したため、多数の犠牲者が出ました。最も被害が大きかったジャジャルコットと西ルクムの両郡では、8万人以上の子どもを含む推定20万人が被災しています。さらに昨日、ジャジャルコット郡でマグニチュード5.8の余震が起きました。被災地では余震が続いており、子どもや家族は絶え間ない恐怖の中で過ごしています。

 

ジャジャルコット郡で被災し、屋外で避難生活を送る人たち。余震が続いているため、不安な日々を過ごしている。(ネパール、2023年11月6日撮影) © UNICEF_UNI465048_Upadhayayジャジャルコット郡で被災し、屋外で避難生活を送る人たち。余震が続いているため、不安な日々を過ごしている。(ネパール、2023年11月6日撮影) © UNICEF_UNI465048_Upadhayay

学校、保健センター、その他のインフラとならび、大半の家屋が被害を受けました。今回の震災は、約9,000人――その3分の1が子ども――の命を奪った2015年の2度の地震以来、ネパールで起きた最大のものです。

 

ユニセフ(国連児童基金)ネパール事務所代表のアリス・アクンガは、次のように述べています。「悲惨なことに、またしても、この壊滅的な地震で多くの命が失われました。子どもたちにはとりわけ大きな影響が及んでおり、寒さの中で夜を過ごすことを余儀なくされています。このような子どもやその家族は、医療支援、避難所、安全な飲料水、食料、毛布、そして冬を迎えるにあたっての暖かい衣類を切実に必要としています。ユニセフは全力を尽くしていますが、保健、栄養、教育、保護および水と衛生に関する子どもや女性のニーズに応えるためには、さらなる支援が早急に必要です」

 

ユニセフは、当局やパートナーと連携を取りながら被災した子どもと家族の緊急のニーズに応えています。地震発生から2日以内に、ユニセフはジャジャルコット郡のベリ市とナルガード市の2,000世帯に、衛生キット、バケツ、コップ、浄水器、防水シート、毛布などの緊急支援物資を配布しました。さらにナルガード市に、保健医療サービス再開のための医療テントを2張り設置しました。

 

地震の被害が最も甚大だった地域のひとつ、ルクム西部のAathbiskotに届けられた、防水シートや毛布、衛生キットなどを含むユニセフの支援物資を受け取った子ども。(ネパール、2023年11月6日撮影) © UNICEF_UNI465093_Prasad N地震の被害が最も甚大だった地域のひとつ、ルクム西部のAathbiskotに届けられた、防水シートや毛布、衛生キットなどを含むユニセフの支援物資を受け取った子ども。(ネパール、2023年11月6日撮影) © UNICEF_UNI465093_Prasad N

追加で、水と衛生に関連する物資667セットが西ルクム郡に到着しており、さらに、3,000枚の防水シートと毛布、ならびに2張りの医療用テントも被災地に向けて発送されました。

 

今回の地震は、ネパールの中でも貧困層の多い地域で発生したため、被災家庭はさらに脆弱な状況に置かれています。校舎の損壊は、何千人もの子どもの学習に影響を与えるでしょう。保健センターも深刻な打撃を受けており、新生児、妊婦、幼児に対する極めて重要な健康診断や予防接種、治療が滞っています。

 

ユニセフは、この困難な時期に最も弱い立場にある子どもたちに支援の手を差し伸べるため、現地において24時間体制で活動を続けています。


* * *


■ ユニセフについて

ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます

 

■ 日本ユニセフ協会について

公益財団法人 日本ユニセフ協会は、33の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/

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官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
-
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