楽天、データに基づいた意思決定を支援する分析プラットフォーム「Rakuten Analytics」を提供開始

- 「楽天エコシステム」の豊富な統計データにより顧客理解を深め、ビジネスの成長を支援 -

　楽天グループ株式会社（以下「楽天」）は、「楽天エコシステム（経済圏）」の豊富な統計データにより顧客理解を深め、データに基づいた意思決定を支援する分析プラットフォーム「Rakuten Analytics」（以下「本プラットフォーム」）の法人に向けた本格提供（注1）を、本日より開始しました。

　「Rakuten Analytics」紹介映像：https://youtu.be/OiTWg_x3QF8

　本プラットフォームは、個人情報保護対策のもと、企業のデータと楽天が保有する統計データアセットを連携することで、顧客分析を可能とするツールです。直観的に操作しやすいシンプルなユーザーインターフェース（UI）を備えており、分析結果を簡単に把握することができます。また、本プラットフォームから得られる分析結果は、広告配信や自社顧客へのマーケティング施策、商品企画などに活用することが可能です。

　本プラットフォームの基盤となる楽天の統計データアセットには、AIを用いて楽天ユーザーの属性情報（年齢・性別といった人口統計学的データやライフステージ、ライフスタイルなど）を4,000（注2）以上の属性に分類した「楽天エコシステム」のデータベース「CustomerDNA」（以下「本データベース」）を活用しています。本データベースでは、属性情報を実際の登録情報や購買行動などの事実に基づくものと、ユーザー行動から推計したものに分類し、その属性情報を基にした多角的なペルソナ情報の提供を可能にします。

　楽天では、自社サービスにおけるユーザーの行動分析データなどのビッグデータ分析に注力しており、個々のユーザーにとって最適なパーソナライゼーションを実現してきました。1億を超える楽天IDによる豊富な統計データアセットを本プラットフォームを通じてご活用いただくことで、これまでは把握することができなかった各企業の顧客のオンライン、オフライン上の行動やペルソナを可視化することができるようになり、データに基づいた企業の意思決定を支援します。

　

　今後はRakuten AIとの連携により、分析結果の解析を支援するAIアシスタント機能の提供、マーケティング施策実行を支援する、楽天内外のマーケティングツールとのAPI連携機能の実装も予定しています。これらの機能により、顧客獲得のための広告配信や顧客生涯価値（LTV）向上のための顧客関係管理（CRM）施策、商品開発のための追加調査などの支援が可能となります。

　楽天は、AI化を意味する造語「AI-nization（エーアイナイゼーション）」をテーマに掲げ、さらなる成長に向けてビジネスのあらゆる面でAIの活用を推進する取り組みをしています。今後も豊富なデータと最先端のAI技術の活用を通じて、世界中の人々へ新たな価値創出を目指してまいります。

（注1）2024年4月より試験提供開始。2024年9月より本格提供。

（注2）2024年9月時点

■「Rakuten Analytics」概要

商品名：「Rakuten Analytics」

本格提供開始日： 2024年9月25日（水）

概要：楽天の統計データアセットを活用したマーケティング用分析プラットフォーム。企業のデータと連携することで顧客分析を可能にし、データに基づいた意思決定をサポートする。

利用料：有料

※記載されている会社名・製品名・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。

以 上