「戦争と人間」の本質に迫る思索の旅エッセイ 伊集院静『ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅』小学館より発売
27年前の「週刊ポスト」幻の連載がついに単行本化!
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『ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅』
著:伊集院静
定価:2200円(税込)
仕様:四六判・本文400ページ、カラー口絵16ページ
発売日:2023年9月13日(水)
小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09389132
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プーチンになくて、ナポレオンにあったものとは?
1815年地中海に浮かぶ流刑地エルバ島を脱出した稀代の英雄ナポレオンがサン・ジュアン湾に上陸して、再び天下を取るために都パリを目指し進軍した「ナポレオン街道」。伊集院静氏が実際に現地を訪れ、この道を辿り、ナポレオンの子孫の取材なども交えながら綴った、思索の旅エッセイ『ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅』が9月13日(水)小学館より発売になりました。
貧しいコルシカ島に生まれ、軍事の天才として頭角を現し、皇帝にまで上り詰めたナポレオン。法典を整備し、道路やルーヴル美術館、競馬の基礎を作るなど、数々の偉業を一代で成し遂げながらも、ワーテルローの戦いに敗れ、セント・ヘレナ島に流され、孤独な最期をとげています。
本書は、27年前に「週刊ポスト」(小学館)で連載していた「ナポレオン街道」(1996年7月26日号~1998年2月13日号)を加筆修正、単行本化したものです。
ロシアによる戦争で多勢の人が切ない時間を費やされている昨今。プーチンにはなくて、ナポレオンにあったものは一体何か。「皇帝・ナポレオン」の魅力とその一生を紐解き、「戦争と人間」の本質に迫る幻のエッセイが、取材時のカラー写真16ページとともに、いま甦ります。
<目次>※本書より一部抜粋
○ナポレオンは花が、美しいものが好き?
○塹壕で見たもの
○ナポレオンを悩ませた浪費癖
○英雄待望論
○ナポレオンとルーヴル美術館
○ナポレオンの禁欲主義
○ナポレオンは競馬の創始者?
○皇帝は伊達男だったのか?
○戦争のない国が太陽の下にあるか
【著者プロフィール】
伊集院静(いじゅういん・しずか)
1950年山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。「皐月」で作家デビュー。
その後『乳房』(講談社)で吉川英治文学新人賞、『受け月』(文藝春秋)で直木賞、『機関車先生』(講談社)で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』(講談社)で吉川英治文学賞、『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』(講談社)で司馬遼太郎賞受賞。2016年紫綬褒章受章。2021年野間出版文化賞受賞。小学館より、『美の旅人』『夢のゴルフコースへ』『旅だから出逢えた言葉』シリーズ、『なぎさホテル』、『旅行鞄のガラクタ』を出版、『大人の流儀』シリーズ(講談社)、『タダキ君、勉強してる?』(集英社)『大人への手順』(文藝春秋)など著作多数。
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