J.フロントリテイリングのコーポレートベンチャーキャピタル、超高齢社会の課題解決に取り組むトリニティ・テクノロジー株式会社に出資

株式会社　大丸松坂屋百貨店

2024年1月17日 09時00分

大丸松坂屋百貨店やパルコを傘下に持つＪ．フロントリテイリング株式会社（本社：東京都中央区、取締役兼代表執行役社長：好本達也、以下、当社）は、イグニション・ポイントベンチャーパートナーズ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：田代友樹）と共同で運営する「JFR MIRAI CREATORS Fund」を通じて、超高齢社会の課題解決に取り組むトリニティ・テクノロジー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：磨和寛、以下「トリニティ・テクノロジー」）に出資しました。

また、出資に伴いトリニティ・テクノロジーと当社のグループ企業で決済・金融事業を推進するＪＦＲカード株式会社（本社：大阪府高槻市、代表取締役社長：二之部守、以下「ＪＦＲカード」）は、業務提携契約を締結しました。

今回の出資および提携により、ＪＦＲカードはトリニティ・テクノロジーが提供する３つのサービス　（１）家族信託サービス「おやとこ」、（２）おひとり様生活支援サービス「おひさぽ」、（３）相続手続支援サービス「スマホde相続」のお客様へのご紹介を、2024年1月26日（金）より開始し、トリニティ・テクノロジーと共に、お客様のライフスタイルやライフステージに応じた、新たなサービスの開発を目指します。

出資・提携の背景

当社グループでは、グループビジョンに“くらしの「あたらしい幸せ」を発明する。”を掲げ、ステーク　ホルダーの皆さまのWell-Being-Lifeの実現を目指しています。

決済・金融事業を推進するＪＦＲカードは、日々のくらしにおいて、カード発行事業や加盟店事業を通じて、決済を軸にお客様とつながり、お客様の充実した将来のくらしを実現するため、⾦融サービスを提供しています。

「人×テクノロジーの力でずっと安心の世界をつくる」をミッションとして掲げる、トリニティ・テクノロジーは、認知症による資産凍結から親を守る家族信託の「おやとこ」を中心に、「認知症による資産凍結」という高齢化社会の課題解決に取り組んでいます。家族信託を全国に正しく普及させることで、資産凍結に悩む人をなくし日本の社会課題を解決することは、ステークホルダーの皆さまのWell-Being-Lifeの　　実現につながるものと考え、今回の出資に至りました。

今回の出資および提携により、トリニティ・テクノロジーと共に、お客様の生涯にわたるパートナーとして、お客様のニーズに合わせたデジタルとリアルのタッチポイントを柔軟に構築し、ライフスタイルやライフステージに応じた、新たなサービスの開発を目指します。

トリニティ・テクノロジー　磨和寛代表取締役　コメント

この度、J. フロントリテイリングさまにご出資いただけましたことは、日本の高齢化社会の課題解決に挑戦する当社の取り組みを評価いただけた結果と考えており、大変光栄に思います。

「家族信託」に関するコンサルティングとSaaSプロダクトを掛け合わせた日本唯一のサービス「おやとこ」、おひとりさま高齢者に財産管理や身元保証、死後事務のサービスを提供し、家族の代わりにずっと寄り添う「おひさぽ」という当社の２つのサービスを通じ、「認知症による資産凍結」にご不安を感じるすべての方に安心を届けるべく、これからもJ. フロントリテイリングさまとご一緒させていただけますことを楽しみにしております。