高齢期になってもNISAなどの投資や貯蓄に興味あり「ゆうゆうお金白書」を掲載
35年来の親友 室井滋さん、浅野ゆう子さんが表紙に登場 月刊誌『ゆうゆう 2024年1月号』12月1日(金)発売
株式会社主婦の友社は『ゆうゆう 2024年1月号』を12月1日に発売いたしました。新しい年をいいスタートできるよう、今号は「『お金』と『運』を引き寄せる」を大特集。PART1ではゲッターズ飯田さんによる開運指南をはじめ、風水・家想研究家の村上瑞祥さんの「わが家をパワースポットにする風水術」、島田秀平さんの「口ぐせ・考えぐせで『いいご縁』をつかむ」の「開運」企画を3連発。PART2の「得するお金の管理術」では、アンケートでわかったゆうゆう読者のお金白書、経済ジャーナリスト・荻原博子さんによる「24年お金予報」、フィナンシャルプランナー・井戸美枝さんによる「ゆうゆう世代のお金の使い方・貯め方・増やし方」を特集しています。
読者アンケートでわかった!日本経済や老後資金が不安だから「投資や貯蓄に興味あり」
55~75歳のゆうゆう読者に、家計や老後資金について、何に不安を感じているか、どんな不満を抱えているか、家計で工夫していることは何かについてアンケートを実施した「ゆうゆうお金白書」の一部をご紹介します。
■「2000万円でも足りない」
2019年に話題になった「老後2000万円問題」。老後にかかる介護費は増加しており、試算すると「2000万円では足りないかも」という不安の声が多く寄せられた。
「資産は田舎の持ち家だけで、売ってもたいしたお金にならない。夫の退職金は老後の医療費と介護用にとっておかないと。リフォームや旅行をする余裕がなく、イメージしていた老後と違う」(66 歳)
■「薬代が高い」
薬不足もニュースになった2023 年下半期。
「ポスト更年期がつらくて、ホルモン剤や漢方薬、サプリなどいろいろ試した結果、薬代が家計を圧迫。どれかに絞ろうと思う」(55 歳)、「薬局では安価なジェネリック薬をもらっている」(68 歳)という人も。
■格差老後社会を実感
1億皆中流だったのはひと昔前。今は日本でも所得格差が広がっているが、高齢者にもその傾向が。
「町内会の福祉担当をしています。同じ年金生活者でも、投資やパートをしてお金に困っていない人もいれば、食費をギリギリまで切り詰めているひとり暮らしのおばあさんも。どちらも家の見た目は立派なのに……」(60歳)
■健康第一の暮らし
健康維持=余計な出費がなくなるという声多数。「ウォーキングを続けて、医療費が減った」(66歳)、「体調が悪くなったらケチらず、早めに診察してもらう。放置して、入院や手術になったら高くつくので」(56歳)、「老後の心配をしすぎるとメンタルがやられる。健康でいれば何とかなる!」(58歳)
■NISA(投資)
2024年から始まる「新NISA」への期待も高い。小遣いの一部や少額をNISAに回し、少しずつ増やしている人が主流だ。
「老後資金を増やしたいので、投資に興味がある。株の値上がりを毎日チェックするのは大変なので、比較的安定していると聞いたNISAをやっている」(63歳)、「定期預金に預けっぱなし。金利が低いので投資に回したい」(70歳)
■60代でも貯蓄に励む
かつては、老後資金を貯めるのは現役世代まで、65歳からは貯金を取り崩しながら生活するという人が多かったが、「65 歳までは継続雇用、66歳からは週3のパート。働き続けることで、毎月貯金できているのが安心」(68歳)、「NPOのボランティアスタッフで月1万円もらえるので、それは自分の口座に貯めている」(71歳)という人も。
誌面では「数字で見るゆうゆう世代の家計」も掲載しています。お金の悩みがデータからも浮き上がりました。ぜひ誌面をご覧ください。
35年来の親友は何でも話せる大切な存在 室井滋さん、浅野ゆう子さん
表紙モデルを務めてくれたのは、ドラマでの共演をきっかけに仲よくなり、プライベートでも交流を重ねてきた室井滋さんと浅野ゆう子さんのお二人。そろって真っ白なコーディネートで登場です。さらには、出会いのエピソードからいい関係を保ちながら長く楽しくつき合い続ける秘訣まで、たっぷり語り合った“笑福対談”も必読です。
本格的な冬到来!新しい一年を気持ちよく迎えるための話題もいっぱい
・空気が澄む季節だからこそ美しい 冬の絶景に出合う旅/のかたあきこさん(旅ジャーナリスト)、丸々もとおさん(夜景評論家)
・もちもち肌になる冬のスキンケア/ 君島十和子さん(美容家、FTCクリエイティブディレクター)
・新ゆうゆうモデルの「きれいの事始め」 冬のお出かけスタイル、拝見!
・簡単なのに華やか!おもてなしにもぴったり! 年末年始のごちそうレシピ
・人生をよくする「やりたいことリスト100」/山岸洋一さん(コンサルタント)
・おりがみで作る「正月リース」/たかはしななさん(ペーパークラフト作家)
・「トイレで突然死」を防ぐためにするべきこと/池谷敏郎さん(医師、医学博士)
他、連載多数
編集長・坂上京子よりメッセージ
今回実施したゆうゆう世代(50代~70代)のお金に関する意識調査を通し、この世代のお金に関する冷静な視線と堅実さが浮き彫りになったように思います。値上がりラッシュで老後資金は2000万円でも不安と思う一方、NISAなどの投資は50%以上が実践。4割が少しずつでも毎月を貯金をしています。携帯を格安スマホにかえたり、パートなど少しでも働いて家計の不足分を補ったりなど、多くの人が年金生活にむけた備えを始めています。
また、ひと昔前は「節約こそ主婦の美徳」という風潮がありましたが、今のシニア世代は、我慢する節約よりも「健康こそ財産」という考えが主流。身の丈に合った暮らしをしつつ、心豊かに毎日を楽しみたい、そのためには健康が第一、という意識があります。お金の不安を抱えつつも、極端な節約ではなく、今あるお金をなるべく減らさずに、どうしたら暮らしを楽しめるのか? そんなところにゆうゆう読者の関心があるように思います。
50代から「私」が主役! 「ゆうゆう」2014年1月号
発売日:2023年12月1日
特別定価:930円
表紙:室井滋、浅野ゆう子
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