朝日新聞の記事と連載がダブル受賞 ファクトチェックアワード2026

個別部門の優秀賞と企画部門の特別賞に

株式会社朝日新聞社

 認定NPO法人ファクトチェック・イニシアティブが主催する「ファクトチェックアワード2026」で、朝日新聞の配信した記事とコンテンツがダブル受賞しました。

 個別部門の優秀賞に選ばれたのが、2026年2月の衆議院議員選挙期間中に、高市早苗首相が街頭演説で発言した「日本はこれからレアアースに困らない」という内容について検証した記事 高市首相「日本はこれからレアアースに困らない」→「ミスリード」  です。レアアース採掘の現在地と今後の見通しについて、複数の公的情報源を引用し、動画などもまじえて丁寧に説明し、発言がミスリードであることを指摘しました。

 有権者が正しい情報に基づいて選択できるよう、これまでの取材の蓄積を生かして素早く検証に取り組み、発言から2日後に配信されました。公共性の高さや、検証の即時性、説明のわかりやすさといった点が、高く評価されました。

 企画部門の特別賞に選ばれたのが、 連載「正義」の正体 「みる・きく・はなす」はいま です。国内の「スマホ農場」、生成AIによる大量投稿、インプレゾンビ、選挙を巡る不正確な言説など、SNS上の偽・誤情報や見せかけの反響がいかに作られ、拡散されるのかを多角的に明らかにした意欲作で、情報の受け手がSNSの数字の広がりを読み解く上で重要な注意喚起になった点が評価されました。

 この連載「『みる・きく・はなす』はいま」は、1987年5月3日、朝日新聞阪神支局が襲撃され、記者2人が殺傷された事件を原点に始まりました。暴力によって言葉を封じることは許されない。その思いを出発点に、記者たちが日常に潜む「自由な言論を阻むもの」を追い、「このままでよいのか」と問い続けてきました。

 自由に見て、聞いて、話す――。そんな当たり前のことが、いつの間にか難しくなってはいないか。そんな問いから、今年選んだテーマは「正義の正体」。誰しもが「我こそは『正義』」との思いを抱きがちですが、虚実が入り乱れるSNS時代の「正義」は、どこから生まれ、どう広がり、社会にどんな影響を与えているのか。正体を探った連載です。

■朝日新聞社のファクトチェックの取り組み

 朝日新聞社は、民主主義の基盤となる健全な言論空間を守ることを目的に、2016年10月、大手メディアとして初めて、ファクトチェックの検証活動を始めました。

 25年6月には、取り組みを強化し、ファクトチェック編集部を新設。公正性や透明性など、「国際ファクトチェックネットワーク(IFCN)」が定める五つの原則をもとに、判定基準を設定しました。不偏不党の立場から、客観的な証拠に基づいて、真実性、正確性を検証しています。また、言論空間を守り、リテラシーを高めるという観点から、偽情報や誤情報が広まる仕組みや背景の取材にも力を入れています。

  ファクトチェックの特集ページ:https://www.asahi.com/special/factcheck

■ファクトチェックアワード

 ファクトチェックの推進・普及に取り組んできた認定NPO法人ファクトチェック・イニシアティブが、社会的関心の高い事柄に関して人々を誤解させるおそれのある情報を検証し、正確な事実の共有に貢献した作品を顕彰しその社会的意義を広めるため、2023年に始まりました。今回は4回目の開催です。

  詳細ページ https://fij.info/awards2026-pre

 

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地5-3-2(東京本社)
電話番号
03-3545-0131
代表者名
角田克
上場
未上場
資本金
6億5000万円
設立
1879年01月